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エイドリアン・ブリュー『ヤング・ライオンズ』
キング・クリムゾンのギタリストでありボーカリストでもあるエイドリアン・ブリューさんのソロアルバムの1曲目です。
私はこの方の音楽は基本的に好きではありません。
ギターは確かにへんな音を出して面白いですが、音楽性が好みに合わないというか──
でも、1アルバムに1曲は大抵めっちゃお気に入りになる曲があるので、何枚かアルバム持ってました。
特にお気に入りの1曲がこの『ヤング・ライオンズ』です。
ブリューさんの曲にはビートルズっぽいというかふつうにポップな曲をおかしなギターで装飾したみたいなものが多いと思うんですが、この曲は初めて聴いた時に「なんじゃ、こりゃー!」と呆気に取られました。
西部劇の音楽っぽいロックっぽいポップなナニカというか──
ちっともふつうじゃありません。
これに似てる曲を私は1曲も知りません。
ブリューさんは天才だと思います。
でもなんだか押しつけがましいところがあるというか、抵抗を感じてしまいます。
でもいい曲はホンマにいいという……
コンスタントにこういうの出せるようになってほしかった……。




