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ビートルズ『ヘイ、ジュード』

 ビートルズには正直、長いあいだ興味がありませんでした。


 それどころか一時期ははっきりと『嫌いだ』と思っていました。


 オッサンどもがやたらと持ち上げるからだったと思います。




 それでもこの曲だけはずっと好きでした。


 理由は中学生の頃、好きだった音楽の先生が好きだったから。




 先生は基本的にクラシックしか聴きませんでした。


 授業の時間、よく先生の好きな曲をアナログディスクを持参して生徒に聴かせていました。


 みんなうざがってましたが、私は何しろ先生が好きだったので、喜んで聴いていました。




「僕はクラシックしか好きじゃない。現代の商業音楽なんて聴く気にもならない」

 先生は仰いました。

「でもこれだけは好きなんだ」


 そう言ってかけたのがビートルズの『ヘイ、ジュード』でした。


「最後で同じメロディーを何度も繰り返すところが壮大で、まるで大編成のオーケストラのようなんだ」


 うん。


 わかる、わかる!


 だーだーだー、だだだっだー!


 うん……。


 好き!


 私もこの曲、好き!




 単純ですが──


 好きなひとの好きなものは、やっぱり好きになるようで……。



 今ではビートルズじたい好きになって、たまによく車の中で鳴らしております。




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― 新着の感想 ―
 ビートルズはねえ。  アルバムでがさっと聴いちゃったから、どれが誰の声だかわからんのよ。  曲単位なら初期、アルバムなら中期が好き。
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