第1話 GAME OVER
初投稿です。少しずつ投下していきます。
評価してくれたら本気でやります(多分)
20○✕年3月10日午前7時9分
ピピピピピピピピピピ。
重い瞼を持ち上げ時計に視線を送り時間を確認する。
「時間は……。7時9分かまだ大丈夫だな。」
「7時9分!?!?やばい寝坊した!」
早着替え選手権を優勝する勢いで制服に着替え、家を破壊しそうな足音を鳴らしながら階段を駆け下りる。
僕の名前は神杉永夢。中学三年生だ。今日は待ちに待った入試当日。
いや別に待ってないけどな
「ママご飯!!」
「永夢おはよう。朝ごはんなら食べないのかと思って片付けたよ。」
「は!?わかったコンビニで買う!いってきます!」
「いってらっしゃい気をつけてねー」
家から飛び出しコンビニへ向かう。
「いらっしゃいませ〜」
「唐揚げ棒と肉まんひとつずつくださいっ!」
「267円になります」
「ありがとうございました〜」
高校に着いた。
「おはよ!おせーよ!勉強したか?」
話しかけてきたのは同じ高校を受ける坂本龍之介。唯一の友達と言っても過言ではない。
「おはよ〜。寝坊して勉強する暇もねぇw」
「がんばろーぜ」
「いえっさ」
席に着き時間を待つ。
先生らしき人物が出てきた。
「それではこれから高校入学者選抜試験を始める。」
カチッ。
突然脳裏にマッチング中の文字。なんだこれ。
ピカッ!
うっ。ドサッ。
どこだここ?草原に家々…。なんなんだこれは。
何とかして場所を特定しないと、、とりあえずこの辺探索してみないと何も変わらないか。
5分後。。
何 も な い。
あれなんだ?看板か?
んーと。英語か。読めるかな?
「Only the winner can survive.」
おんりーざうぃなーきゃんさばいぶ?
中三の力見せるしかないなこれ
えーと、、、
「勝者だけが生き残れる」か
勝者ってなんだ?人生の勝者か?
俺は彼女もいないしあんまり頭も良くないし友達も龍之介しか居ないようなもんだから敗北者か?
クソみたいな世の中だな!どこもかしこも!
シャン。
ん、なんだこれ。キ、キルログ?
だれかが死んだのか??
シャン、シャン、シャン、
どんどんキルログが流れていく。
これがホントなら殺し合いの勝者ってことか……?
バァァァン!
耳を破壊するような音だ。ドラマで聞く銃声に似ている。
やばいどうするんだ。撃たれる、殺される、やだ。まだ死にたくない!
とりあえず家の中に逃げよう。。
ガチャ。
ショットガンだ、万が一のために拾っておこう。
ドンドンドンドンドン。
足音!?
やばい逃げないと。早く逃げないと撃たれる!
2階の窓から飛び降りて山の上に向かって走った。
バァァン!
爆音と同時に背中に衝撃が来た。
「撃たれた…のか…?」
視界が一気に暗くなり体から力が抜けていく。
あぁ。高校生になれず。好きな女の子ともろくに話さずに人生終わるのか。
「今までお世話になった人、そして龍之介ありがとう。」
GAME OVER。
とりあえず1000文字ちょい書きました。初めては辛いよ。。