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Different world  作者: なつこっこ。
32/93

イケメン鬼ごっこ

31


ログインしたらまずストレッチ!

わーい明るいぞー!

いつも不穏な空気を醸し出す辺りに人影もなし。


いるかわからないから先にエヌさんとこ行っとこーっと足を向けたら、薬爺とお話してた。

そして今日は猫ではなく人型。

うーん、イケメン。周りでプレイヤーがきゃあきゃあしてる。

近づきにくい。


あ、目が合った。

ちらりとこっちを見たかと思ったら反対方向にさっさか歩き出してしまった。

おや?目が合った気がしたけど気のせいだつたかな?しかも足速い。あ、プレイヤー追っかけ出した。……いや、追いかけちゃうの???



「はい、こんにちは」


「こんにちは、エヌさん大丈夫ですかね?」


「なぁに、あれを撒くためじゃろ」



店で待ってれば戻ってくるわい、と促されたので薬爺のお店で待たせてもらう。

イケメンなのはわかるけど、追いかけちゃうのは問題だな〜。

わたし達はGMコール!て叫んだらいいんだろうけど、エヌさん達はそんなのないしなぁ。

あ、でも自警団みたいなのがあるのかな?警察みたいな。

……騎士軍団的な?



「おかえり、エヌ」



振り返ったら猫の姿のエヌさん。

どうやら適当に歩き回り走り猫になって逃げてきた模様。

しかもドアベルならなかったよね?と思ったら窓から入ってきたみたい。さすが猫。

猫なのにうんざりした顔が分かる。

うん、まぁなんか…申し訳なさよ。



「おつかれさまです」


「あいつらはなんなんだ……人のことを追いかけ回して」



文句を垂れる猫。

したーん!したーん!としっぽで叩いてるよ。イライラじゃないか。

ごもっともよ。どうにかした方が良さそうなんだけど、どうしたものか。

あとでツインズに聞いてみよう。


でかいため息の後、で?何か用があったんだろ?と話しかけられる。

あ、そうそう、そうでした。



「無知で申し訳ないんですけど、そもそも、魔法使うための力?というのはどうやって鍛えたらいいんですか?」


「あぁ、魔力か」


「いい心がけじゃな」



薬爺のいれてくれたお茶を飲みながら話をして、わかったこと。

使い切って回復するを繰り返せば増える。

使い切る。

そのためにはまず魔法を使えるようにならないといけない。

ってことは、今何も出来ない。



「……早く使えるようになるためちょっと素材取りに行ってきまーす」


「それがよいな」



そう。

そもそもローブを作らないと杖が目立つ。

弓の耐久値を確認して、いざ!!





ということで、アレニエを仕留め続け90個の糸が集まりました。

後ちょっと!

そして途中から威力が上がったような??

あと慣れてきたからなのかスムーズに矢をつがえて打てるようになってきた。

うーん、練習あるのみってこういうことよね。

上達してる感じがわかるのって、悦。


どの距離なら当たるか試してたけど、結構離れてもいけるようになってきたからね!

うーん……どんくらいの距離だろうこれ。

30mくらいあんのかな?

いまはそれ以上遠くなると掠ったり仕留めるのに時間かかっちゃうんだよね。

的の大きさにもよるかもだけど……。

アレニエいるかな?な木に1回矢を打つと、いたらぶらーんと降りてくるからそれ狙ってる。


なんとなく、あそこにいそうだな?ていうのがわかるようになってきたのも上達ですね。

いやもはやトリュフを探す豚かな?


よっしゃ、あと5つー!

いやー、ゲームだけど3連射とか出来たらいいけどあんなん無理無理。

ただひたすら地道に射るべし!


ちなみに途中見つけた果物とか薬草も回収してあるよ!

カバンはいっぱいだよ!



「あー、集まったー!帰ろう!カバンに何も入らない!」



しかも夕暮れ時!

カバンの中が落ちないよう風呂敷で包んでダッシュです!

トレーニングー!!



「セーフ!いやアウトか、空腹度やばい」



街に駆け込みしたものの空腹度が赤マークなので風呂敷からそのまま食べられるリンゴをひとつ。

恒例のように2つにぱきゃっとしてから食べます。

果物おいしい。

空腹度がぐんぐん目に見えて回復してるー。


今日は果物の回収もよくできたので、何個かエヌさんにあげよう。


さぁ!ようやくローブだ!

ドロップ素材は糸だからもしや…機織りかな?


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