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ブーストサマー  作者: 水室二人
学園編 
22/42

新入生を囲え その1

 新入生の、個人情報を購入しました。お金と権力は怖い。

 この世界、睡眠で悩んでいる人多すぎです。

 個人情報といっても、スキルに関する事です。

 プレイヤーとして、冷遇されがちな生産スキル。その所持者は、比較的早い段階で脱落する傾向にあります。海の底の3人も、朴達と手を組まなければ、学校を辞めるか死んでいたでしょう。後者の確率のが高いです。

「気になる人はいましたか?」

「なつ様の方は?」

「九重という子かな?」

「僕も、この子は引き抜きたい」

「他には?」

「出来れば、この遠野という子かな?」

「二人とも、女の子だよね?」

「生産系のスキル保持者、女性の方が確立高いのでは?」

「データとして、それは確立されてます。女の子の方が、生産系多いです」

「何か、偏見とか無いよね?」

「?」

「無いならいい。もう1人、この赤城という子も引き入れたい」

「男の子なのに?」

「性別、関係ないから・・・」

 とにかく、目ぼしいのは3人です。


 九重 緑 スキルは再生。生き物ではなく、機械の再生が出来る。

 遠野 紺 スキルは分解。この子も、機械や金属を分解する能力。 

 赤城 白 スキルは倉庫。かなりの量の物質を、保管できる倉庫を作る事ができる。


 今後の目的の為にも、引き込みたいです。

 様子を見ながら、チャンスを待ちます。

 ただ、そう思っていたのですが、チャンスは早く来ました。

 最初の実習の時に、救助要請が来たのです。

「チャウスの準備は?」

「勿論出来てる」

「出撃!」

「らじゃ」

 改良された、新型チャウスは以前とは別物といってもいい。戦闘能力が上昇していて、単独での戦闘時間も上昇。

「なつ様を、お願い」

 迷宮に入り、二手に分かれます。なつ様は、入り口付近で待機。ミニチャウスを展開して、情報の収集に専念します。素のサポートを、海の底が行います。

 彼女達が製作した特殊戦車、エースの性能は中々のものです。彼女達自身は、戦闘能力低いですが、勇気がプログラミングに特化した能力を開花して、自動迎撃システムが強化されました。

 チャウスと、エースだけで、拠点防衛の能力は高いです。

「気をつけてね」

 僕はここから単独行動。なつ様から送られる情報を頼りに、遭難者を救出します。

「最初の実習、事件起こるとは思わなかった・・・」

 こうならないように、こっそり手を回していました。

「これに関しては、私達が甘かったとしか言えません」

「確かに」

 目的の3人が死なないように、先生を巻き込んで置きました。戦力的に、安心できる上級生を選んで、指導係になるようにお願いしました。

 それでも、事故は起きてしまいました。

「生存確認。3人は同じ場所にいます」

「罠の可能性は?」

「半分・・かな?」

 僕達は、色々とやっているので、敵も増えています。学園内部には、色々と派閥があり、最大派閥の海野家関係とは最悪の状況になっている。

「状況を確認。偶然の可能性のが高いです」

「何故?」

「狼系の魔物の中に、上位種を確認。防衛している生徒は、海野財閥の関係者が多いです」

「僕達が言っても、大丈夫かな?」

「救援要請があった時点で、問題ありません」

「そこからの砲撃は?」

「1分後に一度だけ」

「そちらに合わせる」

 場所まで距離があるので、急ぎます。戦闘強化服、走るのに向いていないので、ローラースケートのような装置が付いています。それで急いでも、2分はかかります。

 時間通りに、砲撃が行われました。

 目標地点に着弾。敵集団の一部が消滅。

「この集まり方、スキルに関係している?」

 敵の集団は、普段ありえない数です。

「救助要請により、救助に来ました」

 疑問はあるけど、救助が先です。マグナムで、確実に数を減らします。見方が混ざっている状態なので、レーザーは使えません。この状況で、砲撃したなつ様達は凄いです。勇気の開発したプログラムは中々良いようです。

「動け、動いて!」

 生徒の中で、1人叫んでいる子がいます。

「どうかしましたか?」

「これ、壊れて動かないの・・・」

 かにか、可愛い生き物がいます。必死になって、移動用の車に向けて何かしています。

「中に、誰かいるの?」

「友達が、まだいるの。お願い、動いて!」

「それは、スキル?」

「はい、私の再生で、治るはずなのに、治らない!」

 良くみれば、車両から油が漏れています。火災の危険があります。

「君は、逃げなさい。爆発する」

「嫌っ!」

「後は任せて」

 腕を、スーパーハンドに交換します。訓練した結果、瞬時に入れ替える事ができるようになりました。

「50トンパワー!

 素の威力で、車の扉を剥ぎ取ります。

「紺ちゃん!」

 可愛い生き物は、車の中で倒れていたこに抱きつきます。

「ほら、逃げなさい」

 それを、強引に引き出す。車は、爆発寸前。運転席に、人影があるけど、既に事切れているのが解ります。

「爆発するぞ!」

 そう叫びながら、距離をとります。素の直後、車は爆発。魔物の一部が巻き込まれています。

「あれは、始末しないとね・・・」

 二人をを抱きかかえながら、魔物のボスを始末します。マグナムで、撃ち殺すだけの簡単な仕事です。

「なつ様、安全な場所あるかな?」

「そちらに移動中。しばし待つ」

「そっちは良いの?」

「赤城少年の所属する部隊は、無事帰還」

「それは良かった」

 今回、3人は別の集団にいたので、誰を優先するか悩みました。2人いて、危険だったここを優先してよかったです。

 なつ様たちが合流した事で、火力は上昇。二人を、エースに乗せて、僕は戦線に復帰。

 まもなく敵は壊滅。救助要請は、弱冠の犠牲者も出たが、何とか終了。

 まずは、この二人の勧誘です。

3日ごとの更新予定です。

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