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作者: トム



明日を描く君の筆に

どんな色がついているの?

パレットには、なにも出てない

君の使う色を教えて

君の描く明日は

何色がいいかな?

君の描くいろは、とても鮮やかで

狂おしいほど光り輝いている

君は、明日にどんな希望を

描いてる

その絵に何色のぼくがいるのか

ぼくに聞かせて君の絵の話を


一緒に書こうと言う君の顔は

とても黄色のようだった

変な例えかもかもしれないけど

ぼくの中で君は、希望だから

明日を描く君の筆に

何色が付いているか、

ぼくは、まだ知りたくない

君の描いた絵を始めて見たとき

今の自分が何色なのか

わかるでしょ


君は最近鉛筆をつかうね

どうしてなのか聞いても

君は、答えてくれない

でもそこに描かれる

深みのある黒は

なぜか「大丈夫」

そう書いてあるように見えたんだ


君は、絵を描かなくなった

鉛筆や絵の具がなくなってしまったんだ

君は、明日を描けなくなった

ぼくは、涙が止まらなかった

ぼくには、君の人生なんて描けない

どんな色でもいい

描き続けて欲しい

絵の具がないならぼくが買ってくるから

鉛筆が折れたならぼくが削るから

君の描いたものを見続けたいんだ





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