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百十三話

昨日投稿しているので、もし見ていなければそちらの方を先にどうぞ

「やらせるかよ!! 馬鹿が!!」


 その声がしたのはスピアよりも上からだった。

 ストリアはその声に聞き馴染みがあり、声のした方へと顔を向けると武刀がいた。

 

「良かった、生きてて」


 死んだと思っていた武刀が生きていてたことで、ストリアは安堵した。

 

「まだ生きていたか。しぶとい!」

 

 スピアは声のした方、頭上に顔を向けていると丁度武刀が目の前から降りている所だった。

 

 高い所から落下する武刀は丁度スピアの頭上に位置し、右足を上げながら落下していた。

 

 このまま蹴り落とす!!

 

 しかし、スピアが顔を上げたことで予想していたより早くぶつかりそうで、武刀はスピアの動きに合わせて瞬風が起動して右足を振り下した。

 

 グリーブにある魔術、瞬風を起動させる右踵に空気を圧縮させ、右踵がスピアの眉間を捉えた。

 

 直撃した瞬間に圧縮した空気を解き放つことで、普通ではありえない衝撃を起こし、突然の風の衝撃が頭上から襲われ、スピアは身体を制御できずきりもみしながら急降下する。

 

 スピアは頭から地上に激突し、踵落としをした武刀は瞬風で足場を作ってスピアを見下していた。

 

「貴様ァァァァァッ!!」


 地面に埋まった頭を起こし、未だに空に浮かんでいる武刀に吠えた。

 

「生きていたか」


 スピアは吠えたことで、一度爆発させたこで冷静になった。


「当り前だ。あれぐらいで死にはしない」


「どうやって助かった。あの状況で」


 武刀は炎に包まれた中、無事生きて見せた。

 それがスピアには理解できなかった。

 

「あれは本当にやばかったよ」


 武刀はストリアを見つけると、跳んでストリアの近く辺りを狙って落下する。

 高所からの落下のため徐々に速度が速くなり、このままでは落下すれば死ぬが、着地する寸前に瞬風で衝撃を殺そうとしたが、何故か中途半端に殺してしまいなんとか着地した。

 

「ただ、水蒸気のおかげでなんとかなった」


「水蒸気? まさかあれのおかげで助かったというのか?」


「そうだよ」


 武刀はストリアの右前に立ち、振り向いてスピアの方を見た。

 

「ただ、水蒸気が熱いとは思わなかったけどな。熱い、とかいう問題じゃない気もするが」


 よく見れば、武刀の肌にはやけどが幾つもあった。

 長く居続ければかなりの重症のやけどだったかもしれないが、瞬風による移動で水蒸気の中にいたのは一瞬だったため、武刀はそれほど深手を負うことはなかった。

 

 水蒸気の量が多く、それはスピアの姿を隠した。

 お蔭でスピアから瞬風で武刀が上空に跳び上がったことに気づかなかった。

 

「ただ、一つの賭けだったよ。成功しなければ炎で燃えて死ぬし、成功して水蒸気の中に入っても炎の範囲であれば死ぬ。死ぬ可能性が高かったさ。それでも」


 武刀は左手を横に伸ばし、ストリアを守るように見せる。

 

「俺は守らないといけないんだ。だから、死ぬ可能性が高くたって絶対に生きてやる!


 ストリアの方を一瞥すると目が合い、軽く頷いてからスピアの方を向いた。

 

「守りたいもの、か。なら、もう一度守ってみせろ」


 スピアは武刀の言葉を聞いて馬鹿にするように笑い、さっきと同じように火炎を吐こうとした。

 だが、武刀は不気味な笑みを浮かべるだけで何もしなかった。

 

 いや、そもそも何もできないからこそ笑うことしか出来なかった。

 

 それがスピアにとっては不気味で、火炎を吐くのを一旦やめた。

 

「何故笑う!」


 ん? 何か知らんがこの状況から生き残れるかも。

 ならあとは、口八丁手八丁でなんとかしてみせる。


「お前が馬鹿みたいだからさ」


「なんだと!!」


「どうして俺がわざわざここまで逃げたと思う?」


 こういう時、大事なのは相手に思わせる事。

 曖昧な表現で、相手が勝手に考えて自爆させる事。

 

「まさか。ここに何か仕掛けているとでも!」


「当り前だ。思い出してみろよ、俺とお前が初めて戦った時のことを。お前を倒した術は相手の身体に点を打ち込んで陣を作り、その中心を突くことで破壊、封印するもの。あれも下準備を込めただろ?」


