●第34話~狩って狩って狩りまくれ!~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
「ギルド対抗戦が開始されてから大体1時間が経過したぜ!そこでここらで現在のトップ10までのギルドを発表するぜ!」
大画面に映る神風がそう言うと見学スペースと拠点スペースにウィンドウが現れた。
「現在、10位は集う者達!120P!9位はストーム・メーカー!200P!8位は狩人の庵!230P!7位はスクイーズ!310P!6位は迷宮旅団!360P!5位は大東奇術団!430P!4位は風ノ宿り木!500P!3位は青空騎士団!560P!2位は魔女の帽子!620P!1位は陽だまりの丘!700Pだ!皆、頑張ってるみたいだな!」
神風の声に見学スペースのプレーヤーから歓声が上がった。
「さて、現在の上位10ギルドが発表された所で、現在の現場を中継するぜ!」
大画面に上空からと思われる広大な森に囲まれた草原が映された。
そして、ズームアップされ多数のプレーヤー達の姿が映りだした。
「『火球連弾』!」
ドドドドドドドドドドドド!!
銀髪碧眼のエルフの男魔導師が火球を杖から連射して狼型のモンスターを屠っていた。
「おっ!あれは『スクイーズ』の『レノ』さんだな。倒されたモンスターはランクBのモンスター『白銀狼』だ!ポイントは…。『ポイントの結晶石』の色が青色だから30ポイントだな。」
と、神風が説明を終えた所で少し遠方で
ドガァァァーン!
と、凄い爆音と共に土煙が上がった。
「おや?あっちでも戦闘が起きてるようだぜ!見に行ってみるとしよう。」
神風はそう言うとまたがっている青い水晶が柄の先に付いた箒を土煙の上がる方に向けるとそちらへと飛んで行った。
─ 神風の持っている箒は所謂マジックアイテムのような物で、魔女の箒のように空を飛ぶ事が出来るのだ。
「グオォォォォォォォォー!!」
土煙の先に居たのは雄叫びを上げる黒いドラゴンと、それを討伐しようとしているプレーヤー達だった。
「コルト!まりあにMPポーションを頼む!」
リーダーらしき青髪青眼のヒューマンの青年が真っ白な尻尾と耳を生やした獣人の少年に指示を飛ばしていた。
「OK!グレンさん。」
コルトと呼ばれた獣人の少年は魔導師系と思われる天使の女性にMPポーションを渡していた。
「…。これは『陽だまりの丘』のギルドメンバーによるレイドバトルだな!相手は特別討伐指定個体の黒竜の『ファフニール』!ランクAの大物だ!」
見学スペースから歓声が上がった。
それと同時にフィールドのあちこちで土煙が上がりだした。
「おやおや?どうやらボーナスタイムの始まりのようだ。フィールド上に特別討伐指定個体が何体も出現しているようだな。」
パッと見学スペースにいくつものウィンドウが出現し、強大な特別討伐指定個体とプレーヤー達による激しいバトルが映しだされるのであった。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
m(_ _)m
感想、評価、いいね、ブックマークが執筆の励みになります。(´▽`)
どうかよろしくお願いします。m(_ _)m