○閑話~四季のイベントとクリスマス~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
やってきましたクリスマス!!
FWOもクリスマス真っ盛り!各町の広場にはクリスマスツリーと生産職の人達により制作された雪像が展示され、クリスマス一色に染まった町は雪に覆われて銀世界になっています。
「クリスマスのイベントは何があるかと楽しみにしていたが、まさか特に何もないとはな。」
「無い訳じゃないでしょ?広場でサンタさんからプレゼントもらったじゃない。しかもログインでクリスマスケーキももらったでしょ?」
アキは少々不満そうなトキヤに呆れた様子だった。
「せやろ?」
「うん。」
「一応これもイベントじゃん。」
と、ルーナもソフィアもシャルロッテも頷いていた。
「俺としては何か戦うようなのもしたかったんだけどなぁ。」
「こーいうまったりしたのだってたまには良いでしょう?」
アキはクスリと笑った。
「トキヤ、戦いたいなら雪合戦でもする?」
と、ソフィアが冗談交じりにそう言うとトキヤは以外にも乗る気だったのか
「いいな、それ。気晴らしに良さそうだ。」
と悪戯っ子のような笑みを浮かべていた。
「私は雪合戦よりかまくら作りたいなぁ。ほら、現実じゃ作れないし。」
「西日本エリアならともかく私達の住んでいる地域じゃ無理だもんねぇ。」
アキの意見にソフィアは同意のようだ。
「なら両方やらへん?」
ルーナはポンと手を叩いた。
「「「「賛成ー!」」」」
こうして両方やる事に決まった。
こうして町の公園まで来たアキ達が最初に始めたのは雪合戦だ!因みに奇数なので個人戦である。
勝敗はともかくどう言う訳だか紅一点ならぬ黒一点のトキヤが集中して狙われ雪まみれと言うか雪だるまになっていた。
「俺ばかりひどい!」
と、トキヤは雪だるまから抜け出した後、いじけていた。
その後、皆で猫をモチーフにしたかまくらを作り上げその中で持ち寄ったおやつを食べたり談笑したりして楽しんだ。
─ サンタさん、今年も最高の友達と過ごす時間をありがとうございます。願わくはこの時間が少しでも長く続きますように。
日が暮れ行く空を見ながらアキは幸せなこの時間が長く続く事を願っていた。
「アキ、日が暮れたらライトアップされたクリスマスツリーを見に行こうよ。」
「今日の締めはそれだね。」
「いこいこ♪」
「いいなそれ。行こうぜ!」
「うん、見に行こうか。」
日が暮れた頃、アキ達はライトアップされたツリーや雪像を見に行くために広場へと向かうのであった。
メリークリスマス!!皆様もアキ達のように聖なる夜を大切な人達とお過ごし下さい!
西音寺 秋
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