表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

~プロローグ~

それはもう一目惚れだった。


俺は部活のサッカーの練習の帰りだった。

その日は早めに練習が終わり、普段は帰り道は薄暗いのに今日はやけに明るかった。

友達と話ながら同じ帰路につき、分かれ道で友達と別れて100m先にある小さな公園の自販機でいつものようにジュースを買って飲みながら帰るつもりだった。


鼻歌まじりに歌いながら帰っていたらそこに現れたのは天使だった。

いや、正確に言おう。俺が公園の入り口に到着し、そこから全貌の見えるほどの小さな公園に、よくある感じのブランコに座っていたのが、そう。天使だった。


天使は下を向いていたせいか俺のことには気づかなかった。

でもその儚さはよく俺には見えた。

黒髪、三つ編み、白いワンピース、このあたりから想定するに彼女はおしゃれに詳しくないのであろう。

そして華奢な体。抱きしめたらすぐに壊れてしまいそうだ。

そして俺が天使と言っている最大の理由はそのきれいな顔だ。

うつむいてるせいでよくは見えないがその天使の美しさを見るには十分であった。


おもわず見ぼれてしまった。

でもどうしたらいいのかわからなかった。

なにせ14歳になってから一度も好きになったことない俺だ。

そこで話しかけることなんてできなかった。

話しかけることなどできない僕は



なぜか天使をぶん殴った



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