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ガチでほんとにあった怖い話 ~神田交通公園~

作者: 吉良 純

小学3年の時に体験した怖い話ね。


金沢に神田交通公園って、小学生とかに交通ルールを学ばせる為の公園があったのね。公園内には、横断歩道とか踏切の警報器、遮断機があってね、実際に体験して交通ルールを学ばせるのね。あと、自転車とかゴーカートの車の遊具が予約制で借りれたのね。特にゴーカートは子供に大人気だったね。


んで、休日に友達と2人で公園に行ったの。


家族連れとかで人が多くてね。案の定、ゴーカートも自転車も予約でいっぱいだった。俺は友達とふてくされてさ、バッタでも捕まえようかって、草場で遊んでたのね。


すると、草っぱに一匹のアマガエルがピョンピョンと跳ねてたのね。俺らはそれをずっと見てたのよ。


ピョンピョンピョンピョンとカエルが草っぱから外れてってね、向かった先に、昔よく見た水色の屋根にクリーム色の壁のプレハブ小屋があったのね。どんな小屋だったかは覚えてないんだけど、多分、公園の事務所か隣接するどこか小さい会社の事務所だったんじゃないかな。


俺らは面白いな~と思って、プレハブ小屋の手前まで来たカエルを追っかけて、ふと小屋の壁を見たのね。






衝撃だったね。壁に数百匹のアマガエルがビタビタビタビタビタビタビタビタビタビタビタビタビタビタビタビタビタビタって張り付いてんの(笑)。みんな同じポーズで(笑)。数匹土色だった。俺と友達は恐怖のあまり凍てついてさ。それに、壁の下の地面も数十匹のアマガエルがピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンって跳び交ってんの。最初に見たカエルはもう、どこ行ったかわからね~(笑)。


友達少し泣いちゃってさ。何を思ったか、地面にあった石をカエルが張り付いてた壁に向かって何度も投げたの(笑)。ゲココッて、十匹くらい落ちた(笑)。俺らはそれ見て家に帰った。



あの日から今でも俺、アマガエルが一番苦手でさ~。ヒキガエルや蛇の方がまだ可愛いわ。

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