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百十五話

 アルフィーの指示により、前線にいた者達は町の中に収容されて今は地べたに座って休養を取っている。


 戦いたいと思い志願した町の住民、義勇兵は休んでいる者に水や簡単な食事を配っていた。

 

 現在、戦場となっている南門は固く閉ざされ、アルフィーの指示で南門より前に魔法で壁を作り時間稼ぎをしていた。

 

 これでアルフィーの魔法による氷の壁と同じように、同士討ちがあれば、と考えていたがそうはならなかった。

 

 魔物は暴走魔法≪バーサーク≫に掛かっているにも関わらず、壁を破壊し尽くしていく。

 一撃で壁を壊され、新たな壁を作るが破壊する方が早くどんどん進行していく。

 

 同士討ちはないか。

 逃げる姿を見れば、流石にしないか。

 

 アルフィーは細い希望の糸に縋り、簡単に切れしまったことは残念に思うが気に留める暇はなかった。

 

「魔法隊。もう少しの辛抱だ、頑張ってくれ。弓隊、矢がなくなるまで撃て。前線の皆が休んでいる今、ここが前線だ。この戦いの勝利は私達に掛かっている」


「「「おおお!!!!」」」


 アルフィーの鼓舞で城壁の上にいる弓隊と魔法隊は雄叫びを上げ、より強く、早く動く。

 この状態が長く続かないことは、アルフィーは分かっている。

 

 しかし、今のアルフィーが出来ることはこれだけであり、一つの希望があった。


 

 

 

 

 その希望である万里は今、ジブと一緒に路地裏にいた。

 

「用件って何? 僕も少し休憩したいんだ」


 町に戻って早々、万里という名の少女に捕まった。

 話を聞けば、お願いがある、城壁の上にいるロリエルフからはOKを貰っている、と言われ渋々万里の後について来て、この路地裏まで来たのだ。

 

「お願いがあるんです。聞いてくれますか?」


「あっちじゃ駄目なんだよね? いいよ、聞かせて」


 ジブが指した方は皆が休養している場所であり、わざわざここに連れてくることは皆に聞かれたくない話、ということを理解していた。

 

「ありがとうございます。お願いというのは、先輩を助けてほしいんです」


「先輩?」


 そんな名には聞き覚えがなくジブは首を傾げ、万里はジブの仕草を見て言い直した。


「はい。名前は武刀と呼ばれています」


「あ~武刀ね。彼と君はどんな関係なの?」


「これです」


 そう言った万里は親指を突き出して見せた。

 しかし、それがジブには何を意味しているのか理解できなかった。

 

「何それ?」


「分からないならいいんです。それで、先輩を助けてほしいんです。先輩は今、ピンチに陥っていますから」


「ピンチ?」


 武刀がいなくなって四日。

 逃げた、とは考えていなかったがどこかで戦ってピンチになっているとは思わなかった。

 

「はい。炎、見ましたよね」


「うん」


 アルフィーの氷を溶かした炎。

 あれのお蔭で、今の地獄の惨状になっているといっても過言ではない。

 

「あの炎に先輩が襲われました。私では助けに行ける力はありません。だからお願いです。助けてください」


 万里は助けにいけない無力な自分が悔しい、と声を震わせて頭を下げた。

 頭を下げてジブに見えないよう、万里は可愛らしく小さく舌を出した。

 

 万里の仕草から分かるように今のは演技であり、言ったことも嘘である。

 

 彼女ならドラゴンとなったスピアの一人や二人、日中なら互角、夜なら簡単に片が着く。

 だが、万里にも考えがあってジブにお願いをしていた。

 

 鷲の魔物と戦っている時、森が燃えている方に影の狼を向かわせた。

 それにより、武刀を見つけることができた。

 

 しかし、助けなかった。

 まだ死なない、という自信や信頼をしていることや目的があるためだ。

 

 万里の演技に気づかないジブは、本当に悔しがっているんだと思い、助けたいと考え始めるが思いとどまった。

 

「ごめん。僕には出来ないんだ」


 ジブは横に首を振って謝った。

 万里のことを助けたかった。

 しかし、今のジブには強化魔術も使えず助けにいける力もなかった。

 

「身体の魔術が使えないんですよね。私も同じようになったことがあるんで分かります」


 断ることに罪悪感があるジブの事を気にせず、今のジブの問題を的確に万里は突いた。

 突かれたジブは鳩が豆鉄砲を食ったような、驚いた顔を浮かべた。

 

 万里には分かっていた。

 ジブが魔術を使えない事に。

 そもそも、こんなお願いをするのだ。

 解決策は既に用意している。

 

