○第37話~ザコキャラさんこんにちわ~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
side風ノ宿り木
○●2日目の朝○●
目を覚ましたトキヤ達は今日の予定を立てていた。
「さて、風ノ宿り木の現在のポイントは12500Pだ。更に稼ぐ為に今日は何組かに分かれて行動しようと思う。メンバーは…。」
話し合いの末チームはトキヤ、ソフィア、リリィ、シャルロッテの森林探索組。ミザリー、ユート、アルト、ルーナの草原探索組。ニーナ、シシィ、レノンのバックアップ組の3組に分かれる事になった。
「それじゃあ、ニーナ、シシィ、レノン。留守番よろしくな!」
「「「はーい!!」」」
こうして、トキヤ達は2日目のモンスター狩りを開始した。
side森林探索組
「『ダブル・スラッシュ』!!」
「『スパイラル・アロー』!!」
ズパン!!
ドドドドドド!!!
「ピギャー!!!」
「ピギュー!!!」
トキヤの斬撃とソフィアの放った矢が何匹ものスライムを光の粒子へと変えた。
「…。何か今日は低ランクばかりだな。」
そうトキヤはポツリと呟いた。
「そうですねぇ。結構狩ってますがスライムくらいしかいませんねぇ…。」
「ザコキャラパーティー日和かな?」
と、リリィとシャルロッテは首を傾げていた。
「あ…。またスライム軍団。『アローレイン』!!」
ドガガガガガッ!!
矢の雨がスライムの大軍に降り注いだ。
side草原探索組
「『クインタプル・スラッシュ』!!」
「『レイニーショット』!!」
「『光矢』!!」
ユートの斬撃が、アルトの銃撃が、ミザリーの光魔法がゴブリンの大軍に降り注ぎ光の粒子に変えていく。
「うにゃ~!ザコばっかりだにゃ~。」
アルトは少しガッカリした表情で愛銃をクルクルと指で回していた。
「そうですね。今日はザコばっかりで思ったよりポイントが稼げませんね。」
「大物が出てくれると良いんだがな。」
「せやなぁ。」
と、アルトとミザリーに同意するユートとルーナ。
─ 後で分かった事だが、どうやら2日目はフィールド上には低ランクモンスターしか出てこなかったようで、2日目に入手出来たポイントは大半のギルドは低かったらしい。
さて、読者の皆様は今の話を聞いて引っ掛かった事は無いだろうか?
そう、大半と言う言葉である。
2日目のフィールド上には確かに低ランクモンスターしか出現してはいない。
さて、それでは一体高ランクモンスターは何処に居たと言うのだろうか?
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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