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Different world  作者: なつこっこ。
89/110

年末年始



「お待たせ」



ギルドで待たせていたツインズに早速出来たてほかほかインナーを渡す。



『うわぬくっ』


「ねー」



全然違うからね。

靴下も作ればよかった。

また作ろう。

とりあえず生産部屋にこもって販売品作り。

手際がさらに良くなったのか……スピードアップしたな!



「さて、ひと通り今までのものを完成したわけですが」


「見つけておりますお姉様」


「こちら例のブツになります」



悪い顔してる!ニヤニヤしてる!

そして差し出されたのは大豆と小豆。

やっぱりあったか!

では……小豆を炊いておきましょう!

さーて、じゃらじゃらと……

小豆洗いよね……


で、アク抜きして、アク取って、甘みはーハチミツ!あと塩。

あー……いい匂い……。


大豆に関しては、米麹がないから味噌も醤油もない。

いつかのためにね!ローブで大事に保存しましょう。

とりあえず豆乳とおからは作れる。

豆腐はニガリがなー。

納豆も難しいよね。残念。



「あんこできましたー!」


『味見』



うんうん、あっさりした甘さでいいですね。

おはぎとかのつもりではなかったから、少しゆるめ。

うんうん、おいしい。

あと餅の食べ方……、大根おろしもいいね。

それからお雑煮ね。

あとおかきとか作ってみたいなー。

餅を乾燥させたらできるかな。



「さぁ……餅を食べるために頑張ろうじゃないの……」


「そのために、ちょっと肩慣らししに行く?」


「隣町でモンスター狩り」



というわけで、隣町で肩慣らしをしたのが昨年。

いま?年明け。



「あ、あけましておめでとうございます」


『あけましておめでとうございます』



お正月なんだけどお正月らしさがあまり感じられない年始。

ここ数年はずっとだな〜。

特別お正月だから!みたいなものは食べ物くらいかな?


朝はとりあえずね!

お雑煮ですよ!



「関西風でーす」



白味噌の甘くて優しいお味。すき。

あー……あったまる……。

毎年のことだけど、お餅美味しい。

普通によく伸びる。これでお茶碗1杯のカロリー……。

罪深き食べ物よ……。


食べたらとりあえずゆるゆるとストレッチ。


すでにイベントは始まってるらしいけど、まぁ狩り尽くされることは無いのでね、焦りません。


情報?みません。

お楽しみにしてるんだー。どんなモンスターなのか……!



「そろそろ行くかな」


『じゃ広場で』



さぁ、餅を狩るぜ。




『おー……』


「おー?」



せっせと広場から狩りに出かけたら人多め。

案外……いるな?

こりゃいかんと隣の街に移動。


そして見つけたお正月モンスター。



『鏡餅』


「に、手足生えてるし顔が凶悪」



とりあえず普通に餅だから焼けそうなので氷で突き刺しておきましょう。

ていや!



「……」


『鏡餅が餅ドロップした』



うーん、シュール!!

あとはーあっちの木にぶら下がってる、あれ。



「しめなわ……」


『これも……うわ動いた!』



これは弱火で炙ってみたら……すぐ餅ドロップ。

おぉ……。

これはどんな種類がいるのか気になる!!



「とりあえず手当り次第」


『うっす』



キョロキョロしてると、案外出てくるもので……。

高速回転して飛んでくるコマとか。

空から竹串?的なの飛ばして仲間呼んじゃう凧とか。

あと珍しい所だと、ペアなやつ。

珍しい訳でもないのかな?

羽子板が鉄球を飛ばしてくるっていう。



「こういうの見るとさ、」


「うん」


「ファンタジーだね」


「それな」



お正月の間はこんな感じなのかな……?

そういえば何時までなんだろう?と思ったら、お正月なので三が日だけの短い期間らしい。

尚更餅を集めておかないと……!


餅は丸だったり四角だったりでバラバラ。

地域によってちがうんだったっけ。


さて、とりあえず10個以上集まったので街に逆戻り。



とりあえずね!

エヌさんとこ行きましょう!!



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