「えっと、どうして知ってるの?」


「私も言ったじゃないですか。先輩のこれだって」


 そう言って万里は親指を伸ばして見せた。

 今になってやっと、ジブは万里の仕草が自分と同じ境遇だということが分かった。

 

「君も人間じゃないの?」


「はい。といっても、私の外見は人外になっても変わらないんですけどね」


 万里は少し悲しげに言っている姿がジブは気になったが、万里の悲しげな表情はすぐになくなった。

 

「私の人外の能力なんですが、血をほんの少しだけ操れます。それで内側から魔術回路の状態を良くできます。だから、先輩を助けてください」


 万里は再び頭を下げ、ジブにお願いした。

 謝る時罪悪感を感じたジブは、今の願いを断る理由はなかった。

 

「分かった。助けるよ」


「ありがとうございます」


 万里は感激、とでも言いたげにお礼を言って顔を上げたが表情が、声がすぐに変わった。

 

「なら、目を瞑ってください。少し痛いので」


「う、うん」


 さっきとのギャップに異変を感じたジブだったが、万里の本気の表情から言い出すことができず目を瞑った。

 

 ジブが目を閉じたのを見て、万里が目を閉じて魔術回路を起動して内に封じるものを呼び起こした。

 

 目を開けると、さっきまで女子中学生の制服から胸元が開いた足首が隠れるぐらいの黒いドレスに変わった。

 まだ中学生ということもありそっちの方面はまだ成長しておらず、少し残念な結果であった。

 

 長い金髪碧眼は変わっていないが、肌は不自然なほど白く病人のようだ。

 加えて、口が開くと上唇から二本の鋭い歯がほんのわずかに姿を見せた。

 

 万里は本来の自分となってジブの元まで歩き、右の首元に顔を寄せた。

 

「いきますよ。痛いですよ」

 

 噛む合図を伝えるが噛みはせず、匂いを嗅ぐ。

 

 戦場だからほんの少し土と血、汗臭い。

 これが先輩の匂いだったら興奮するのにな。

 あとで噛ませてもらおう。

 

 勝手に予定を組み、万里はジブの首元を噛んだ。

 

「くぅ……」

 

 その痛みは注射されたようで、耐えられるほどの痛みであった。

 ジブは少し血が吸い取られるような、頭がクラクラする感覚を味わいながらも身体の内側が熱くなるように感じた。

 

「終わりましたよ」


 首元から顔を離した万里は、舌で歯に付いた血を舐める。

 

「美味しい。さっきのはゲテモノみたいな味だったな」


 万里はジブと血と鷲の魔物の血を比較した。

 

「これで身体にある魔術が使えると思いますよ。先輩に魔術を勝手に刻まれたので、今は最適化しようと魔術を変えている最中だったんです。だから、内側からあなたの血を使って無理矢理やりました。白さんと同じドラゴンなので、多分大丈夫だと思いますが」


 万里が説明するが、ジブは身体の魔術回路が熱くなり、耐えるようにしゃがんで両腕を掴んでいた。

 

 魔術回路の材料は血であり、それを内側からジブの血を操作して完成させるという荒業を万里は成し遂げた。

 それもこれも全て、万里の野望、武刀に最大の貸しを作るためであった。

 

 

 

 

 

 武刀という少年は、人の女性に興奮、又は好きになることはない。

 人の女性に対し、良い人だな、と思う反面彼氏彼女の関係になることは絶対にない。

 

 そのためか、彼の頭の中は少しおかしい。

 彼は人ではない存在、人外が大好きでありそれは一人には向けられず全種族に対して向けている。

 

 それにより彼は一人の人外の女性が好きになっても、違う人外の女性を好きになる、所謂浮気を良くするクソ野郎でもある。

 

 そんなクソ野郎だが好いてる女性が数多くいて、一つの家には入りきれないほどのだ。

 それにより人外の女性達は家々で違うグループが出来ているが、武刀は一人しかおらず同時多くそれほど多くの女性を構う事が出来ない。

 

 そのため、女性達は蹴り落とす。

 自分だけを見てもらうために。

 

 

 

 

 

 万里の願いをジブが引き受けてくれたことで、万里は一安心した。

 

 これで次のステップを踏める、と。

 

 そして当の本人のジブは、まだ魔術回路が馴染めていないのか両腕を掴んでしゃがんでいた。

 

 本来はこういった事は起きないが、万里が無理矢理魔術回路を作り上げたことで、魔術回路が熱くなっている。

 

「大丈夫ですか?」


「うん、なんとか」


 少し熱が収まったのか、ジブは掴んでいた両腕を離してゆっくりと立ち上がる。

 まだ熱がこもっているからなのか、立ち上がる際にふらつきがあった。

 

