○第98話～帰らずの森のナイトメア～
お待たせしました！最新話投稿しました(≧▽≦)
sideソフィア
「わっ…。私だけまだ七不思議に出会ってないっ！！」
ソフィアはボフリと布団にダイブした。
「仲間はずれは嫌だし私も探さなきゃ。」
─ トキヤ曰く、七不思議で出会えるのは恐らく自分の職とある程度関連がある七不思議だけらしい。
だとしたら私の場合は②の『帰らずの森』がベストかな？
「七不思議の②『帰らずの森』…。かつて伝説の弓使いと言われた人物に倒されたモンスターが埋葬されていてその亡骸が夜な夜な森を徘徊しては森に入った者を襲う。だったわね。」
─ 今は丁度午後8時…。行くにはいい具合ね。
ソフィアは時計を確認すると帰らずの森へと向かった。
─ 『帰らずの森』正式名称は『ブルーマーレフォレスト』。東京ドーム4個分は軽く入るほどの広大な面積をもつ森で鬱蒼と茂る木々のせいで日中も薄暗く不気味な雰囲気を醸し出している。
「相変わらず不気味な所ね。」
ソフィアは恐る恐る森を進んだ。
暫く進んでいるとガザガザという音と共に紫のオーラを身に纏った黒い馬が現れた。
「何だろう？『鑑定』！」
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◦名前：ナイトメア
◦レベル：60
◦種族：悪夢ノ黒馬 ♀♂
◦職業：？？？ Lv.？？？
◦HP：6600/6600
◦MP：4500/4500
○スキル
◦スキル
・踏みつけLv.7・体当たりLv.8・暗視Lv.7・悪路走行Lv3・？？？・？？？・？？？・夢渡りLv.6
◦EXスキル
・？？？・？？？・夢喰らいLv.？？？
◦ユニークスキル
・？？？
◦コモンスキル
・？？？
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「うっそ～！！レイドボスに近いレベルじゃん！」
ソフィアは臨戦態勢に入った。
「ブルルルル…。ヒヒィィーン！！」
ソフィアに気づいたナイトメアは真っ黒な炎をソフィア目掛けて放った。
「うわぁー！！」
ソフィアは慌てて炎から逃れた。
「もーっ！！『アローレイン』！！」
ドドドドド！！
矢の雨がナイトメアに降り注ぐ。
「ヒヒィィィーン！！」
ナイトメアは矢の雨の中を駆け抜けるとソフィアへ体当たりを仕掛けた。
「！！ピッ『ピンポイントショット』！！」
ビュン！！
鋭い矢がナイトメアを射貫く。
「ヒヒィィィィィィーン！！」
矢を受けたナイトメアは激しく暴れ回っていた。
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