大人の事情ってやつですね
大人の事情ってやつですね
ケツァルコアトルはお掃除部隊と一緒に出来ることはやる!を目標に取りかかることに。
全部やってもらって当たり前ではなく、出来ることはやりましょう、なので、掃除の仕方などを教えて実践しつつ一気に片付け。
支援かな?我々家政婦じゃないからね!
ホームズとワトソンが掃除について指導中。
上からやるべし!ということで、上から汚れを落としつつ、ついでに立派になりすぎてるアサガオのつるも切り落としつつ。
ノリノリで、こうね!?やだー!あたしうまくなーい!?とケツァルコアトル姐さんは楽しそうらしい。
お供え物は好きなもの用意するかと好物を聞いてみたところ、好みなんて考えたことないと言われたので、あれこれ色々揃えてみようということに。
好きな味とかたぶんあるとおもうんだけどなー。
……は!基本丸飲み生活だからかな。丸飲み……できるのか?
広場に戻ってまずは自分の空腹度の回復。
あとは…炊き出しはうどんでも作りますか!
温かくても、冷たくても美味しいからね!!
広場は寒いので、煮込みうどんみたいなものも準備しましょう。
先日もお会いしましたねこのでっかい鍋。
それにお湯を沸かしつつ、食材を切って追加していく。
硬いやつからね!!
あー!カボチャある!いれましょう。
甘みが美味しいです。
ほうとう麺はツインズが捏ねてくれております。
そしてそれを見ていたグレくんが俺もやってみたーい!というので、どうやって手伝ってもらうか……。
ぷるるんのコアを薄く伸ばしたらビニール袋みたいになる?……なるか!なら袋状にして中に生地入れて、踏んでもらいましょう。
「よっ……この上で、足踏みしてな。靴脱いで、あー……足の爪ぎゅって出さないように。破れるから。」
「はい、手持って……いち、に、いち、に」
ツインズとグレくんのほのぼの、かわいい!
大量なので、手洗いを終えた住民やプレイヤーも生地こねこね。
そんなに?て思ったけど、気がついたら鍋増えてるわ。
だとしても多いけど……まぁ切って乾燥させておいたらいつでも食べられるようになるからいいのか。
「現実でもこんなことしたことないけど、やべぇ楽しい」
「わかる、うどんとか冷凍うどん一択」
しみじみとうどんを捏ねてるプレイヤー。
楽しんでるね!
「この煮込みうどん?みそ味とか絶対美味いやつなのに…」
「出汁か……」
「出汁な……」
「俺を見つめるんじゃねー!!」
叫び声の主は……人魚……か?
なんかすごい鱗とあれ背びれ?首のところなんかパクパクしてるけどエラ呼吸なの?
足あるけど…?
わぁ!水かきついてる!
「お前煮込んだら出汁でねぇの?」
「風呂入る度に出汁とれるやつやん」
「そもそも味噌がねぇだろ!!出汁うんぬんのまえっ」
『味噌あるけど?』
ほれ、ここに、とツインズが指さしたから味噌を取り出しドヤァしておく。
私が!作りました!!
え?なに?これアニメとかだと、・・・ちーん!てなるやつだよね?
『ぅ、うおおおおお!みそだ!』
なんか沸き立ってるな?
みんな和食に飢えてんのか…。
現実で食べられるだろうに。
というか冷静に考えて人魚が入った風呂でみそ汁は作りたくない。
なんだか一部プレイヤーが大盛り上がりして、なんか…即席パーティー作ったのかな?あ、人魚も入ってるわ。
とりあえず煮干しだー!!と叫んでポータルに突撃して行ったねぇ。
「当てがあるのかな?」
『かもな』
じゃあ煮干しがきたらひとつはみそ汁だね。
いろいろ入っためちゃくちゃ具だくさんみそ汁。
みんながこねた生地はしばし休憩中。
やれやれと横をみたら新しい鍋をガン!と置いた師匠。
え?まだ追加?と思ったら……
「……」
『また善哉』
「美味いからな」
さも当然だろうと言うような顔してるけどねぇ…。
どこかの地域でうどん善哉とかあったような……なかったような……?
糖尿病とかあるのかしら、この世界……。
いや、そもそも現実で制限ある人からしたら幸せな世界と思えば、うんうん、やりましょう。
ただこの鍋大きすぎないですか、師匠よ……。
「一旦休憩だ〜」
ゾロゾロと現れたのはお掃除部隊の方々
広いもんね!
切り落とした巨大アサガオのつるを運んできたけど、しみじみでかい。
花の部分でワンピース作れるサイズですよ。
ふと横にいたエヌさんが離れてお掃除部隊に近づいていくと……
『あっ』
そこにはエヌさんにペコペコする集団と後ろに控えるホームズとワトソン。
あれは……きっと社員でしょうね!
呼び戻しにきた、そんなところっぽいなぁ。
あー、そのまま回収されていったっぽい…。
ただ途中でハリセンの音とかピコピコハンマーのピッコーン!て音が聞こえたけど…。
今日は週末でカレンダーで言うところの休日だけど、そんなこともないのかしら…忙しいんだなぁ。
「まったく」
「エヌさん、さっきの」
「あぁ、あいつの部下だろう?すみませんとペコペコしながら連れて行ったが、忙しいヤツだな。ちょっとくらいこっちを手伝ってもバチは当たらんだろうに」
「……エヌさんは、あのホームズがどんな人かご存知なんですか?」
「……あー、まぁ…いろいろと、な」
わかりやすく濁されたね!
まぁ私も大人ですし?そこまで深追いはしませんけどね!!




