○第23話~絶望に希望の光を~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
「とりあえず出て来たの鑑定しとくね。」
アキが解析鑑定してみると、最初の傲慢ノ邪神兵(影)以外に二種類、別のモンスターが居ることが分かった。
─ いや、正確にはスキル構成等が違うと言うべきだろう。
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◦名前:傲慢ノ邪神兵(影)Lv.7
◦種族:邪神ノ影Lv.7
◦職業:???Lv.???
◦レベル:70
◦HP:250/250
◦MP:210/210
◦状態:健康
○スキル
◦スキル
・上級槍術Lv.4・上級盾術Lv.4
◦EXスキル
・ ─
◦ユニークスキル
・邪神ノ影Lv.7
◦コモンスキル
・邪神兵(影)
○称号
・【邪神の眷属】・【邪神の先兵】
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◦名前:傲慢ノ邪神兵(影)Lv.7
◦種族:邪神ノ影Lv.7
◦職業:???Lv.???
◦レベル:70
◦HP:220/220
◦MP:320/320
◦状態:健康
○スキル
◦スキル
・上級杖術Lv.4・上級火魔法Lv.4・上級闇魔法Lv.4・上級水魔法Lv.4・上級風魔法Lv.4・上級付与魔法Lv.4・上級回復魔法Lv.4・上級状態回復魔法Lv.4
◦EXスキル
・─
◦ユニークスキル
・邪神ノ影Lv.7
◦コモンスキル
・邪神兵(影)
○称号
・【邪神の眷属】・【邪神の先兵】
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「みんなっ!!杖持ってる奴から優先して倒した方がいいよ!!回復系魔法を両方使える魔導師タイプだからほっといたらダメージ回復されちゃうよっ!!」
アキは大声そう叫んだ。
「了解!!」
「OK!!」
「まかせてやー!!」
「わかった!!」
トキヤ、ソフィア、ルーナ、シャルロッテはアドバイス通りに杖を持った傲慢ノ邪神兵(影)を集中的に狙い始めた。
勿論トキヤ達に混じりアキも集中的に魔法で吹き飛ばしたり杖で殴り倒ている。
「…。おい、俺達もまず杖持ちを片付けるぞ!」
「そうね!回復されちゃ困るものね!」
「賛成ー!」
「私達もやるよ!」
と、アキ達に続き他のプレーヤー達も攻撃を仕掛けだした。
しかし、減らしても減らしても傲慢ノ邪神(影)によって次々と追加されていく。
王宮騎士や宮廷魔導師、プレーヤー達の間に絶望感が漂い始めた頃、アキはあることに気が付いた。
「…。アレ?傲慢ノ邪神のHPとMPが妙に減ってない?」
「え?そうか??攻撃してるんだから減るのは当たり前だろ?」
「それはそうだけどねぇトキヤ…。HPが1988、MPが1059まで減ってるんだよねぇ。私達の攻撃に対して流石に減りすぎじゃない?」
アキはコテンと首を傾げた。
─ アキの指摘通り、確かに杖持ちを集中的に狙っている為に傲慢ノ邪神(影)に対してあまり攻撃が出来ていない。減りすぎと感じるのはあながち間違いではないのだ。
「あぁ…。確かに俺らの与えたダメージより減ってるかもな…。しかもMPもメチャクチャ減ってるな。何故だ??」
「ひょっとしたら傲慢ノ邪神兵を呼んだからっちゃうん?」
ルーナは何気なくそう言った。
「!!そっか!今湧き出てる彼奴らは傲慢ノ邪神の邪神兵召喚みたいなので召喚されてるのかも。しかも対価にMPだけじゃなくHPも必要なんじゃない?」
「なるほどな。もし予想通りなら何処かで打ち止めになるはずだ!」
「ならめげずに頑張ろう。」
「「「「おーう!!」」」」
アキ達はさらに猛攻を仕掛けだした。
─ 実際、アキ達の推測は当たっている。
開示出来なかった傲慢ノ邪神(影)のスキルの中に『コモンスキル:邪影召喚』と言うスキルがある。そのスキルはHPとMPを消費して眷属を召喚するスキルであり、続々と現れるモンスターはそのスキルによって現れているものなのだ…。故に攻撃を続ければいずれはスキルが発動出来なくなる訳である。
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