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ブーストサマー  作者: 水室二人
学園編 
18/42

右手に銃を持つ男

「お前が、仙石か?」

 昼休み、まったりとしていると声をかけられました。

「はい?」

「少し顔を貸せ」

 相手は、4年生の知らない人です。名札の色で、学年は識別できます。名前は、杉田というらしいです。

「どの様なようですか?」

「黙って、ついて来い」

「やれやれ・・・」

 ここ数日、この手の呼び出しが増えています。

「なつ様、少し出かけてきますね」

「殺しは駄目だよ」

「半殺しは?」

「許可します」

 せっかく、なつ様と楽しくしているのに邪魔をされたのです。半殺しくらいは良いでしょう。

「・・・」

 杉田先輩は、何も言いません。でも、その後姿からは怒りを感じます。

 最初に、手を出してきたのは先輩たちですからね。

 先日、龍を宇宙の彼方に追放した結果、レベルが大幅に上昇しました。

 年齢で超えるはずの、壁を突破しました。


 仙石仁 男 レベル100 魔力 測定不能

 一般スキル 

 身体強化 L10 魔力制御 L10 遠見 L5 気配探知 L8

・無属性魔法 L10 威圧 L10 射撃 L10 魔力吸収 L5

 房中術 L10 機械操作 L10  


 特殊スキル

・加速魔法 第1階位 L10 レベル×10倍まで次の行動を加速する。生物は不可。

・魔力回復 L10 1秒ごとに10%魔力回復

・物質変換 魔力を物質に変換する こめる魔力で出来上がるものが変化。大きさは10Cmまで。


 固有スキル

・スキル編集 1文字 残り5


 この様に、変化しています。

 義手に関して、なつ様がとりあえず用意してくれたものを利用しています。

 これを魔力制御とあわせて、訓練した結果機械操作のスキルを習得。相性が余暇たのか、すぐに上限になりました。

 現在も、色々と義手は改良中です。


 魔力は、測定不能となっています。兆は超えているのは確実です。

 魔力回復とあわせ、化け物になっている自覚はあります。

 このレベルになると、魔人と呼ばれてしまいます。

 正式な認定は、試験を受ける必要があるみたいなので、後日となっています。

 さりげなく、危険なスキルが上限になっています。

 これ、前世の影響です。過去の自分に、色々と言いたいです。

 今世において、使った事無いですが、なぜか定着えてしまいました。魂に、刻まれていた可能性があります。過去の失敗と成功の記憶。あいまいな物が多いです。

 それなのに、なぜ?と思います。

 いずればれる事なので、なつ様には報告してあります。

「楽しみ」

 と、笑顔で言われてしまいました。あの人の感覚は、少し特殊かもしれません。

 実際問題、僕も楽しみではあります。

 義手と、チャウスの新しい機体が完成してからという約束です。過去の色々な事を思い出したので、前ほどのあせりはなくなりました。

 ただ、独占欲とか、後悔したくないという願いは強くなりました。だから、妥協はしません。

 出来る限りを、尽くす事にしたのです。

 その結果が、4年生との対立です。

 訓練場の使用に関して、揉めてしまいました。喧嘩をうってきたので、高値で買いました。

 4年生になると、人型の魔物のいる迷宮に行くことになります。

 当然、拒否も出来ます。自身が無ければ、獣の迷宮でも単位はもらえます。

 ここが、人生の分岐点になる人が多いそうです。

 人型の魔物の情報が欲しかったので、訓練している人に話しかけたら、逆切れされました。

「貴方が、仙石君?」

「そうですよ、海野さん」

 つれて行かれた先には、有名人がいました。

「私の事、知っているの?」

「僕が、誰と懇意にしているか知っていれば、知らないはず無いですよね?」

「なつの友達だったわね、貴方」

 目の前にいるのは、海野財閥のご令嬢、珊瑚さん。4年生で一番の実力者と言われている。

「友達ではないです」

「そうなの?」

「婚約者です」

 そういった瞬間、周りの空気が固まった気がします。珊瑚さん以外にも、この場には5人います。

「婚約者との、楽しい時間を邪魔する先輩の用件は、何ですか?」

「この子達が、生意気な下級生を暴行すると言っていたので、止めるつもりでした」

「なら、僕を呼ぶ必要ないのでは?」

「強い生徒なら、配下に欲しいと思ったの。なつの婚約者なら、ヤマノ重工の関係者になるの?」

「それは、未定です。独自に、動く予定です」

「なら、私と手を組まない?」

「考えておきます」

 考えるだけです。お嬢様、人を見下していますからね。配下に欲しいって、態度が悪いです。好きになれない人です。

「こら、珊瑚様に失礼だぞ!」

 僕の態度が、良くないのは自覚しています。そうする必要ないですから。

「珊瑚様、ここは、我等にお任せを。生意気な子供には、思い知らす必要があります」

「好きにしたら良い。私は、これで失礼知るわね。配下になるか、良く考えてね」

 珊瑚さんは、そう言って立ち去る。

「考える必要は無い。お前みたいな生意気な奴は、珊瑚様にはふさわしくない」

 5人の先輩は、僕を取り囲む。

「素手の相手に、木刀を構えて恥ずかしくないの?」

「いつでも戦える準備を怠らない。この学校の基礎知識だぞ!」

 そう言いながら、1人が切りかかってくる。

「先輩たちは、人型の魔物と戦った事ありますか?」

「俺たちは、全員経験済だよ」

 上手に連携して、中々隙の無い攻撃が続いています。

「なるほど、勉強になります」

 身体強化をして、防御力を挙げます。つぎ込む魔力で、威力が変化します。1億を超える魔力で強化しています。相手の動きは、止まったように見えます。

「貰った!」

 上手く誘導して、義手に攻撃を当てます。攻撃があたり、義手が外れて宙に舞います。

「な、何だそれは!」

「隠し銃、中々良いでしょ?」

 腕の中に、銃を隠しおきました。左手にサイコガンではないですが、それに近い物がありま。魔法金属なので、形状が変化できます。

「今ひとつですね・・・」

 実勢に使った感じは、今ひとつ。反動が結構あるので、肩が痛いです。隠し銃は失敗です。

 次の計画を、実行しましょう。

「訓練なら、付き合いますよ」

 武器を破壊され、足を撃ち抜けれて倒れている先輩たちに声をかけます。

 この程度の怪我なら治療は可能です。半殺しではないのが残念です。

 3日ごとぐらいのペースで更新予定です。


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