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私が思っていたより3倍以上、美味しいじゃないかこのホッケ。

またまた遅刻です。すいません。


そして文字数が初めて6800以上・・・。

うん、良いペースだ。

今日も仕事が順調順調。


いつもこれくらい依頼が順調に進むと良いんだが。


さぁて、次の依頼先は・・・。


「銀行、か。何とも私に縁のない場所だが。」


銀行。

この世界では銀行といえば金貸し業が多い。

もちろん色々な人の資産を預かる仕事も含まれてはいるが。


だが正直、私達目線だとお金や家計に直結してるのってギルドなんだよな。

ギルドのカードを使用して口座からお金を引き出したりするし。


大きい買い物なんてのはカードから直接引き落としたりもする。


ま、とりあえず向かうとしますか。


―――――――――――――――――――――――――


「ようこそ当店へ。お噂は聞いておりますよ、魔術師さん。」


「いえいえ、まだまだ未熟物ですよ。本日はよろしくお願いします。」


すごい、ピシッとした服装の銀行員。

名刺は・・・なんと、副支店長。


これはまた、中々の大物が出てきたな。

私、いったいどんな依頼をされるんだろう。


「さて、早速なんですが・・・魔術師さんは、色々な物の加工も承ってるとか?」


「ええ、まぁ。加工、薬剤調合は勿論ですがインテリアや調度品の調達、あとは素材採取。最近では催し事の運営にも携わりましたよ。ははは・・・。」


何か改めて考えると、私手広くやりすぎだな。

私って一介の魔術師だよな?


催し事とか、絶対に魔術師の仕事じゃないぞ???


いや、落ち着け私。

何も今回は催し事とか、そんな内容じゃないんだ。


加工の事について聞いてきたんだし、加工の依頼なんだろう。

自分を見失うな、私。


「ちなみに加工に関してですが、一から何かを作り上げることもできますし、今ある物を加工、どちらでもお受けできますよ。」


「おお、そうですか!それは心強い!実はですね、今回依頼したいのは・・・。」


「依頼したいのは・・・?」


「当店限定、豪華仕上げの貯金箱を作ってもらいたくて。」


・・・貯金箱?

現金を貸す、銀行が。

何故貯金箱なんだ・・・?


「え、ええと、貯金箱というと・・・。」


「おや、魔術師さん。知りませんかな?貯金箱。」


「いえいえ、知ってはいますよ。ですが銀行で貯金箱となると、中々イメージが沸かなくてですね・・・。」


「ああいや、当店で利用するものではありませんよ。」


「ですよね!びっくりしました、はは。」


だがそうなると、いったい誰のための貯金箱なんだろうか。


「いや、実はですね。もうすぐ当店が周年記念を迎えるんです。」


「あ、そうなんですか。」


「ええ、ありがたいことに。これも地域の皆様からご支援いただいているおかげなんですが。・・・そこでですね、当店でもちょっとしたキャンペーンをやってみないか、という話になりまして。」


「へぇ、キャンペーン。そこで貯金箱を配布、とかですね。」


「ええ、その通りです。」


「と、なれば・・・やはり少し豪華な装飾に仕上げたいですね。」


「おお!話が早くて有難いです。私たち銀行はお金も貸してはいますが、本業は皆様の資産をお預かりすることですから。貯金箱なら少しでもそのイメージがつくかと思いまして。」


「でしたら予算、そして数を教えていただければ。一度サンプルを作成して持ってきますよ。」


「ありがとうございます。まず数ですが・・・。」


―――――――――――――――――――――――――


うん、良い感じに終わった。

数もかなりまとまってるし、予算もしっかり提示してくれた。


予算がはっきりわかる、これは凄く当たり前だが、凄く嬉しい事だ。

私が依頼を受けるとき、まずこの部分が重要になるといっても良い。


中にはしっかり仕上げたのに貧相だ、あるいは予算を超えてるとか言い出す客いるからな。

しかもそういう奴に限って最初に予算を出さなかったり、あるいは途中で変えてくる。


・・・もっとも、今私が抱えている客にそんな客はいないが。


しかし貯金箱、か。

豪華な貯金箱、いったいどんな加工をしようか。


中身が見えるのも良いが、あえて見えないウッド調でもいい。

うーん、この依頼。

中々やり甲斐がありそうじゃないの。


どんな宝石を使うか、どんな彫刻を依頼するか。


うん、色々な想像が出ては消え、でては消え。


―――腹が、減ってきた。


うん、いつの間にか貯金箱の装飾よりも。

白い器に盛られた料理が浮かんできた。


・・・重症だな、これは。

私の腹もいつの間にか凄く減ってるし。


うん、飯だ、飯にしよう。


いざ、飲食街へ・・・!




