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残念な戯言的散文

神話とチートと珈琲と

作者: 残念な戯言遣い

 唐突ですが、最近、オンラインゲームでチートが流行っております。主にバトロワものと呼ばれるジャンルにて。そうです、FPSファーストパーソン・シューティングやTPSですね、|EDF《EARTH DEFENSE FORCE》ではありませんね。

 もう様々に・盛大に大流行です。

 世界的な流行病と比例するぐらいに増えてるんじゃないでしょうか。ソースはないですが。


 ども、残念な戯言遣い、アルファタウと申します。


 僕個人小学生前からゲーマーですが(ファミリーコンピュータの世代)、人と関わることを嫌う性質の持ち主のためにpvp、もしくはPvEはあまりしない……したとしてもソロなのですが……、ゲームって独りでするもんじゃないですが?違うんですかソウデスカ。

 なぜオンラインでなぜチートが気になり始めたかというと……。

 作業しながら、ゲームをしながら配信者と呼ばれる方の配信を拝聴するのです。そこで、現れるのです、チーターが。

 まぁ、ゴースティングもされているようなので、正確には“ごーすてぃんぐちーたー”なのですが。。。

 色んな方のゲーム配信をよく拝聴させてもらう身としては、チーターが割と“うざい”存在になりつつあります。

 個人的な意見として、チーターに関して悪とも善とも感情がわかないというが本音です。

 けれど、拝聴している配信者の阿鼻叫喚、不快な感情がもれると観る気が失せるという謎な気分の落ち方をするため、そろそろ“うざい”なと思い始めています。まぁ、異性の阿鼻叫喚・悲鳴……そういう性癖の云々アリナシは、横に置いておきまして……。


 かくいっとりますが、

 怒られるのを承知で本音を言いますと、

 いやいや、videogameなんぞは所詮、プログラミングなのですよ。なぁのぉで、プログラミングで対抗するという、そのプログラミングされた世界の理を無視するもしくは、ブッ壊すという行為は、行動心理としては、あながち間違ってない、

 とすら思います。

 が、

 郷に入っては郷に従えという言葉の通り、試合(game)上の規則法則があるのですから、その世界設定の中で戦ってもらってもいいですか?

 と、

 ひろゆきっぽく言いたくなる気持ちも分かってしまうのです。サッカーというgameなのに、バスケのルールでそのgameをするんじゃぁないZe!という例えで解って貰えるでしょうか、あまり自信はないですが……。


 そもそもチーターの“何が”、いけないのでしょうか?

 同じ土俵(ルール&条件)で戦えや!

 前述しましたが、御尤も。

 チート作成する奴や会社……、集団がイクない。

 御尤も。

 チートを使用して、ゲームをする奴はクソ。

 御尤も。

 配信者業にしてみれば、ただの営業妨害。

 御尤も。

 そこに需要と供給があるからです、尤もな正解をありがとう経済学。

 では、需要が起こっている原因は何でしょうか?

 答えて、行動経済学。


 返事はない、ただの概念のようだ。

 さようなら、平和な時代の経済学。


 脱線しそうなので話を戻しましてー、

 まぁ、今回のこの文章を書きながら、個人的な推論をたててみようと思ったのです。本文の主旨はこれですね。ゴースティングに関してはちょいと横に置いときます。混ぜるな危険=混ぜるとメンドクサい、単純に論旨がバラつきそう、つかもうブレてる気はしますが。。。


 チートを使う理由はなんなのかを、僕なりに考えてみました。あくまで想像もしくは妄想癖のある奴の作り話の類のモノです、暇つぶしとご参考までに。

 チートを使用して、敵を簡単になぎはらう。俺tueeeeeを体感する。そして、それが現代社会に生きる大人たちのストレス発散方法になりつつある、ということではないでしょうか。


 つまりストレス発散です。

 しんぷるイズべすと。


 もしかしたら、もっと根の深い個人的な理由があるかもしれません。例えば、24時間以内に一度アドレナリンを脳内分泌させなければ爆発する爆弾を体内に仕込まれたとかで、絶賛興奮するためにチートを使用してる、などなど。ただマイノリティーでステイサムだと思うので、まぁ大体の人はストレス発散が理由じゃないという思いこみ。

 ()を倒して得られる自己肯定感と、味方に褒められる承認欲求という調味料、(他プレイヤー)を虫けらの様に蹂躙する快感を加えてやれば完成です。

 はじめるきっかけは興味本位、課金感覚、PCげーはそもそも入れて当然という思いこみ、勝てない等々、幾つか思いつきますが、きっかけこそ千差万別だろうと思うので、ここらで切り上げておきます。

