表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブーストサマー  作者: 水室二人
学園編 
35/42

休日への道

 働きすぎと言われたので、休みを作る事にしました。

 休みために、仕事をする。矛盾した感じですが、色々と計画があるので、調整は必要です。

 遠征計画の要の存在、グリーンベアの調整が目下の課題です。

「懸念事項?」

「海の底の3人が抜けた穴が問題です」

「それなら、心配ない・・・」

 消えた3人の行方。彼女達は、恐れていた。

 どうしたら、死を回避できるのか?

 過去から続く、永遠の課題。

「出来れば、相談して欲しかった・・・」

 彼女達は、焦っていた。ある程度、計画していたらしい。それを後押ししたのは、僕たちだった。

「望みは、叶ったかな?」

「不完全だけど、取り合えず」

 僕と紺の間に、モニターが現れました。そこには、海の底の3人が映し出されています。

 3人の姿が、混ざり合い1人の少女になりました。3人の面影が混ざり合った、新しい存在です。

「名前は?」

「海の底では駄目ですか?」

「何故?」

「私達は、海の底に消えた文明の末裔です。語り継がれる、大陸が沈む話が怖かった・・・」

 3人は、恐怖から逃れる為に、色々と計画していたそうです。

 それこそ、人類世界を滅ぼして、集合無意識の存在に溶け込む計画もあったみたいです。

 ただ、実行するのが不可能で、演算するだけの日々でした。

 僕のと所に緑と紺が来て、彼女達が過去の演算装置を再現しました。

 この世界のコンピュータよりも、数世代進んだ機械。

 これにより、彼女達の一つの計画が実行可能になりました。

 彼女達が、こっそりと保管していた物質がありました。海に沈んだ大陸の遺産です。

 賢者の石という、ありふれた名前の存在。

 その賢者の石は、賢者の意思とも言われていて、人の記憶を移せる物質でした。

 それを使い、3人の精神を移植したそうです。3人の魂は、偶然の結果、無事に賢者の石に融合。

 混ざり合って、一つになったそうです。残った肉体は、変な事に使われると嫌だからということで、僕が保存しています。

 実際問題、肉体が消滅した時、魂がどうなるか不安です。海の底は、大丈夫と言いましたが、不安が消えません。なつ様にお願いして、保管する装置を作ってもらいました。

 賢者の石とあわせて、寝具戦国の本社の地下に設置してあります。

「海の底は、行方不明扱いだから、その名前は使えない」

 便宜上、迷宮で行方不明になったことになっています。

「精神の存在ということで、ミームと呼ぶ事にする」

「ミームですか?」

「駄目か?」

「問題ありません。私はミーム。以後よろしく」

 3人娘は、合わさって一つになり、ミームと呼ばれるようになった。

 賢者の石は、一つだけだったので、今後同じ存在を作るのは無理でしょう。

 やってしまった事は、仕方ありません。今後の事として、ミームと協力する事にしました。

 彼女達の恐怖は、統合した事でで薄れました。完全に消えたわけではありません。

 それでも、前向きなったみたいです。

 賢者の石を通して、グリーンベアの能力向上に協力してくれています。

「例の計画は?」

「成功しました。射撃に関して、命中率の向上は、現状の15%です」

「ほかは?」

「収納コンテナの配置、改善したので以前より10%積み込み量が増えました」

「中々の成果だな」

「後は、移動の問題です」

「そっちは、なつ様が良い物を作ってくれました」

 超距離の移動、最初は加速魔法で射出する事になりました。中の人の、安全装置の開発が、無事に出来ました。

「少し大型になったけど、大丈夫かな?」

「確認します」

 ミームは、受け取ったデータを解析します。賢者の石と一体化し、3人の人格が融合した事により、彼女の情報処理に関する能力がかなり上昇しました。

 緑と紺のコンビよりも数段上になりました。ただ、前世の中の、一番凄かった時代の僕よりは劣っています。あの時の僕、半分神の領域に足を踏み入れていました。流石に、今はそれよりもかなり劣っています。

 それはともかく、遠征の準備は順調です。

 休む為に仕事をする。

 24時間戦えますかと、歌った歌のある時代懐かしいですね。前世の世界の中に、そんな時代がありました。

 今の忙しさは、その時代を超えています。ただ、応援してくれる人がいる。

 その事が嬉しくて、頑張ってしまうのです。

 そうこうしている間に、可変式巨大戦車グリーンベアは一応完成となりました。

 全長40メートル。戦車、4本足、2本足の3タイプの変形機能を搭載。

 4本足状態は、特殊砲撃モードで、前方と側面を中心に機銃掃射が出来ます。

 2門の、巨大内加速砲の使用も可能です。

 2本足状態は、全方向への機銃掃射が可能になります。 ある程度の格闘も可能。

 加速砲を流用した、パイルバンカーで、接近した敵の粉砕が可能です。

 搭乗員は15名。メインパイロットは緑です。

 格納庫に、チャウス他、特殊車両を積み込んであります。

 遠征の準備は完了です。結構は、6年時の夏休み。一応、長期休暇あります。

 それまでは、ゆっくりと過ごします。

 

 


3の倍数の日に投降予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