さて、飲食街に到着だ。

今日はどんな料理に出会えるんだろう?


毎回この飲食街に来る度、少しワクワクしている自分がいる。


なんだかんだで毎回美味い料理を食べてるし。

しかも新しい発見もあるときた。


これでワクワクするなって言う方が無理だろ?


うん、取り敢えず歩いて店探しだ。



食堂。

あー・・・並んでるな。

なんか最近食堂人気じゃないか?


レストラン。

あ、ここ美味しかった所だが・・・。

今は閉まってるな。

準備中か?


焼肉。

いやあ、焼肉って気分でも無いんだな。


さて、どうしようか。

いつもなら此処でフラッと良い店がみつかるもんだが。


とか言ってたら、ほら。

見つけちゃったよ、良さそうな店。

「和食居酒屋 キンギン」、何とも渋さが滲み出てる。


この名前なら、もう。

何かしら美味い飯が食えるのは間違いない。


ランチ営業もやってるようだし、うん。


もう決定、ここに決まり。

いざ入店!




「いらっしゃいませ。」


お、渋い店には品の良い女将さん、付き物だよね。


「1人なんですが。」


「大丈夫ですよ。此方のお席にどうぞ。」


うん、1人でも大丈夫。

一見普通の事だが、こう大丈夫って声にして言われると。

何というか、更なる安心感がある。


1人飯、大歓迎!みたいな?


一直線に伸びたカウンター、その端から2番目に着席。

おお、目の前でこの店の大将が調理するところを見れる。

この席、サーカスで言うS席じゃないか?


そして木目調の映える、いいカウンターの板。

座るだけなのにこう、特別感を演出してくれる。


窓に飾ってあるのは生け花だろうか?

青色の花、窓際で鈍く輝いているようじゃないか。


おっと、いかん。

店内はいいんだ。


まずは私の腹、こいつを肥やすことから始めないと。


さーて、何があるかな・・・。


メニューは、どれどれ。

うん、居酒屋。


和食だからかな、魚の料理が結構多い。

勿論肉もあるんだが。


だが、このラインナップだと・・・魚を攻めたくなるのは当然だよな。


うん、魚。

コイツをメインに考えよう。

となれば、後はフライか、煮つけか、それとも焼きか。


ここは・・・焼きだな。


特にこのホッケの開きとやら。

横にビッグサイズの文字が達筆で書かれている。


となればもう、これを頼まずにはいられない。


良し、後はライスとサイドを決めるべきだが・・・。

そうだ。


「すいません。」


「はい、なんでしょう?」


「ホッケの開きに合うメニューを知りたいんですが。」


「・・・あら、ごめんなさい。うち、昼は決まった定食しかやってないの。」


何と。

ガーン、いや、ガーンどころじゃない。

私の食欲がもんどりうっている。


「そうですか・・・。でしたらその定食を1つ。」


「ごめんなさいねぇ。あ、でも。・・・確か今日の定食、主菜はホッケの開きよ。」


やった!

コングラッチュレーション、私の食欲!

良かった、私の食欲が万歳三唱している!


「あ、ご飯大盛にできるけど、どうします?」


「あ、じゃあライス大盛で。お願いします。」


「かしこまりました。」


良かった良かった。

料理の注文ハッピーエンド。

ホッケの開き、こんだけメニューに大きく書かれちゃ気になるというもの。


というか前も昼は決まったメニューしかやってない居酒屋、あったよな。

最近はそういうのが流行りなんだろうか。


と、そんなことを考えていたら。


大将が取り出したのは、おお!

見るだけで分かる、旨味の乗ってそうな魚の開き!


きっとあれが私のもとに来るホッケの開きだな。


それを、おおう!

炭火焼ですよ、炭火焼。

私のホッケ、炭で焼かれてますよ、奥さん。


これは楽しみ、もう待ちきれないぞ。

早く、早く焼きあがれ、私のホッケ・・・!




「お待たせいたしました。日替わり御膳です。どうぞごゆっくり。」


おお、これが日替わり御膳・・・!


・ホッケの開き

焼きたてアツアツ、焼いてる時から美味そうな香り、香ばしさが私を思い切り刺激してきた。ああ、食べるのが楽しみだ。


・ライス

ライス大盛。私の中ではご飯よりライスなんだよな。ホッケを相手に、ライスの不足はなさそうだ。


・ヒジキの煮物

ヒジキと呼ばれる黒い海藻、そいつを煮物に仕立てた1品。ヒジキの黒にキャロットのオレンジ、鶏肉の茶色が良い感じ。


・だし巻き卵

綺麗な焦げ目の無い卵焼き。この見た目だけでこの店の腕が良くわかる。味付けは甘めとの事。


・味噌汁

和食、ならば汁物はやはりこいつ。店によって同じ名前でも味は千差万別、変幻自在の汁物だ。


では、いただきます。



まずはコイツ、ホッケの開き!