 さて次にチートを使い続けてしまう理由を考えましょう。「ストレスを溜めさせている会社、学校、もとい社会が悪」と言ってしまえばふんぞり返って座っているテレビのコメンテーター(てーたー)と代わり映えしないので、幾つか提示出来ればと思います。ほぼ妄想ですが。



 「チートを使えることも含めて自分は巧いと思いこんでいる」

 割とガチ(geti)めな推論です。こういう輩が多いのではないでしょうか。こういう人たちはゲームの捉え方がズレています、いえ、「所詮ゲームなんだから」という一昔前の捉え方をしていると思われます。

 決められたルール内で勝負出来ないので、ルールを拡張させるというごり押しタイプです。ビジネス( 現 実 )でも通用する考え方もしくは手法なので、仕事できる人感が本人と周りにありますが、陰で苦労をしている人がいます。気づけないと、社内、現場で嫌われます、社内の出世は出来るかもしれませんが……。


 基本的な話ですが、ゲームの巧さというものは、そのプレイ時間に直結しています。


 でもでも、そのプレイ時間の短さをツールで解決。なるほど、一時の快楽に金をかける成金タイプです本当にアリガトウゴザイマス。


 「ストレスをコントロール出来てない奴が悪い」

 なるほど、簡潔です。本人の能力不足というやつです。お前(チーター)はマジ子供(ガキ)な、と突き放す感じです。そして、血も涙もない残酷な見解です、個人的には好みな考え方ではあります。

 この冷たさはチートツールを使っても罪悪感を感じない人のように冷たいかもしれません。嫌味ですか?いいえケフィア……でもありません、己の腕を磨かないことを責めているのです、チーターを。

 ストレスコントロールをゲームでしてるZE!と言われれば、シングルで遊べるゲームにしとけ、と声をかけてあげたい。スタンドアローンなゲームは今時流行らないですが、ないわけではありません。

 そこでチート・グリッチをどうぞご自由に。ただし、PCクラッシュ等の責任は自分でとってくださいねー。


 「チート公認のgameがないのが悪い」

 なるほど、これもまた過激な意見です。個人的見解はこれに近いです。チートグリッチの世界大会を作ればいいと思います。おそらく機会学習させた人工知能プレイヤーがチートとか無視して勝つと思いますが。

 ただ、チート・グリッチ何でもありのgameは存在します。しかもオンライン上で。ギネスにも記載されたgameです。昔は、溶岩なんて色の付いた水でした燃えんかったとです。スケさん(スケルトン)の弓の命中力は高くなくて、防具なんていらんかったんや。釣り竿と船で空を飛んでた時代が懐かしい。解らない場合は各々で推測してください。なんなら、それぐらい調べてください。ggrksというやつですね、久々に羅列されたモノをみるとミームというのは、やはり恐ろしいと感じます。

 産まれたのか、生み出されたのか、産ませたのか、チートも各ミームもその辺に関して思考するのは、なかなか興味深く感じますね。


 「そもそも自分で使うチートぐらい自分で作れ」

 なるほど、犯罪一歩手前です。そして、前提条件をまるっとグルット無視した回答ですアリガトウゴザイマス、れぎゅれーしょん違反です。実行するには多分、幾つかライン(法)越えしないといけないことでしょう。詳しくは記載できないですが、そういう書物も販売されています。中にはその界隈では名著と呼ばれている書物もあります。

 探して勉強するのは、まぢ自由意志です。ポンピーン(ぴぴーん)用法容量は、各々の責任でお願いします。まぢで。



 話を少し、個人的なことに絞った捉え方をしたかもしれません。

 なので、視野を俯瞰的に思考してみようと思います。


 バトロワという環境概念は、何をしても生き残るというものでした。

 そもそもバトロワ→バトルロワイヤルとは、馬手に英語弓手にフランス語を、「ぅん!」とPPAPの如くなりにけりのモノで、高見広春先生の小説名だったと記憶しています(語原が間違ってたらごめんなさい)が、これほど皮肉めいたモノはありません。無力の少年少女が国家権力によって殺し合いという枠組みの中の群像劇の冠は、ただただ殺し合うだけの代名詞になったのですから。なるほどバトロワ系ゲームだからチートを使用してでも生き残る、なるほどシニカルです。

 もしかするとチーターの中には、文学へのアンチテーゼとしてチート行為をし続けている輩がいるやもしれません、僕はいないと思いますが。


 そんな思索をしながら最近、頭の片隅でぼんやりとあることが、一つ。チートを使用するという倫理的もしくは心理的ななハードルを下げたのは「なろう」モノ──その中でも俺Tuee──ではないだろうか、というものです。

 もちろんTONNDEMO理論です。自分でも解っています、そして皆様のご批判も重々承知でございます。

 「何言ってんだコイツ」的な主張じゃね?

