○第33話~募集~
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「さて、無事に1人メンバーが増えた訳だが…。まだまだメンバーが必要だと思うんだ。」
アキ達はトキヤの言葉に頷いた。
「そこで、スターデッドの広場の掲示板に募集の張り紙を貼ろうと思う!そこで募集要項を決めたい。何か要望があれば言って欲しい。」
と、アキ達にトキヤがそう宣言した。
「う~ん…。うちのギルドって回復職ってソフィアだけじゃん?だから『聖職者』系は必要じゃない?」
「…。新参者の私が言って良いのかはアレですが、『創作者』と『鍛冶士』系は必要かと…。人数が増えれば私だけでは対応しきれないでしょうから。」
は、アキとニーナ。
「う~ん…。遠距離タイプを増やすのに『魔導師』系か、『銃士』系はどうでしょう。」
と、ソフィアは提案した。
「バッファーおらんから『アイドル』系か『踊り子』系はどうなん?」
は、ルーナ。
「特にコレってのは無いけど『防御役』とか欲しいよね。」
と、答えるシャルロッテ。
「え~っと『聖職者』系に『鍛冶士』系『創作者』系と…。『魔導師』系に『銃士』系に『アイドル』系『踊り子』系…。『防御役』も欲しい…。っと。」
トキヤはサラサラとメモをとった。
「ねぇニーナ。自分で言っておいて何だけど『防御役』になる職ってどんな職があるのかな?」
「え~っと…。中級職なら『重騎士』とか『聖騎士』とかかな。上級職なら『重鎧騎士』や『聖堂騎士』とかだね。」
と、シャルロッテの問に答えるニーナ。
「あぁ…。確かにうちのギルド、バッファーいないから『アイドル』とか『踊り子』系は必要かも。」
「それはそうかも。」
「せやろ?」
と、アキやソフィアに自慢気な顔をするルーナ。
「よし!皆、他に意見は無いか?」
トキヤがそう聞くが、どうやら他の意見は無いらしかった。
「よし、じゃあ広場に貼ってくるぜ。」
トキヤはそう言うと紙を手にギルドを出て行った。
─ さて、何人の仲間が増えるだろう。
アキ達は期待に胸を膨らませていた。
その期待は裏切られる事無く風ノ宿り木には新メンバーが加わる事になる。
茶髪茶目のドワーフの男性、『鍛冶士』のレノン。
金髪青目のエルフの双子姉妹、『踊り子』のリリィと『アイドル』のシシィ。
真っ白なペルシャ猫のようなケット・シーの女性、『銃士』のアルト。
─ この4名は新参のプレーヤーだそうだ。
金髪緑目のハイ・ヒューマンの女性、『神官』のミザリー。
金髪緑目のハイ・ヒューマンの男性、『聖騎士』のユート。
─ この2人は姉弟で、それなりに有名なプレーヤーである。
この6名のメンバーが新たにギルドメンバーとして迎えられる事になるのであった。
こうして 新たに加わったメンバーと共に第2回イベントに向けて準備を始めたトキヤ達はイベント当日を迎えたのであった。
神風によるイベント開始の合図と共にトキヤ達が転送されたのはそれなりの広さを持つ洞窟の内部であった。
─ どうやらここが7日間のイベント中のトキヤ達『風ノ宿り木』の拠点となる場所のようだ。
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