○第5話~グリーディア大迷宮②~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
ログインしたアキは今日もグリーディア大迷宮を進んでいた。
「…。お♪宝箱だ!」
アキは行き止まりの通路の先にある宝箱の元へと走って行った。
「…。この宝箱は金色だからそのまま開けてOKだね。」
アキは宝箱に手を掛けた。
因みに宝箱は木、銅、銀、金、白金、の五種類あり、木と銅の宝箱はモンスターであったり時々罠が仕掛けられている為開けるには注意が必要。
銀、金は罠が無いのが確定で、白金はダンジョンのボスモンスターを倒した時にだけ出てくるようになっている。
「ん?これはスキル・ブックかな?ラッキー!」
アキが開けた宝箱から出て来たのはとても古ぼけた一冊の本であった。
「えーっと…。これは『鑑定』のスキル・ブックね。」
◦アイテム名:スキル・ブック『鑑定』
◦等級:『希少級』
◦ランク:『C』
◦売値:10000G
◦詳細:EXスキル『鑑定』を取得出来るスキル・ブック。一度使うと無くなる。
EXスキル『解析』によるアイテム説明は以上である。
等級とはそのアイテムのレアリティーと強さ等を示す物で『一般級』、『特上級』、『希少級』、『特質級』、『伝説級』、『神話級』、『創世級』の七段階ある。
この中でもNPCの店で買えるのは精々『希少級』までとなっている。
ランクはE、D、C、B、A、S、EXの七段階あり、創作者や鍛治士等の生産職の作ったアイテムや採取したアイテム等に付く要するに出来栄えや状態のランクであり出来栄えが良いほどアイテムの効果が高いし武具なら攻撃力や防御力が高くなる。
そして素材にも適用されるこのランクは買い取り価格にも影響がでたりもする。
因みに店で売っているアイテム等は一律でランクがCとなっている。
さて、アイテムの説明も済んだし次はEXスキル『鑑定』の説明をしよう。
◦EXスキル:鑑定
『人物、物について解析よりも詳細に知ることが出来る。』
これは良さそうなスキルだ。
「うん。これは売らずに使っちゃおう。」
アキはスキル・ブックを開いた。
パアァァァァー!!
開いた本から青白い光が放たれた。
ピロン♪
『『アキ』は『EXスキル鑑定』を取得した!『EXスキル解析』と『EXスキル鑑定』が揃った事により『EXスキル解析鑑定』へと進化しました。』
「おや?スキルが進化したね。何々…。『人物のステータスやアイテムをより詳細に解析出来るスキル』と。ふむふむ擬態や偽装も看破可能となる…。へぇ。良いじゃない♪」
確認して分かった事だがEXスキル解析と鑑定は解析鑑定となった事で消失していた。
まぁ、これは消失と言うよりは統合され一つのスキルとなったと言うのが一番妥当だろうか。
「さて、更に先に進みますか。」
アキは楽しそうに鼻唄を歌いながらグリーディア大迷宮を更に先へと進んでいった。
スライムを蹴散らしゴブリンを退けアキはとうとう9Fまで辿り着いた。
「さて、今日は取りあえずここまでにしようかな。」
と、アキはこの階のセーフティー・ゾーンでテントを張りログアウトしたのであった。
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