第49話 庶民派皇帝
創作料理アリア・ファルティア帝都店・・・
「昨日未明・・・
キティルハルム本国の「創作料理アリア本店」にて・・・
「三賢人」が非公式の会合を開いていたところ・・・
盗み聞きをしていた「商工ギルドマスター」ナキ・ミケランジェロ閣下が、母君アリシア様に「ヒヒイロカネ製」の金属バットで頭を殴られ、ひきずってお帰りになられた模様・・・
それにしても・・・
もはや、閣下の石頭は「最強」ですにゃ・・・
バットは、ヘシ折れていたそうですにゃ・・・」
店内の放送で、ニュースが流れていた。
「またかよ・・・」
「あのお方ならやると思ったにゃ・・・」
「頭突きだけで、「宇宙戦艦」と戦えるんでないか?」
などという会話が、ちらほらと・・・
「人間の頭蓋骨とは、かように「硬い」のですか?」
セリナが、ファルティアに聞いた。
「まさか。」
ファルティアは、食後のプリンを堪能していた。
「「ミケランジェロ一族」最強なのですよ。」
ティカは、セリナの尻尾をなでながら言う。
意外だが、ファルティアの「側室」は個人的にはティカの「お気に入り」である。
「この狼の尻尾がふわふわしていて・・・」
「・・・・・・」
セリナは、ちょっと複雑だ。
「しかし・・・
あのお方は、学生時代「お小遣い」を洗っていたところをおばあ様に見つかって・・・」
「見つかって?」
「「資金洗浄」と答えられたそうだ。」
「まんまや!」
セリナは思った・・・
『庶民的だな。』と・・・
ナキの石頭ネタです・・・




