表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/94

友が仲間になりたそうに見ている。仲間にしますか?の選択が現れた俺

「ふふふ、僕の友は呂布(りょふ)になった……」

「いや、もう、ユウキも頑張れよ」

「僕のまわりに可愛い女の子なんていないんだ。見えている女子はすべて幻さ! そうさ、ファンタジーの生き物だ」


 目に見えて落ち込むユウキに俺はどう答えればいいのかわからない。すべてを呪う魔王にでも転生しそうな暗黒オーラをまとっている様に見える。そんな彼が急に顔をあげ、俺を見た。


「こうなったら、樹!」

「なんだ!」

「僕も、そのVの世界とやらに行くぞ!! 弟もゲームの世界で(こく)ったみたいだからな! さぁ、教えろ! その方法を!!」


 いや、弟さんはたぶん俺みたいなおかしな出会いではないだろうけれど……。だから、参考になんてならないだろう。まず、ユウキはさ――。


「ユウキよ、女の子になりたいのか?」

「いや、おかしい。どうしてそうなる」


 何処(どこ)からどう見てもユウキは、俺と違う世界の住人だからなぁ。正直、うらやましい。だけど、今は少しだけ、自分がこうだったことが良かったって思えるよ。

 あの日、マキちゃんに見られて驚いたし人生終わったと思ったのに、あれが俺と彼女の始まりだったから。

このお話にお付き合い、いただきありがとうございました。

また、たくさんの応援もありがとうございました。

また、次のお話でも出会えると願ってますヾ(*´▽`*)ノ

それでは、また!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