 御尤も。

 他人(ひと)のせいにしてんじゃねぇよ!

 御尤も。

 結局、前述と言ってること変わってんじゃねぇか!

 御尤も。

 俺つえーは、神話の時代からある定義。何でもかんだでもサブカルのせいにするのは、「何か」のせいにして自分たちは悪くないと主張する汚い大人と同じ。

 えー、御尤も。


 正確に言えば、なろう系“「俺Tueee」という概念”は、そういう輩の内にあったものを顕在化させたのではないでしょうか、という主張です。

 すこし堅い話です。

 (いにしえ)の時代から、人間には各コミュニティーでの神話や英雄の話があり、それに憧れや憧憬に似た自己投影をしてきました。黒歴史、中二病、邪気眼、エトセトラの最近の呼び名はあれど、それは確かに脈々と受け継げられ、誰かに呆れられ、誰かを救い、誰かに賞賛されてきました。それは、舞台、小説、映画、TVドラマ、ゲーム、アニメとさまざまな媒体に姿を変えながら、人間というもの営みの傍らに常にありました。サブカルはサブカル内で攪拌しながら、影響し続けて熟成と反発を繰り返します。そして、web小説という媒体が生まれ今現在の形に成長し、幾つかの発明と再発見と再発明の中で、「俺Tueee」という要因が現れました。

 小説・物語のヒット作には幾つかのルールがあり、「俺Tueee」という要素は、それに当てはまります。「俺Tueee」の概念、またはそれに類似する感覚や概念は、人類の中に確かにありました。必然と言えば必然でしょう。

 もう一つの要素、ゲームという媒体がインターネットというツールを手に入れたことで、オンラインで対戦相手を見つけるというこれまた必然的な着地点に至ります。聞いた話で恐縮ですが、敵AIって調整が、面倒い(難易度調整の手間と金がかかる)って聞きます。そもそもゲーム文化の中には、伝統的にチーミングの文化がありました。それこそザ・アングラって感じだったんですが。前述しましたが、自己責任の範囲内でって感じで。


 が、

 サブカルがサブカルではなく、文化的活動とされサブカルを愛し愛されるような人間(= O T A K U )ではない人たちでも触れやすく解りやすくなっていきました。

 で、

 「俺Tueee」等の要素がある媒体に触れ、こういう価値観もありよりのありにけり、と認識する。

 からの、

 暇つぶしのオンラインゲームにハマる。様々な理由でチートイン。

 現在、FPSやらTPSやらのオンラインゲームでチーターが爆発的に大流行。


 実に酷い論法ですね。自覚はしています。


 極論

 こうすれば、俺が一番強ぇぇ。僕が考えた最強のガンダ……武器。この能力こそが最強。第○回僕が考えた最強の中二武器。

  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 押さえきれない妄想を現実(ゲーム内)にしてみた件


 そんな感じに言い換えられないでしょうか。過言ですか?いいえ

ケフィ……。そもそも「俺Tueee」は、潜在的にあるものです。そして“英雄”に成りたがる思考の人間は確かにいるのです。


 感情移入などという言葉に逃げないために、どうして物語の中に人は英雄(俺Tueee)を求めなくなったのでしょうか。


 安易に体験できるモノや媒体が増えたからでしょうか。それとも、妄想や想像力が逞しくなった人類が神話の時代の物語を凌駕し始めているからでしょうか。

 僕個人の経験として、妄想想像の中で遊ぶとき確かに「俺Tueee」であり、僕の空想の中で、僕よりも強い、もしくは優れた登場人物はいません。

 あくまで僕なりの見解です。自己肯定感をゲーム内だけでも得ようとしている、のではないでせうか。

 人は肯定感を得られない時にストレスを感じると言います。一番の問題は自分のを自分で肯定してあげれる人間は数少ないことだと思いますが。つまり、そういう人間を作り出さない機関が悪い気がします、個人的にですが。

 他人に必要とされたはじめて、自己肯定感を得れる人間が多いことが社会的生物としての生物的理由も大きいでしょう。

 もちろん流行病で、お酒や外出の機会が減ったことは大きいのだと思います。



 などと、上記のことを妄想しながら珈琲屋さんの片隅で独りぼっちで。

あくまで、何処までいっても、作者の妄想空想虚言妄言です。


面白かったわ、と思われた方は評価お願いいたします。

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