なんだって?
なんだって?
さて、週末です。
え?金曜夜?ヴィペールのこともあったし、1週間仕事頑張ったなおつかれ!ってことで、晩酌してました。
寒い季節だからさ〜おでんとか食べたいなーって思ったんだけど、平日に仕込むのは大変だから、ふろふき大根にしたんだよね。
おでんは大好きだけど、具材を入れ出すとキリがない。
大根、こんにゃく、じゃがいも、たまご、巾着、ねりもの。
ウインナーも美味しいし、ロールキャベツもいいよね。
あと手羽元入れてもいいし、理想は牛すじ。
はんぺんもいいよね〜。
…てなると、まぁ面倒ではあるのよね。
それはそれとして、炊いた大根って、好きなんだよねぇ。
あとたまご巾着ね。餅巾着も。
からしがとてもよく合う。ただし付けすぎて、鼻がツーンとくる。それもいい。
金曜夜は新年会します〜とのことだったけど、不参加です。
そういう会社の飲み会はたまーに出るくらいで、あんまりかなー。気を遣う。
行きましょうよーって誘われたけど、今回はパス!と笑顔で回答。
だってなんか後輩の女の子がしつこくて……。
業務的には問題ないんだけど、すーぐ会社以外のこと聞いてくるんだもの…。
彼氏いるんですか?とか、どうでもよくない?
あときょうだいいるんですか?とか、今回はこの弟たちの事を聞きたかったようで…。
多分どっかで一緒にいるの見かけたのか、まぁしつこい。
「はー、はよ寝よ寝よ。」
で、すやっと爆睡してログイン。
今日はせっせと生産day!
ツインズは生産部屋。
私はとりあえず機織り機貸してくださーいとエヌさんのところ。
いなくて薬爺のとこに顔出せばそちらで作業中だったので、好きに使えと言われありがたくお借りする。
カタカタ糸が無くなるまで機織りを続け、終わったら作ろうと思っていたぬくぬく靴下とハンカチ。
売るにはここら辺が良さそうだなと。
終わったら薬爺のところで唐辛子の収穫。
枯れることなくずっと豊作。どうなってんの?
「収穫できたかの?」
「はい!豊作ですね〜」
「ほほほ、それはなにより。あとこれの、ヴィペールの毒の代金じゃ。」
「……多くないですか?」
なんか、すごいジャラジャラしてる。
あんな小さじくらいの量で?このジャラジャラ?
ついでにあのヴィペールも高額と。
高額の理由は生きてるし傷がないからとのことだけど、そうなら怪力ゴーレム様々すぎる。
「ヴィペールが想像以上にあちこちに現れておるからの。解毒剤は生きてるやつからしか取れんのもあって、いまは高値じゃから貰っておきなさい。」
ということで、ありがたく。
お金は欲しいからね。大事よ。リアルでも。
そのまま生産部屋でツインズと合流するも、ギルドが騒がしい。
『あ、おかえり』
「ただいまー、やっぱり大変ぽいよね、ヴィペール」
住民や行商人が被害に遭うと大変だ!ということで、冒険者や魔法騎士団が頑張っているらしい。
うーん、早く落ち着いてくれないかな……。
――ワールドアナウス――
――ケツァルコアトルがお怒りだ。怒りを鎮めよう――
『ん?』
「ケツァルコアトルてなに?」
なんだったっけ?
聞いたことある気がする。ゲームとかに出てくるんだったっけ?
「あったあった」
「蛇神?」
「あー……ヴィペールが前兆?」
蛇神てことは、ヴィペールがめちゃくちゃいるのはなんか関連してるでしょ。
お怒りだって言われても……どうしろと。
そもそもどこにいるのよ、ケツァルコアトル……
「なんか販売どころじゃないな、これ」
「情報収集にすすむか」
「じゃあとりあえず片付けよっか」
作ったものをとりあえず片付けて。
さて分担して情報収集に行こうかと思ったらノックの後返事の前に扉が開いた。
「やっぱり揃ってたな、丁度いい」
『なにが?』
エヌさんを筆頭に、後ろに薬爺と魔法騎士団。
行くぞとゾロゾロ連行です。
ええ〜……。
もうまじで悪いことした人みたいになってるんですけど…?
すんごい注目の的。すんごい視線の数々。
なかには「あぁ、お前ら3人か」みたいなのが混じってるけどね!?
『あ』
「ん?」
「見つけたお前も手伝え」
あのよく伸びる蔦がひゅんと伸びて戻ってきた先には……
シャーロック・ホームズではないか…
すんごいジト目!
「それはちょっと横暴すぎやしないかい?」
「たまには苦労してもらうのもありだろう?」
お腹の当たりをぐるぐるにされてぶらんと持ち上げられてるシャーロックとその下にはワトソンが落ちてきてもいいようにスタンバイ……してないな?
ちょっと横にずれてるな、あれ。
キャッチする気なし!
2メートルくらいの高さからパッと蔦が離れたけど、華麗に着地。
かっこよ。すごい身体能力高め。
さすがあの公式動画のメイン。
エヌさんは…なんかいろいろわかってそうだな?
「さて、ケツァルコアトルの場所の目星は我ら魔法騎士団で見当をつけている」
なんだって?