見事な大きさ、威圧感すら感じるぞ。


ダイコンおろし・・・確かラディッシュだったよな。

コイツを乗せて食うんだろうか?


いや・・・まだ最初なんだ。

最初はそのまま、それで行こうじゃないの。


このホッケの骨の部分、こいつを外して・・・おお!


ベロンと、一気にはがれた。

これは楽しい。


そしてめくられた骨の下、そこにはもう、肉汁ならぬ魚汁滴る美味そうな白身!

これは、我慢できん!


箸を入れて・・・これはまた。

しっかりポロっと身が皮から離れてる。


良し、こいつを、口の中へ・・・!


―――お、おっほほ。笑う、笑っちゃうよこの美味さ。この絶妙な塩加減、たまらん!


おー、美味そうだ、美味そうだと思ってはいたが。

実際に食べると、どうだ。


私が思っていたより3倍以上、美味しいじゃないかこのホッケ。


プルっと離れる、しっかり焼けたこの白身。

コイツを箸で持って食える。

ただそれだけの、何たる幸せか。


美味いものを、最大限に上手く調理して、美味しくいただく。

この幸せ、こいつを味わっちゃ・・・もう。

人は、笑顔で飯を食うしかないだろう。


そしてこのホッケ。

嬉しいのはその大きさ。


何と皿からしっぽがはみ出てる。


あの美味さ、それをまだまだ食えるという安心感。

そしてこのボリュームを食えるという期待感。

その両方を満たしてくれる。


口の中はまるでホッケの天国。

今日肉より魚、その選択をして大正解だった。


という訳で、二口目。


―――うーん、やはり美味い。この魚だけでも完結できる、そんなレベル。ほのかな塩味のアクセントが、ほのかだけど強烈にたまらない。


おぁー、美味いなぁ。

変なため息が出るのも仕方がないレベル。


この塩味が、本当にいい味出してるんだ。


食べれば食べるほど、胃袋がもっと寄こせと、もっと食わせろと叫び続ける。


いかんな、これは。

大きいからと言って食べ勧めると、一瞬でなくなる奴だ。

それはいけない。


いけないんだが・・・止められん。


あ、そうだ。

次はダイコンおろし、こいつとショウユを足して食ってみよう。


ダイコンおろし、まるで雪の様だな。

コイツをホッケの身の上に乗せて。

その上からショウユをかける。


どうだ、美味そうだろう?


ショウユをかけるのは私の発想だが、果たして吉と出るか凶と出るか。

いざ。


―――吉か凶か、そんなレベルじゃない。紛れもない大吉、その美味しさがここにある。


これは・・・良い。

ダイコンおろしのさっぱりした味、そこにショウユが加わって。

ホッケの白身がすべてを調和していくようだ。


まるでダイコンおろし、その雪が降り積もる中。

ホッケがショウユを携えて、延々と雪道を歩いているかのような・・・。


たまらん、たまらんなぁ・・・!

もう、抑えが効かない!


ライス、こいつと一緒に掻き込むしかないじゃないか!


―――美味い魚、それを酒じゃなく、美味いライスで追いかける幸せ!


ホッケの塩味、ライスに抜群に合う。

考えれば塩とライスでオニギリができたはず。


そこに美味い魚の白身、こいつを足されちゃ、もう!

美味い以外に何も言えないじゃないか・・・!


想像以上に美味しいこの組み合わせ。

あー、もう食べる箸を止めたくない。



しかし、このままガツガツ行ってメインとライスを無くすのは勿体ない。

ここは1つ、サイドの小鉢に行こうじゃないか。


まずは、そうだな。


良し、ヒジキの煮物。

コイツを行ってみよう。


しかし見れば見るほど、こう、なんだ?

不思議な見た目をしてるよな、こいつ。


海藻って、ワカメと言い、ヒジキと言い。

不思議な形をしている様な気がする。


まぁ、何を言っても重要なのは味。

私は味が良ければそれでいいんだ。


では、一口。


―――あ、ほう、へぇ~?良いじゃん、悪くないどころか美味しい。これ、ほっとする味だな。


こう、懐かしい味といえばいいんだろうか。

絶妙な甘さ、そしてこの煮物特有の味。


それが口の中で広がるというか、ほどけるというか。


キャロットと鶏肉、こいつらがまたヒジキとの相乗効果抜群じゃないか。

大部分を占めるヒジキの中、一際輝くこいつらがいるからこそ。

トータルのこのヒジキの煮物、ググンと美味しく仕上がってる。


いやしかし。

こいつすいすいと食べ進めれる、そんな味だ。


この日替わり御膳でいう、サラダみたいなものだろうか?