 ジブは立ちあがると、両手をグーパーと開いたり閉じたりを繰り返す。

 

「大丈夫。魔術は使える」


「そうですか、それは良かった」


 さっきの動作は魔術の確認だったようで、魔術が起動できることを知って万里は少し安心した。

 

「今から先輩を救いましょう。私は外にいる魔物を任せてください。あなたは先輩の所に」


「分かったけど、大丈夫なの? 外にはかなりの量の魔物がいるよ」


 ジブは、万里がそれほど戦えない、と思い心配して尋ねた。

 それはジブに助けを願ったからこそ、そう思ったであった。

 

「大丈夫です。あの程度ならなんとか私でも出来ます」


「そう……」


 なら武刀を助けに行けるんじゃないの? とジブは思いはしたが口に出さなかった。

 

「では行きましょう」


「その前に、名前を教えてもらってもいい?」


「私のですか? 私は万里と言います」


「そう万里ちゃんか。僕はジブって言うんだ。よろしくね」


 ジブが右手を差し出すと、万里も答えるように右手を出して手を握り合った。

 

「よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 周りに敵(女性)が多い場合、武刀を独占するにはいくつかの技がある。

 

 一つが不意打ち。

 これは皆が気づかなければ良いのだが、絶対に気づかれる。

 気づかれた場合、自分の番が回ってくる日が遠くなる。

 

 次に武刀自身から来る事。

 これは自分は何もしていないため何も言われないが、武刀が集中攻撃を受けるため問題はない。

 

 最後に貸しである。

 これは武刀に恩を売ることで、後々に問い詰めれば二人っきりの約束をしてくれる。

 又、貸しの重さ、大きさといえば、かなりの恩を売ることができれば長期間二人っきりになることが出来る。

 

 

 

 

 

 普通に助けるんじゃ駄目。

 それはただ恩を売るだけ。

 恩を最大限に売るためにはどうすれば……。

 

 万里は鷲の魔物と戦っている最中、そんなことを考えていた。

 武刀が戦っている姿を見た。

 

 武器がない状態で、なんとか堪えている印象だ。

 この時に助け、武器を渡せば恩が売れる。

 しかしそれだけじゃ駄目。

 

 その時だ。

 ジブを見たのだ。

 一目で、元は人外だと見抜いた。

 

 また、他所で女を作ってる。

 これはお仕置き決定ね。

 

 万里は新しくできた女、ジブの戦いぶりを観戦する。

 

 魔術を使ってない?

 普通なら使うはずだけど、使わないのかな?

 いや、使えないのかも。

 

 そう考えると納得ができる。

 けど、魔術が使えなければ化け物の私達もただの女性。

 なのに、戦っている理由はここを守りたいということなの?

 

 私の力を使って、両方を助けることにしよう。

 

 

 

 

 

「準備は完了です。門を開けてください」


 万里はジブと横に並び、南門の前に立つ。

 

「無茶だ! あの数だぞ!? 二人でどうこう出来るわけがない」


 二人だけで突入することに、周りで休んでいた冒険者達は止めた。


「二人? 違いますよ。私一人です」


 周りで必死に止めている冒険者の気持ちを知らず、万里は淡々と答えた。

 一人だけで戦うことを知った冒険者達は、より強く止めた。

 

「それなら尚更だ! あの魔物共は戦ってみたが普通とは違う。なんかこう、恐れないんだ」


「ええ、分かりますよ。十分なほどに」


 万里も恐怖を知らない相手と戦った経験があった。

 あの戦いは今よりも地獄だった、という思い出がある。

 そのためだろうか、この戦場では恐怖をあまり感じないのは。

 

「なら……」


「大丈夫ですよ。私、強いですから。それに、私一人で戦いはしますけど、手伝ってもらいますか」


 万里の足元の影がトプトプと液体となり、そこから真っ黒の、影の騎士や兵士が出てくる。

 

 影の範囲は広がり、万里を中心に兵士の軍団が現れて万里を止めていた冒険者達が邪魔にならないように後ずさる。

 

「門を開けろ」


 その声は城壁の上にいるアルフィーからだった。

 

「現状、このままでは全滅だ。なら、賭けにでるしかないだろう」


 止めようとした冒険者達だが、アルフィーの言葉を聞いて地面に置いた、立て掛けた武器を持ち上げる。

 

「やってやる!!」


「殲滅してやらああ!!」


「蹂躙してやるうううう!!」


 やる気になった冒険者達は武器を振り上げ、咆哮をあげた。

 

「開門!!」


 アルフィーの一声で、閉ざされた門にある閂が外されると閉じていた扉は開いた。

 