 勝手に自爆したら、あとはそれに乗っかるだけ。

 まあ、コイツは自分から喋ってくる分、言葉から推測して考えなくていいから楽だけど。

 

「貴様!!」


 何かを察したスピアは翼をはためかせ、後方に下がる。

 

「ふっ、今更気づいたか」


 何を気づいたんだろう。

 まあいいや。

 

 武刀はストリアの方に顔を向けた。

 

「来い」


 ストリアは武刀の一言に頷くとストリアは武刀の左腕に触れ、そこから武刀の身体の纏わって服の中に侵入して身体を覆う。

 

 これで準備は完了。

 

「そんなに離れるか。だがなァ! まだ射程距離なんだよぉぉぉぉ!」


 武刀は右腕を大きく振り上げ、吠えながら振り下した。

 

 スピアは武刀の大きな動きに、大きな仕掛けがあると勘違いしてさらに後ろに下がった。

 

「吹き飛べぇぇぇ」


 強化魔術を発動して後ろに全力で逃げ出した。

 ついでに、瞬風も使って逃げ出そうとしたが瞬風が発動しない。

 

 着地の時に壊れたか。

 

 高所から着地する際、落下する衝撃を殺すため瞬風を使ったが完全に殺し切ることはできなかった。

 

 その時だろう。

 まあい。今は少しでも距離を稼ぐ。

 

 

 

 

 スピアの炎によって土は真っ黒に、木は炭となった。

 そのため、逃げる武刀を見つけるのは容易だった。


「騙しやがって」


 スピアは逃げる武刀を見て、即座に騙されたと気が付いた。

 空を飛ぶスピアは障害物はないが、武刀には障害物があって逃げる時に邪魔になり、速度に関しては明らかにスピアの方が速かった。

 

 又、逃げる際の遮蔽物もスピアが吐いた炎で炭となり、森は燃えて地面を隠す葉も燃えてしまった。

 

「これからどうするの、武刀」


「ジブの所に行く。ジブなら倒せると思うからな」


 強化魔術を使う武刀だが、それは一つの付け焼刃のようなものであればマシ、と言えるレベルだった。

 

 瞬風も使えない、強化魔術も一つしかない、そんな状況で逃げ切るのは至難の業だ。

 それに加えてスピアは空を飛び、空からの視界を隠すものは何にもない。

 

 倒すことは不可能で、逆にこちらがころされるかもしれない。

 しかし、それでも武刀はまだ諦めていなかった。

 

 そんな武刀の心を折りに来たのか、武刀に降り注いでいた太陽の光を遮られ、周りの地面に巨大な影が写された。

 

 その形はドラゴンの形をしていた。

 

「まさか!」


 武刀はハッと驚いた顔をし、空を見上げた。

 そこにいたのはスピアだった。

 スピアは武刀の速度に合わせたまま、こちらを三つ首で見下していた。

 

「やば!」


 武刀はスピアに追われたことに気づき方向転換しようとすると、その前に目の前にスピアが降り立った。

 

 移動する先を遮られ、武刀は移動することができなくなった。

 退路もスピアの移動速度なら、あっさりと断つことは予想できる。

 

「もう終わりだ」


 あ、やばい。本当に終わりかも。

 

 スピアの最終勧告に、武刀は本気で死ぬかもしれないことを考え始めた。

 

 使えるのは炎撃だけとなり、スピアのブレスと相殺しようにも十秒も持ちそうにない。

 強化魔術もたった一つだけ、これでどうにかするのは不可能だ。

 

 どうする? 考えろ、考えろ。

 

「死ね」


 武刀は必死に考えるが、選択肢が少なすぎて何も案が浮かばなかった。

 スピアは息を大きく吸い込み、武刀は左手をスピアの方に向けた。

 

 やることは時間稼ぎ。

 時間稼ぎしかできない。

 

 十秒、いや五秒も持たないかもしれない。

 それでも、武刀はストリアを守るため、アルフィーの黒いエルフを一緒に探すという約束を守るため、生きなくてはならない。

 

 武刀が覚悟を決めたと同時だった。

 背後から翼をはためかせる音が聞こえたと認識した時には、それがスピアにぶつかった。

 

 それはスピアよりかは小さい黒竜だった。

 スピアと違って一つの首に一対の翼。

 しかし、武刀はそれに見覚えがあった。

 そもそも、この世界でドラゴンの知り合いは一人しかいない。

 

「ジブか!?」


「そう」


 ジブは火炎を吐こうとしたスピアを地面に倒すと、短く答えた。

 

