◐閑話~HAPPY NEW YEAR~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
今日は大晦日。いつもは比較的静かな大山邸がたいそうな賑わいをみせています。
「ただいまー!千秋、美冬♡」
大山邸の玄関には千秋と、黒髪のミディアムロングヘアに藍色の目の少女をぎゅっと抱きしめ頬ずりする藍色の目に黒いロングヘアーの30歳~40歳くらいの女性と、それを微笑みながら見守る黒髪黒目の30歳~40歳くらい男性がいた。
彼女の3歳下の妹の大山美冬と彼女の両親大山天音と大山盗矢だ。
千秋の母、天音は世界的に有名な手品師で普段は世界中を飛び回っているため家にほとんどいない。盗矢も会社の仕事で海外へ行く事も多く天音同様家にいない事が多い。
そのためこうして家族が顔を合わせるのは年に数回程度である。
「お帰りなさいお母さん、お父さん。」
「お帰りなさい♪」
美冬は嬉しそうに笑い、千秋は天音の熱烈な挨拶に辟易しながらにこやかに笑っていた。
─ どうやら家族仲はそんなに悪くはないようだ。
千秋が久々の家族団欒を家族とお喋りしたり、テレビを観ながらたのしんでいるとゴーン…。ゴーン…。と、鐘の音が聞こえてきた。
─ いつの間にか零時になっていたようだ。
「もう新年ね。予定通り初詣に行きましょうか。」
「うん。準備してくるね。」
「私も~!」
千秋と美冬はパタパタと部屋へと走って行った。
「これから出かけるから怜司車の用意を頼む。」
盗矢がそう言うと、執事の宮田怜司が
「かしこまりました。」
と、素早く部屋から出て行った。
その数分後、準備を終えた千秋達は神社へと行くために車に乗って家を後にした。
─ 新年明けましておめでとう御座います!
今年もいい年になりますように。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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