表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/65

第6話 「鉄の馬」?そういうウソはだめです。

「くそッ!

なんなんだ!」


ラビテリアの将軍は、毒づいた。


「者ども!

「鉄の馬」と称する「砲台列車」を破壊してしまえ!」


ファルティアは、嬉々として配下に命じた。


がッ!


ファルテイア軍の「馬」・・・


新兵器・機甲軍馬メカニクス・ホースの群れが、口を開ける。


一斉に、騎乗する猫耳騎士たちが、ライフルで「列車」の装甲を撃ちぬいた。


「なんだあの武器は!?」


そして・・・


ドドド!


「馬」の口から放たれた大量の「水流」で、「列車」は全て「崩壊」した!


「ぜ・・・

全滅!?

国境に到達してから、わずか三十分で全滅だと!?」


その将軍を見降ろして、ファルティアは笑っていた。


「ははは!

あなたがたは、間違いを二つ犯した。

一つは・・・

宣戦布告もなしに、侵略をしようとしたこと。

もう一つは・・・」


ごくり!


将軍は、長い耳を伏せ、じっと聞く。


「あのような「砲撃車両」を「鉄の馬」と偽ったことだ!

私は、断固名称変更を要求する!」


「そっち!?」


すちゃ。


ファルティアは、ライフルを将軍に向ける。


「これ以上の戦闘は、無意味だ。

貴国の王か全権外交官に取り次がれよ!」





「鉄の馬」勝負・・・

ファルテイアの勝ちです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