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異世界革命  作者: パラダイス タイム
第1章 人員確保
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11 開拓計画議会

姉さんが開拓仲間になってから数日が経った


報告すべき主要メンバーを報告し終え後は農業や木こり、運搬や建築作業などの開拓の民間人を集めるのみとなった


皇帝陛下にシトリという女性を通じて報告をし開拓仲間全員を集めてもらい会議を行うこととなった


「、、、以上が1年間の計画となります。次に民間人を勧誘しようと思いますがその際にこの私ルイス・ヴァーミリオンと姉のミリア・ヴァーミリオン、後私の同級生で第7席卒業のミリン・ナーヴァと姉の同級生で首席のリオン・エーデルハイトの4人の十傑のネームバリューを使い勧誘するための公布をしようと思いますが何か意見等有ればお願いします」


ミリンに手が上がる


「親に何も言ってないので私の名前使うと最悪家に閉じ込められるのですけど」


しまった忘れていた

彼女は過保護の中育った箱入り娘なのだ


「十傑首席が2人いる時点でネームバリューはあるはずじゃがそれではいかんのかえ?」


独特な口調の職人、鋳物職人のソソギが尋ねる


「それに関してはネームバリューの他に未使用の十傑権限を担保として3つあると主張し何があっても損益に繋がらないと思わせるためにやはりミリアとミリンのネームバリューをお借りしたいと思っております実際何かあった時解決の最終手段として使うのは私の権限だけですが立て続けに起きても安心だと思わせた方が来ていただけると思いまして。」


ソソギが納得の意を示してくれた


「欲しい人材はおりますか?」


質実剛健な趣の職人。木材加工職人のウッディからでた


「まず農作物で食問題快活させますので農民の方、ミリンさんに仕えてもらい農業や酪農をしてもらいます。次にそれまでの繋ぎの食となる魚介類を取るために漁師の方が欲しいですね」



漁師関係は川に面してるとこは砂地で火山に近ければ近い海ほど岩に覆われた海底で潮の流れも早く大陸プレートの境目である海溝があるため深海の魚もお目にかかれそれをアピールすれば誰かしらきてくれると信じている


「あのぉ、し、職人が多く集められてますが革職人はお誘いしなくていいのですか?」


おどおどとした感じで組み立て職人のツミキが聞いてきた


組み立ての職人ってなんぞやってなってたがどうやら合板や宮大工のような釘を使わず木材を繋ぎ合わせる技術を専門とする職人だという


木材加工職人が木材を削る職人なら組み立て職人は木材を組み合わせ新しい材料に変える職人になるわけだ


もっとわかりやすく言えば木材加工職人は製品も作ることができるが組み立て職人にはそれができないそのため他の職人へ加工したものを納入してお金を稼いでいるわけだ



「誘えるなら誘いたいですが革製品使う予定今のところないですから後回しにする予定です。もし今のうちから来ていただいてもお金になる職人としての仕事は割振れませんし」


ツミキがおどおどとしたまま次に進んだ


「ねぇルイス広告は私が書いていいのよね?あんた絵下手でしょ。誰かに任す予定とかあった?」


「いえ元々姉上にお任せする予定でしたのでお願いいたします。原案できたら見せて下さい、細かい修正あるかもしれませんし」

...


その後予算案の議論ののち議会は終結した


そして1週間後に原案がそのまま採用され帝都の隅々に公布されたのであった



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