○第47話~色欲のダンジョン~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
「よーやく復活だよー♪」
と、ニコニコしながらアキがギルドホームに姿を現した。
「お帰りアキちゃん。」
「お帰り~。」
と、ギルドメンバーが暖かくアキを迎え入れた。
「へぇ~。皆まだ新大陸に行かずに待ってくれてたんだ~。」
「そうだよ~。で、今は皆で行って無いダンジョンとか、プレーヤースダンジョンの攻略とかしてたんだよね。因みに今日は最近出来た『ラスティーア大宮殿』ってダンジョンを攻略する予定よ。」
と、アキがログイン出来なかった間の事をソフィアはアキに説明した。
「へぇ~。『ラスティーア大宮殿』かぁ。私もついて行って良いかな?」
「良いぜ。一緒に行くか?」
「一緒に行こー♪」
「良いね♪良いね♪」
と、トキヤ、ルーナ、シャルロッテも行く気満々のようである。
─ 因みにルーナ、ソフィア、シャルロッテ、トキヤ以外のメンバーは生産職を除きただ今外出中となっている。
「丁度良いしこのメンバーで『ラスティーア大宮殿』を攻略しちゃいましょう!!」
「「「「おーう♪」」」」
こうして5人で『ラスティーア大宮殿』の攻略に向かう事が決定した。
「『火球』!!」
「ギャウン!!」
アキの放った『火球』が小型の狼型のモンスター、『ウルブズ・パピー』を光の粒子に変えた。
「う~んカワイイ~♡」
「あぁー!もうっ!!『魅了』されてんじゃないわよっ!!」
バッシィィィーン!!
と、ソフィアはインベントリから取り出したアイテム『ハリセン』で『魅了』されてるシャルロッテの頭を叩いた。
このアイテム『ハリセン』は『精神魔法』の解禁に伴い実装されたアイテムである。
因みにアイテムの説明はこうである。
【『魅了』や『洗脳』に掛かった者を叩く事で異常状態を解除出来る。さあ皆さん叩きましょう!大阪名物ハリセンチョップ!!】
─ 何ともまぁふざけたアイテム説明だろう。
「!!あれっ?私何してたっけ??」
「あそこのキャッツ・フェアリーに『魅了』されてたのよ!ホラッさっさと片付けるよっ!!」
「はいぃっ!!」
ソフィアと共にシャルロッテも蜻蛉のような羽の生えた子猫、キャッツ・フェアリーに向かって行った。
「このダンジョン、何か可愛い子が多いなぁ~。やりにくいわぁ。」
「俺もそう思うよ。」
ルーナとトキヤは苦笑いを浮かべていた。
「ラスティーアがラストから取った名前なら、らしい感じだけどね。」
「??あぁ、ラスト…。色欲だから『魅了』とからしいもんねぇ。」
「でしょ?」
と、頷きあうアキとソフィア。
「もしそうならここは『色欲の魔王』の作ったダンジョンだと思うぜ。ワールド・アナウンスの流れた時期とここが出来た時期はほぼ同時期だからな。」
「へぇ~そうなんだ。」
アキはトキヤの予想に納得した。
「あ!最深部に着いたみたいよ!」
シャルロッテは前方の豪華な扉を指差した。
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