●第41話~最終イベント~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
イベント参加者達はそれぞれにモンスターを狩り、とうとう最終日の7日目を迎える事となった。
side風ノ宿り木
「さて、今日も元気にモンスターを狩るぞ!!」
トキヤは『う~ん』と伸びをしながらメンバーに声を掛けた。
「おーう!!」
「はーい!」
「わかったにゃ~♪」
「狩りだ狩りだ~♪」
等々楽しそうに皆が返事をした。
お決まりのようにトキヤ、ソフィア、リリィ、シャルロッテのパーティー。ミザリー、ユート、アルト、ルーナのパーティー。ニーナ、シシィ、レノンのパーティーに分かれてフィールドの探索を開始した。
「よし、結構狩れたし一旦拠点に戻るか。」
丁度昼頃になり、一旦狩りを終えたトキヤ達は拠点へと戻ることになった。
異変はその暫く後に起こった。
トキヤ達が拠点で昼食を取り終え、もう一狩りと拠点を出ようとしたその時!
ドゴオォォォォォォォォォォォーン!!
と、物凄い爆音と共に地面が揺れた。
「!?な、何が起きたんだっ!」
「うにゃにゃ~!!何だにゃ!!何だにゃ!!」
トキヤとアルトは目を白黒させていた。
「何なんや!!」
「何があったのっ?」
と、ルーナとソフィアも困惑していた。
「どーなってんだ?」
「何なんですかぁ?」
と、レノンとニーナは震えながら周囲をキョロキョロと見ていた。
「怖いよぉ~お姉ちゃん。」
「何なのよぉ~もう!!」
と、涙目で抱き合うリリィとシシィ。
「皆さんお怪我はありませんか?」
「してたら言って下さいね。」
は、ミザリーとシャルロッテ。
「俺は様子を見てくる!!」
と、ユートは拠点を飛びだしていった。
「グオォォォォォォォォォォー!!」
フィールド中央の草原で体長150mはあるであろう巨大な黒い竜が暴れ回っていた。
この竜の名前は『暗黒竜皇ファブニール』
SSランクのユニークボスモンスターである。
因みに特別討伐指定個体とユニークボスモンスターの違いは、ゲーム内…。つまりFWO内において1体しか居ないかそうではないかである。
例えば蛇神と言う種類のモンスターはFWO内に何体も存在するが、『暗黒竜皇ファブニール』と言うモンスターは1体しか存在しないのだ。
「おいおい…。ユニークボスモンスターかよ…。」
トキヤは乾いた笑みを浮かべていた。
「さて、ユニークボスモンスターを相手に皆はどう戦うのかな?お手並み拝見といこう。」
少し離れた空の上で神風はニヤリと笑っていた。
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