サラダとはちがったさっぱりさ、後引く美味しさ。

これがまた、口直しにはちょうどいいのかもしれない。



そうしたら、次はだし巻き卵。

コイツに移ろうじゃないか。


この焦げ目の無い、完璧な出汁巻き卵。

ふんわりと香るは出汁巻の出汁の香り。


これがまた、私の食欲を増幅させるんだ。


さぁ、この芸術品の様な出汁巻きを一切れ掴んで。

口の中へ放り込む!


―――すると、見えるは卵の宇宙。出汁がブラックホールとなって私を巻き込む・・・!


これは、この美味しさは。

間違いなく職人、職人の技だ。


思わず二度も職人と行ってしまったが、素晴らしい腕をしているじゃないか、職人。


甘めの味付け、これもまた良い。

普段食べる卵焼きは塩派だが、この甘さ。

こいつが出汁としっかり絡み合って素晴らしいハーモニー。


見た目も美しく、味も美味しい。

なんだこの完全食。


ほら、小鉢だというのに。

1切れ食べたらまた1切れ、この流れが止まらない。


甘い卵焼き、今までは塩派だったが。

ここまで職人の技がこもった卵焼きを食べてしまうと。


何だか、甘い卵焼きの派閥に入ってしまいそうだ・・・。



ああ、卵焼きが無くなってしまった。

仕方ない、必要な犠牲だったんだ。


あの美味しさを前にしちゃ、流石の私もどうしようもないんだ。


そこで出てくるはコイツ。

そう、味噌汁。


その店の腕前、それが現れるといっても過言ではない汁物。


しかもこの店は和食がメイン。

となれば、味噌汁の味、こいつにも期待が高まっちゃうというものですよ。


シンプルにネギのみ。

そのこだわりがまた、飲む前から私をワクワクさせてくれる。


では、いただきます・・・。


―――ズズっとすすれば、そこにあるのは味噌の国。優しい味、しかしそこには質実剛健、この店の歴史と旨味、確かに堪能。


これは、もう。

良い味噌汁、ただそれだけしか言えない。


いや、もう一つ言えることがあった。

唯々、美味しい。

それだけだ。


今まで飲んだ味噌汁とはまた違った奥深さ。

ズズっと飲んだ時、まるで人生を顧みるかのような。


でもそこに後悔はなくて。

今まで歩んだ歴史、それを確かに今踏みしめている。


優しい味だが、それだけじゃないこの力強さ。

店の歴史、確かに感じるこの一品。


これ、具沢山にすれば具沢山の味噌汁とライス、それだけで売れるぞ。

少なくとも最近の食堂ブーム、そんな中なら行列必至だろう。


いやでも、こんな美味い店に行列ができると私が困るな。


ああ、美味い。

唯々美味い、この味噌汁。



おっと、メインディッシュを忘れるところだった。

ホッケ君、待たせたな。


味噌汁でこう、力強さを得た私。

ここから先は、食欲の一方通行だ・・・!


美味い、ホッケ。

それをライスで追いかけて。


美味いヒジキ。

こいつに舌鼓を打ち、煮物の余韻を楽しむ。


美味い味噌汁。

ホッケを食べた後、この汁物で力強さを補充して。


そしてまた、私はホッケを食べてライスを食べる。


ああ、素晴らしきかな、和の食事。

魚が、ライスが、味噌が、ヒジキが。

そして今は亡き卵焼きが。


全てが等しく高水準。

私はもう、美味い美味いと思いながら食べ進む。

唯々それだけしかできないのだ。


だが、それでいいのかもしれない。

美味いものを食べる時。

その時はきっと、美味いと感じながら食べる、その行為が、その行為だけで、十分なのかもしれない。


―――ごちそうさまでした。




「ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。」


ああ、美味しかった。

ボリューム満点、味も満点。

素晴らしい昼飯に出会うことができた。


居酒屋、ランチ営業をしている店も多いが。

あの美味さを昼に体験できる店、中々ないんじゃないだろうか?


さて、煙草に火をつけて・・・。


ふぅ。

良い余韻だ。


何だろう、美味い飯を食ったからか。

何だか無性に貯金箱のアイデアが出てきた。


うん、帰るか。

早速サンプル、作ってみよう。


願わくば、次も美味い店に会えるように。

主人公(男)・魔術師。ヒジキを見て何か魔術に使えないかと考えだした。が、何にも使えなかった。



銀行の副支店長(男)・アルバイトから副支店長まで上り詰めた秀才。部下からも非常に人気。イケオジの既婚。

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