「どうしてここに! そっちのほうはいいのか!」


 スピアと戦う前に、武刀は魔物の大群と戦っていた。

 しかし、それを全滅する前にスピアが現れ、魔物の大群の町の方に向かった。

 

 町を守るのは、アルフィーとジブ、町の冒険者や衛兵だとアルフィーか事前にいなくなる前に聞いていた。


「うん、町の方は大丈夫。凄く強い人が来たから」


「強い人?」


 ジブの言う強い人に首を傾げていると、右手をふわふわした毛がくすぐった。

 武刀はふわふわとした毛の感触がした右手に目を向けると、黒い狼がいた。

 

 その狼は全身真っ黒で、黒以外の色はなかった。

 まるで生きていないようで、息もしていない。

 

「ウォン!」


 目と目が合い、黒い狼は一吠えした。

 その狼に、武刀は見覚えがあった。

 

「ああ、万里の影の狼か。元気だったか? 最近会ってなかったもんな」


 武刀はしゃがんで狼と目線を出来るだけ合わせ、狼の頭を撫でる。

 撫でられるのが心地よいのか、黒い狼は目を瞑って気持ち良さそうな顔をし、撫でて撫でて、と顔を押し付けてくる。

 

「私も触っていい?」


 武刀と黒い狼の光景を一部始終見ていたストリアが、少し興奮した様子だった。

 

「いいぞ」


 武刀が許すと、武刀の右袖から青色の手の形をした触手から出る。

 

「早くここから離れて! 戦いにくい!」


 二人と一匹のほのぼの空間のすぐ傍では、二体のドラゴンが怪獣大決戦を繰り広げていた。

 

「これ録画すれば、B級映画として売れないかな?」


「何を言っているの。早くアルフィーの方を助けてあげて!!」


 武刀の呟きにジブがツッコミ、武刀は渋々といった様子で従った。

 

「そもそも、魔術が炎撃しかないのにどうやって戦えというんだ。そうだ! 万里に予備の武器持ってないか聞いて」


「ウォン」


 短く黒い狼が呟くと、町の方角の空から何かがこちらに高速で接近しているのが見えた。

 

「相変わらず伝達速いな。ケータイいらないじゃん」


 それはブンブンと縦に回転し、武刀の方に近付いてく。

 

「さてさて、何が来る……」


 それは近づく。

 人が受け止めることが不可能な速度で。

 

「ちょっとおおおおお!」

 

 武刀は即座に判断し、横に飛んだ。

 それはかっこよさであったり、この後の行動を考えるような飛び方ではない。

 全力の飛び方、ダイブであった。

 

 腹から着地したが、鎧の下に着こんでいるストリアが高性能のお蔭で、衝撃は何一つなかった。

 

 武刀はさっきまで自分がいた場所に振り返ると、それは武刀が立っていた場所に突き刺さっていた。

 

「殺す気かよ。欲しいと言ったのは俺だけど」


 武刀が起き上がり、突き刺さったそれを両手で抜く。

 両手で持つのは両側に刃のある両剣の大剣だった。

 

 長くその大きさは人よりも少し小さいほどで、刀身の中心は白に近い青でその両側は白だった。

 柄は青で、大剣は白よりもどちらかというと、青色で占められていた。

 

「ストラッゾⅢ型じゃんか。まだ出来たばっかりだけど使ってみるか」


 一つの強化魔術だけでは片手で持てず、武刀は両手で石突きに近い部分の柄を持ち、余った柄を右肩に担いでジブの方に振り向いた。

 

「じゃ、行ってくるよ。頑張って」


「任せて」


 それは少女の可愛らしい声だった。

 しかし、ジブが両足でスピアの両側の首を踏み、中央の顔を殴っている時だったためか、ものすごいギャップを感じた。

 

 

 

 

 

 万里はお手洗いに行く、という嘘を言って外を出た。

 目的は抜け駆けして武刀に会う事。

 居場所はおおよそ検討がついていた。

 

 武刀を中心とした問題が良く起きている。 そのため、万里は現在の問題、南の方角にある町に向かっていた。

 

 その町では魔物の大群が襲ってきているそうで、そこに武刀がいそうな予感がした。

 万里は全力で急ぐ。

 

 魔術で自身の身体を霧に変えて人認識されることなく、町の外にでた。

 日中ということもあり魔術が弱体化し、霧で武刀の所まで移動が出来ず、途中の町に向かう街道で霧となっていた体が戻った。

 

 やっぱり、日は苦手だな。

 

 これが夜なら、万里は色んな所を自由に移動することができる。

 

