表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Free World Online ~自由な世界で~  作者: 西音寺 秋
第2章~新システムと第二回イベント~
55/153

○第39話~隠しダンジョン②~

お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)

side狩人の庵(かりゅうど  いおり)


レノ率いる『狩人の庵』は名前が示す通り『狩人』から派生する職業のメンバーが主に集まったギルドだ。故にこのギルドはこのイベントにおいて最終的に最も隠しダンジョンを発見、攻略したギルドとなるのである。


─ もっとも、勿論そんな事は今の彼らが知る由も無い事だが。



現在、狩人の庵メンバーはリーダーである『罠師(トラッパー)』のダークハイエルフのレノを先頭に『暗殺者(アサシン)』の上位悪魔(アークデーモン)のリリーナ、『探索者(シーカー)』の樹精霊(ドライアド)のリーフィア、『弓兵』のハイ・ヒューマンのグリンと共に洞窟型のダンジョンの攻略に勤しんでいた。


「リーダー。あの扉がボス部屋ですかねぇ?」


銀髪金目の上位悪魔の少女、リリーナが前方の扉を指差した。


「恐らくそうだろうな。」


レノはゴクリと息を飲んだ。


緊張した面持ちでレノが扉を開くと、そこには金色に輝くゴーレムが待ちかまえていた。


特別討伐指定個体(ネームド・モンスター)のゴールデンゴーレムの『ティタン』である。


ランクBのモンスターの中でもトップクラスに入るモンスターである。


「皆!気を引き締めて行くぞ!」


「「「おー!!」」」


レノの号令を合図に戦闘が始まった。



「『蔓草の縛り(ソーン・バインド)』!!」


「『蔓草の鞭(ソーン・ウィップ)』!!」


レノの操る(つる)がティタンの足や腕に絡みつき動きを阻害した所にリーフィアの樹木魔法の蔓が襲い掛かった。


「ゴオォォォォォォー!!!」


ティタンは雄叫びを上げながら蔓を引きちぎり襲い来る蔓を迎撃し、リーフィアに襲い掛かった。


「させるかっ!『スパイラルアロー』!!」


「『シャドウ・エッジ』!!」


グリンの矢がティタンの胴体を貫き、リリーナの闇色の光を纏う短剣がティタンに襲い掛かる。


「ゴオォォォォォォー!!!」


「キャアー!!」


振り回された腕に当たりリリーナが吹き飛ばされた。


「クソッ!!『シャドウ・スナップ』!!」


レノが投げたナイフが出の影に刺さるとティタンの動きが止まった。


「皆!今だっ!!一気にたたみかけるぞ!!」


「「「はい!!」」」


リーフィア、リリーナ、グリンは武器を構えた。


「『エクスプロージョン・アロー』!!」


「『蔓草の処刑(ソーン・パニッシュ)』!!」


グリンの放った爆発する矢とリーフィアの蔓ができるを襲う。


「『クラッシュ・エッジ』!!」


「とどめだっ!!『ダブル・スラッシュ』!!」


とどめとばかりにリリーナとレノの短剣がティタンを切り裂く。


「グオォォォォォォー!!」


ティタンは断末魔を上げながら光の粒子へと変わっていった。


「よし!討伐完了だ!!」


レノは清々しい笑みを浮かべていた。


「やりましたね♪」


「ふぅ…。何とか勝てましたねぇ。」


等々リーフィアやグリン達も満面の笑みを浮かべていた。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

m(_ _)m


感想、評価、いいね、ブックマークが執筆の励みになります。(´▽`)


どうかよろしくお願いします。m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 今回は狩人の庵の戦闘シーンでしたね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