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しつこい男。

僕は失恋の痛手を負いつつも学校へ再び通う様になり 以前の生活を徐々に取り戻していった。

山田「おい!賢一!カラオケ行こうぜ!」


こいつは同じクラスの山田太郎、一応友達だ。

賢一「いやぁパス。今日は定期検診で病院行かなきゃ。」

山田「じゃあさ病院の近くで良いよ!確かあの辺は南女高校近いし女の子誘うから検診の後来いよ!」


賢一、、、そっか忘れていた。病院から南女って

近かったんだよな。

もしかしたら桃子ちゃん来たりして。

いやいや、それはマズイでしょ!

逃げられた男のレッテルはまだ消えてません。


ん、、、、、迷った挙句に僕は顔を出す事にした。

しつこい男は嫌われるよね。


検診も無事に終わりラインに送られてきた

カラオケ屋さんに顔を出す。

部屋の前に来ると山田が熱唱しているのが聞こえる。入るタイミングを伺っていると一人の女の子が僕に声を掛ける。

女の子「あっ、梁山高校の遅れて来るって人ですか?」


賢一「あ、はい。すみません。入るタイミングがつかめなくて。」

美希「ふふ。面白いね。私は南女高校2年生の今泉美希。宜しくね。」


2年生...同い年なんだ。

桃子ちゃんの事知ってるかな?


僕は美希ちゃんに促されて部屋へ入る。

中には熱唱する山田と いかにも遊んでそうな

女の子がタンバリンを叩いていた。


美希「ねぇ、梁山高校って頭めちゃくちゃ良いよね!」

賢一「そんな事ないよ。普通だよ!」

美希はうっすら化粧をしているのかやけに

艶っぽく感じる。

ジャンプ―のよい香りが鼻を抜ける、、、


いや、違う、違う。桃子ちゃんの事を聞きたいな

賢一「あの〜。もし知っていたらで良いのですが

2年生に桃色の髪のスラッとした体型の陸上部の

女の子知らません?白井桃子って名前の、、、」


美希「?ん、、、桃、、、あ、あの学校来てない子

だね。」


賢一「?は、、、来てない?いつから?」


美希「え〜夏の前位?」 


そっか、、、こんなに僕は嫌われたのか、、、

確かにスト―カ対策だよね。僕みたいな勘違い男

対策で皆で噂話を周知してるんだね。嘘まで付いて僕を避けなくてもいいじゃないか!

だってお見舞いに来たり朝、病院前走ってたの

ずっと見てるんだ。どうせ彼氏でも出来たんだ!

僕は少しイラっとしてカラオケを全開に楽しんだ。


山田「さぁ、今日はもう帰ろうか?」

美希「あ〜楽しかった、、、そうだ賢一君、来週

南女高校で文化祭があるから来る?誰もが来れる訳では無く生徒の親類のみ なんだけど。ほら

今、変な奴が多いから。」


賢一「僕は親族じゃないよ。」


美希は肩をくっつけて来て小声で

「結婚したら親族だよ。」


僕はゾクリとして美希から離れる。

この子とんでもない魔性の女だ。


僕は文化祭に行く事にした。

こんなに嫌われてもまだ桃子ちゃんに未練があるってしつこい男だ!

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