 街道でただ一人の万里は、武刀に会うため全力で強化魔術を使って走った。

 人の強化魔術と違って人外の強化魔術は強化される幅が異なり、人の身体能力では強化魔術一つでもそれほど上がらない。


 そのため、複数の強化魔術を使うことで化け物と渡り合う。 

 人外の強化魔術は、人外の身体能力が高いこともあって一つの強化魔術で、人の強化魔術の複数の効果に等しい。

 

 日中で弱体化しているといっても、人よりかは遥かに強い。

 それはも、原付バイクと同じくらいの速度であった。

 

 どうやって先輩を見つけよう。この日中なら本来の力出せないし。

 

 世界は広い。

 それをたった一人の人間を探そうとするだけで、かなり労力が必要となる。


 又、武刀はできればヴァルといった武刀の女の子と会いたいわけではなく、逃げようとする。

 そのため、捜すにはかなりの時間が必要である。

 

 ふむ。

 

 万里は武刀を探すために、一策を講じることにした。

 少しずつ走る速度を遅くして立ち止まった。

 

「来なさい。私の眷属たち」


 万里は召喚魔術を起動し、足元の影が三メートルほどに大きなり、そこから黒い狼が生み出され、万里の周りで待機する。

 

 黒い狼の名は、影狼。

 その数は二十。

 普通の狼と違って体力はなく、機械のように永遠と走り続けることができる。

 

 又、影狼の目や耳は万里の目や耳でもある。

 

「先輩を探して来て」


 万里の一言で影狼は脱兎のごとく散り、武刀を探しに行った。

 影狼の足は速く、その姿はすぐに見えなくなった。

 

「私も行かないと」


 影狼だけ探させる訳にはいかない。

 万里も武刀を探すため、南下した。

 

 

 

 

 

 連続で自身を霧に変える魔術を使用し、武刀がいる所まで行くまでの時間を省略した。

 

「ふう、疲れた」


 万里は両手を組んで真上に伸ばし、背伸びをする。

 身体にある魔術回路、霧化を連続使用したことで熱くなっているがまだ壊れる段階までは至っていない。

 

「本当に戦争が起きてるんだ」


 背伸びを解いて、真っ直ぐと奥の方に目を向ける。

 万里の目線は門とそれに群がっている魔物の集団が見えた。

 

「こうなると、私も戦わないといけないかな?」


 右手を前に伸ばすと、足元の影が沼のように実体化して波打ち、影から真っ黒な日傘が上がってくる。

 

 万里はそれを掴むと、日傘を開いて肩にかける。

 日の光が遮られたことで、万里は少し本調子を取り戻す。

 

 何かが羽ばたく音が聞こえ、音のする方、左を向くと黒い竜がいた。

 

「こんな所に来る辺鄙な者よ。貴様は強者か? それとも物好きか?」


「さあどうでしょう? 私からすれば両方だと思うな」


「ならば死ぬがよい。邪魔をする者よ」


 黒い竜は空を高く飛び上がって息を大きく吸い込み、火炎を吐いた。

 火炎は容赦なく万里を包み込み、日傘は持て万里が炭になるまで焼き尽くした。

 

「死んだか。可哀想な者よ、こんな所に来なければ死なずに済んだものの」


 全身が黒く、炭となった万里の姿を見た黒い竜はゆっくりと降下していく。

 その目には哀れみが籠っていたが、すぐに変わった。

 

 炭となった万里が、ボロボロと崩れていく。

 黒い物体が剥がれ落ち、中から出てきたのは汚れ一つない肌をした万里の姿だった。

 

「なん……だと」


 燃えて炭となった人間が死んでおらず、傷一つなく生きていることに黒い竜は驚いた。

 驚いたことで身体が一瞬ほど止まり、その僅かな時間だけで万里は十分だった。

 

 万里は傘を取り出し、開いて自身が日の光を遮る。

 そして、日傘にある魔術回路を起動させる。

 

「暗黒空間」


 万里の足元の影が実体化し、万里と黒い竜を覆う。

 全てを遮断する黒い影は十秒ほど維持され、逆戻りするように万里の足元に戻って行く。

 

 飛んでいた黒い竜は地面に転がり、その全身からは血が流れて両翼は折れ、顔と首はぐちゃぐちゃにかき混ぜられていた。

 

「邪魔な生き物は死んじゃったし、早く先輩に会わなくっちゃ」

次回の投稿は土曜になります


魔術リスト

暗黒空間 効果:吸血鬼のため日の光に照らされることで弱体化するが、影を使うことで全てを遮断する魔術。これにより、で吸血鬼である万里の本来の力を引き出すことができる。


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