表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Free World Online ~自由な世界で~  作者: 西音寺 秋
第4章~不思議の鍵と新たな冒険~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

130/159

第96話~伝説の魔導師~

お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)

sideアキ


「う~…。ルーナもシャルロッテもトキヤも七不思議に出会えたのに私はまだ全然出会えない。」


アキは学園の庭でベンチに座り1人うなっていた。


─ 今までの傾向から間違いなく『図書室の黒いローブの人物』には会えそうなのに出会えない。


「七不思議の③『図書室の黒いローブの人物』。図書室に1冊だけ隠されている『古の賢者の秘本』を見つけた時、黒いローブの人物が現れ叡智(えいち)を授けてくれる…。だったっけ。」


アキはふう…。とため息をついた。


「いや…。黒いローブの人物が夜の図書室に現れて叡智を授けてくれる…。だっけ?何かこの七不思議だけ曖昧なんだよね。何でだろう??」


─ 何か理由があるのだろうか…。


「…。とりあえずまた『古の賢者の秘本』をさがしてみるかぁ~。」


アキはハァとまたため息をついた。

























図書室に籠もること数時間…。結局今日も『古の賢者の秘本』は見つからなかった。


「うぅ…。またかぁ。一体何処にあるんだろう。」


アキは図書室の机に突っ伏していた。


「う~ん…。今の所、時間指定が無いみたいだったから休みの日やお昼休みとか放課後に来てたけど…。今日辺り夜に来てみるかな?」


アキはう~んと身体を伸ばすと寮へと戻ることにした。




























そして夜が来て…。


「フフフ…。現実(リアル)の私ならまずこんな事はしないからワクワクするなぁ~♪」


アキはコッソリと忍び込んだ図書室で小さな灯りを片手に楽しそうに本を物色していた。


「…。ここの棚は終わったし、次は…。」


アキが次の棚をと目星を付けようとしたその時、ポウッと薄く光る場所が目に入った。


「?あそこは…。」


行ってみるとそこは行き止まりになっていて、どうやら光っているのはそこに張られているポスター…。いや、その下のようだった。


「…。まさかのロ●●ト団のカ●ノのおち?見張りはいないみたいだけど…。とりあえずポスターを剥がしてみよう。」


ていっ!と一気に剥がしたい所だけれど、ポスターを破って問題になっては困るので丁寧に剥がした。


するとそこには青白く光る魔方陣が刻まれていた。


「…。これは…。うん。特定の条件を満たした相手が触れると何か仕掛けが作動するやつだね。」


アキはうんうんと頷きながら魔方陣に触れた。


パァァァァァァ…。


カコン…。


目の前の壁にポッカリと人が1人くらい通れそうな穴が開き地下へと続く階段が現れた。


「よし、行くか。」


アキは鼻歌を歌いながら階段を降りていった。
































長い階段の先には豪奢な扉があった。


「うん、ここかな?」


アキが扉を開けるとその先には、光を放ちながら宙に浮く1冊の古びた本があった。


─ 恐らくこれが『古の賢者の秘本』だろう。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

m(_ _)m


感想、評価、いいね、ブックマークが執筆の励みになります。(´▽`)


どうかよろしくお願いします。m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
前回の話の続きじゃ無かったですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