「ジブさん。私は攻めますので、頃合いを見て抜けてだし、先輩を助けてください」


「うん、分かった」


 ジブは武刀を守るため頷き、万里は武刀に貸しを作るため万里を利用する。

 しかし、万里は少なからずジブの事を信頼していた。

 

 

 

 

 

 南門の閂を外され、閉ざされた南門が開いた。

 門が開くと、今まで城壁の上にいる魔法隊が外に魔法で作りづけた最後の壁が壊されるのが見えた。

 

 最後の砦である魔法で作られらた壁が破壊され、暴走魔法≪バーサーク≫により凶暴になった魔物達が町の中に入りこもうとした。

 

 だが、それを阻む存在がいた。

 万里の影が南門の手前辺りまで広がり、そこから人一人隠すほどの大きな盾を持った、黒い影の騎士が横一列に現れた。

 

 魔物達はそんなこと気にせず、ただ本能の赴くままに襲い掛かった。

 赤いリザードマン、オーガの拳による殴打を盾で受けながし、右手で持つ槍で突く。

 

 一対一ならなんとかなったかもしれないが、魔物の方が数が多く、複数による攻撃で盾を持った騎士は仰け反らせ、身体が隙だらけとなる。

 

 そのがら空きの身体に魔物達が腕を突き出し、影の騎士の身体に何本もの魔物の腕が突き刺さり、力なく身体が垂れて動かなくなった。

 

 しかし、動かなくなった身体はすぐに、壊れたロボットのように動き出し、右手に持つ剣を逆手に変えてリザードマンの身体に突き刺した。

 

 それでも、暴走魔法≪バーサーク≫によって変えられた魔物は動きを止めず、突き刺した剣を抜き、何度も突いては抜きを動かなくなるまで繰り返した。

 

 死ぬまで止まらない魔物達と死なない影の軍団。

 化け物達の戦争が始まった。

 

 

 

 

 

 影の軍団は一言で表現するならば、西洋の兵士であった。

 最前線には重装歩兵が持った盾で防ぎつつジリジリ迫り、盾の隙間からは長槍歩兵による槍が突き出される。

 

 重装歩兵で足止めれば後方にいる弓兵が矢を放ち、魔物達は針鼠となり、さらに騎兵によって戦場がぐちゃぐちゃにかき乱されていく。

 

「……なんだよ。これ」


 それはジブや万里と同じように、戦うために一緒に南門から出た冒険者達、衛兵達の心の声が口からでてしまった。

 

 今まで地獄だった戦場は、たった一人の少女が参加しただけ様変わりした。

 そのためか、思わず出てしまった言葉には動揺にほんの少し、恐怖が混じっていた。

 

 影の軍団は死なず倒れず、魔物達は戦い続けるが生傷が絶えない。

 それでも魔物達は戦い続けるが、いずれ息絶え横たわる。

 

 死んだ魔物に万里の影は伸び、身体を侵食する。

 完全に身体を支配すると、全身に廻った影が形を変えて騎士となった。

 

 新しく生まれ変わった影の騎士は、魔物達に襲い掛かる。

 それが昔の同胞だったとしても、今は意思なく戦い続けた。

 

 影を生み出す万里は、日傘をさして影の軍団の後ろで観察するだけだった。

 さらに後ろでは町の冒険者達や衛兵達が戦いには参加せず、ただ見る事しかできなかった。

 

 その中にはジブの姿がなかった。

 

 

 

 

 

 ジブは炎が通った道を走っていた。

 魔術が使えるようになったことで強化魔術が使え、さっきまで魔術が使わなかったためか身体が動く気がした。

 

 ジブは武刀を助けるため動いていた。

 それに、炎がアルフィーの魔法による氷を溶かした時に、身体にざわめいた感覚があった。

 

 あの感覚を知るために。

 

 森の中を走るには、でこぼことした段差や木が邪魔で走りづらいものがあるが、炎が通った道は森が燃えてしまったこともあり、森を走るよりかは楽だった。

 

 気が遠くなるほど走り続けると、それはいた。

 黒い竜が。

 一目見て分かった。

 あれは僕にそっくりだ、と。

 

 黒い竜は武刀と向かい合い、ブレスを吐こうとしているのが見えた。

 

 やらせるわけにはいかない!!

 

 ジブの身体にある魔術回路が起動する。

 人の姿をしていたジブは身体がほんのり黒く鱗が見えると、急激に身体が膨れ上がりドラゴンの姿に変わる。

 

 四つの手足で立ったジブは、武刀を襲おうとする黒い竜に飛び掛かった。

 

 後書き

 小指を伸ばすのは彼女、親指は彼氏、だそうです。元々は手話から来たとか。ジブは全然勘違いしていますが。

次回の投稿は水曜になります。

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