○第107~八番目の不思議~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
ピロン♪
『EXクエストが発生しました。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
◦クエスト:八番目の不思議を調査せよ
◦ランク:EX
◦報酬:??? ???
◦場所:ヴァルディア学園内
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「う~ん…。どーする皆?」
「受けた方がいいよねぇ(多分)。」
「だよねぇ…。」
「そうは思うけど…。この類いって八番目の不思議を知ると良くないことがーっとかってあるんじゃ?」
「確かにな。」
等々アキの問いに答えるシャルロッテ達。
結論を言うと結局受けなければ話が進みそうになかったので、受けてみることになった。
受けることになったアキ達はまずは図書室から何か手掛かりが無いかと調べることにした。
「学校の古い記録はこの辺りにあったはずよ。」
元々七不思議の調査で図書室通いをしていたアキは目星い棚へとやってきた。
「かなりの量だな。」
「ええ。だから私もここを調べ切れていないのよね。」
─ その前に手掛かりが見つかったから。
と、アキは適当に選んだ本を取り出し調べ始めた。
「さ~て私らも調べよっか。」
「せやなぁ。」
と、ルーナとシャルロッテも本を手に取った。
「あ!『○年度卒業文集』だ。何か書いてあるかも。」
「ん?『ミス研調査集』?何かあるかなぁ?」
こうして思い思いの本を手に取り調査を開始した。
暫くして…。
「う~ん…。目星い記述はなかったね。」
「うん…。」
かなりの量を読み終えたアキ達はふぅっとため息をついた。
「まぁ、千秋と秋人が手伝ってほしいって言うくらいだから簡単な訳ないか。」
アキはう~んと身体を伸ばした。
「なぁ、提案があるんやけど…。ここ終わったら次はミス研の部室調べてみぃへん?」
皆がルーナの唐突な提案に理由が分からず首をかしげていた。
「ミス研の調査集、何冊が歯抜けになっとるんよ。」
「え?そうなの?」
─ 確認してみると始まりと思われる年からきちんと並べられているにも関わらず無くなっている年の物があったのだ。
「本当だ。こことここの資料集がない。」
「こーいうのって何かのフラグや手掛かりになってそうやろ?」
ルーナの言葉にメンバー全員が納得した。
「さてさて。歯抜けになっている分の冊子のバックナンバーが部室にあるといいんだけど…。」
こうしてアキ達はミス研の部室へと向かうのであった。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
m(_ _)m
感想、評価、いいね、ブックマークが執筆の励みになります。(´▽`)
どうかよろしくお願いします。m(_ _)m




