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生まれ変わったなら。

カタカタ。

僕は桃子ちゃんの病室で毎晩ネットで病気の事や

治療法を調べている。桃子ちゃんはそんな僕を見ながら他愛もない会話をしている内に眠ってしまう。と言うのがルーティンになっている。

昨日の話題はカップラ―メンの具を先に食べるか?後に食べるか?だった。

最終的に答えは出ない内に桃子ちゃんは眠ってしまった。

とどのつまり答えは何でも良いのだった。


僕はそんな桃子ちゃんとの時間がとても好きだった。


桃子「私が死んで生まれ変わったら賢一探しに行くよ!」


賢一「、、、それ桃子ちゃんじゃないやん。」


桃子「18歳に結婚出来るから。賢一が35歳。」


賢一「つまんない事言わないでよ。」


桃子「なるべく年の差を作りたくないから早く死んで生まれ変わらなくては!」


賢一「止めてよ、、、」


桃子「私、必ず賢一見つけるからね!

絶対、ぜったい、、、」


賢一「桃子ちゃん!怒るよ!」


桃子「す―、、、。」

桃子は寝息をたてて寝てしまった。


僕は彼女の髪を撫でながら囁く

「次は人に生まれ変わらなかったらどうするの?」

でも

、、、ビックリしたな、、。生まれ変わるなんて。

同じ事考えてるんだもんなぁ。


僕は薬を一粒飲むと桃子ちゃんの手を握りこの世界から旅立った。




300年後


レオ「じゃあ300年前に行って来るよ。」


マリラ「本気なの?歴史を変えると大罪よ。」


レオ「僕が生まれた理由は僕が桃子ちゃんを救う事だから。」


マリラ「わかった。もう何も言わない。仮に帰って来なかったら貴方クローンになるけどいいの?」

レオ「マリラ、僕はすでにクローンだよ。事故で2回死んでいる。」


マリラ「そうなの?私はまだオリジナルよ。」


レオ「じゃあ行って来るよ。」



レオ「ここが300年前、うわ、海。初めて見た。

きれいだなぁ、、、おっと急がなきゃ。」

レオは桃子の腕に薬を注射する。

次に賢一の腕にも注射する。


レオは賢一の顔を見て

「おめでとう。賢一君、君の勝ちだ。

君は僕で僕は君。

君が生まれ変わった僕が君たちを助けに来た。

300年かかったけど許してよ。」


レオは300年先に帰った。


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