4/6
ミンナ・ティリフィオ
ミンナ・ティリフィオ(月真薔薇と書く)は神話物語シリーズ2作目『儚花』の主人公。フトロポワン王国に滅ぼされたトゥラ・トゥリッシュ王国の王族の末裔であるインルビンの花です。スターレット・フルールと同じく、香水に用いられます。また、真珠が収穫出来る花として貴族の婦人に愛されてきました。この花が愛されるもう一つの理由。真珠を収穫すると花が散ってしまうことです。一部の地域では、儚く散ってしまうこの花を恋の告白に使う習慣が残っています。
※『ちょっぴり愛の告白エピソード』
インルビンのフィアンセであるエリュアールはミンナ・ティリフィオの咲き乱れる花園を彼女に贈ったらしい。