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RINGのあなたへ  作者: にゃふ
1/1

宇宙人さん

 ぞくぞくと寒い夜道。


 ふと気がつくとだれもいない。

 

 なんだか怖くなる。


 そんな経験、あなたにもありますか?


 

 ここは千葉県千葉市。 

 薄暗い蛍光灯が光る夜道。


 仕事の残業を終えた社会の端くれ、

 成恩寺トラリという男性は

 帰路を辿っていた。


 自宅から、電車と徒歩で通っている。


 上司に絞められた愚痴を1人こぼしながら

 歩いていた、、

 

 その時、なんとその時である。

     

 後ろから音がしたのだ。


 「きゃー!いやん!」

        ドーン。   

        

           バタリ・・

 

 「なんだ、今の音は」


 とっさに振り替えると、そこには

 アフロヘアーの若い男がいた。


 その男の後ろには、若い女が倒れていた。


  制服を着ている。

  私の娘と同じ制服を着ていた。。

  私の娘と同じ学校の高校生・・?


 とっさに成恩寺は思考を巡らせた。


 成恩寺は家庭を持つ49歳の男性だ。

 

 妻とは7年前に死別しており、現在娘1人を

 男手1つで手塩にかけて育てている。

 サラリーマンの窓際男性、その人だ。


 女子高生に釘付けになっていた

 成恩寺は、いきなり我にかえる。


 「お前に取り憑いてやる・・」


 男はものすごい剣幕で

 睨んでいたからだ。


 まずい。

 何がなんだかわからないが、まずい。


 頭のおかしいやつに絡まれたときは

 逃げるに限る。


 成恩寺はその場から逃げたが、ヤニカスの

 HPは限りなく低かった。

 

 すぐに追い付かれた成恩寺。


 彼は抵抗むなしく、襲われた。


 そこから先の記憶はない・・





 成恩寺は気がついた。 


 やや寒い。どこだ、ここ・・。

 目をあけると、真っ白部屋である。

 家具は自分が寝ているベッドしかない。

 しかも狭い。

 

 特徴といえば、ベッドの横にある

 窓ぐらいだ。


 ふと窓をみて成恩寺は驚いた。


 なんだこれ、、


 窓からみえたのは、暗い世界。

 宇宙だった。

 惑星もみえる。


 余韻にひたっていると

 男の声がした。

 「起きましたか。」


 



 

 HEY! 


 よろしく!


 かわいいこがだいすき

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