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第十話 楽園

戦後?の様子をお送りします。

――1945年(昭和20年)9月 東京 赤坂料亭


「今が好機と捉えるべきだ!」


 研究会の名のもとに行われた会合は、いつの間にか酒が入り大宴会と化していた。座敷の上座の方では先日18年ぶりに釈放された自称弁護士が気炎を上げている。


 秘密も何も有ったものではないな。気の緩みまくった会合の様子を眺めながら松谷(せい)陸軍大佐は思った。そう言う松谷も自らの気持ちが緩んでいる事を自覚している。そもそもこの様な会合に顔を出すこと自体が以前ならば絶対に避けるべき事だった。


「確かにあの男の言う通りかもしれませんね」


 そう言って松谷の隣に座る橋本正勝中佐が酌をする。彼も良い加減に酒が回っている様子だった。


「かもしれんな」


 松谷は頷くと杯を干した。その顔にはうっすらと笑みが浮かんでいる。彼も気分が高揚していた。確かに今は日本に革命を呼び込む好機だ。そう松谷も感じていた。


 松谷は生粋の共産主義者ではない。革命を目指したのも敗戦後に日本の国体を生き残らせる一つの方策であるはずだった。だが現状では日本の敗戦など有り得ない状況となっている。いつの間にか彼の中では目的と手段が入れ替わってしまっていた。



 松谷らの目の前でソ連の駐在武官が血をまき散らして死んで以来、「赤死病」と名付けられたその疫病は日本国内で、そして世界中で猛威を振るっていた。


 多くの日本人も赤死病に感染したが、幸いなことに発症した者はごく僅かだった。だが欧州各国や米国は国自体が消滅しかけているらしい。


「しかしソ連が生き残って本当に良かったです」


 このままではソ連も欧州と同じ運命を辿るかと一時は悲嘆にくれた松谷らだったが、駐ソ大使から日本政府に齎された情報に狂喜乱舞する事になる。驚くべきことにソ連は赤死病の抑制に成功していると言うのだ。


 ソ連は西部国境を武力により閉鎖し、国内の発症者はその周辺も含めて焼灼消毒するという苛烈な手段を講じているらしい。


 更に黄色人種が発症しない事に気付いたソ連は中央アジアや極東の兵士を国境に送って防衛に当たらせていた。当然ながら一度前線に送られた兵士が後方に戻される事は二度と無い。


「これから世界はソ連と我が国が主導する事になる」


 つまり今の世界には日本とソ連の二国しか列強といえる国が無いのだ。そして空白となった広大な世界に飛び出せるのは日本以外にない。それには強力な中央権力による計画的な国家運営が不可欠である。つまり共産主義的な政体が必要とされるはずだった。


 きっと政府も同じことを考えたのだろう。特高に逮捕されていた政治犯が今月に入って大量に釈放されていた。先程まで大声で自説をぶっていた弁護士もそんな一人である。



 やはり革命は必要だ。そう松谷は信じていた。


「そのためには我が国も変革される必要が……ゴフッ!」


 突然、松谷は咳き込んだ。


 そう言えば先程から少し熱っぽい感じがしていた。酔いと高揚のせいだと思っていたが夏風邪でも引いたのだろうか。そう思い松谷は何気なく周囲を見回し驚いた。


 座敷の男達が皆、松谷と同様に咳き込んでいたのである。隣の橋本も激しく咳き込んでいる。先程の弁護士も今は蹲って咳き込んでいた。その服から出た肌が見る間に赤く染まっていく。


 その光景に松谷は見覚えが有った。ぬるりとした感触に気付き自分の手の平を見ると赤黒い痰で濡れていた。そして腕の肌が徐々に赤く爛れていく。


「なっ……そんな……馬鹿な……ゴフッ……ゴフッ!」


 日本人は赤死病に罹らないはずではなかったのか。なぜ自分達が。この国はどうなってしまうのか。後はソ連に……そんな思いが松谷の頭をグルグルと回る。しかしすぐに意識が混濁し松谷は畳の上に倒れ込んだ。


 しばらくして多数の破裂音が座敷に響いた。



 松谷が健在である事を喜び、死に際に希望を託したソ連であるが、赤死病を抑え込めたのはわずかな期間でしかなかった。誰も気付いて居なかったが細菌は動物感染もしたのである。


 ソ連を東西南北に移動する渡り鳥は多い。その種類は数百種に及ぶ。この渡り鳥に媒介されることで細菌は徐々に感染範囲をソ連領内に広げていった。


挿絵(By みてみん)


 そして2年後にはソ連全土が細菌に汚染された。その頃には地下壕に籠るソ連首脳部も全て死に絶えていた。




――1945年(昭和20年)9月 米国 シアトル


「よっと。おぉ中々いい指輪じゃないか」


 そう言って李(Gok Suey Lee)は死体の指から高価そうな指輪を抜き取った。腐肉をぼろ布でぬぐい取ると無造作にポケットに入れる。彼の上着のポケットは指輪や腕時計などの貴金属で膨らんでいた。


「おい李、そんな煮ても焼いても食えんもの集めてどうすんだ。まじめに食い物を探せよ」


「悪ぃ悪ぃ。どうにも性分でな」


 収集班のリーダーに注意されて李はよっこらせと傍らに置いてあった袋を担ぐ。その中には缶詰や乾物等の食料品が入っていた。すべて市内の店や家から勝手に頂戴した物である。


 仲間に合流した李は一杯になった袋を、これもどこからか拝借したトラックの荷台に放り投げた。


 いまやシアトルの街は廃墟だった。あちこちに死体や車が放置されている。その中を中国人の集団がトラックと一緒にゆっくりと進んでいた。李らはシアトルの街で仲間とともに食料の調達をしていた。


「おっ、こいつ何か大事そうに抱えてるぜ」


 李は道端の死体の一つに興味を持った。最近では珍しい新しい死体である。おそらく地下室かどこかに籠っていて食料が尽きて出て来たのだろう。その男の死体は大事そうに大きな鞄を抱え込む様に倒れていた。


 李はその鞄を死体の下から引きずり出した。中身に期待しながら鞄を開けて、がっかりと肩を落とす。


「なんだよ。尻を拭く紙にもなりゃしねぇ」


 鞄の中身は全て札束だった。全部で10万ドル以上ありそうだった。しかし今ではもう価値の無い紙屑に過ぎない。李は苛立たしげに鞄を放り投げた。飛び出た紙幣が風に舞い散らかされていく。


 風に飛ばされていく100ドル紙幣を李は複雑な気持ちで眺めた。


 10年前に広東省台山の寒村から米国へ密入国した李はシアトルの食堂で下働きをしていた。時給50セントも貰えれば御の字の仕事である。いま紙屑扱いした紙幣一枚を稼ぐためには一ヵ月間がむしゃらに働く必要がある。いや、あった。


「日本人め……」


 李は憎々しげに呟いた。


 不法移民の自分はいくら頑張っても市民権をもらえない。しかし子供は米国市民になれる。その子にはしっかり勉強をさせて、いずれは市長、議員になってもらいたかった。其の為に少ない給料を遣り繰りして李は蓄財をしていた。


 日本が中国を侵略した時、母国支援の名目で在米中国人は金を出させられた。李も苦労して貯めた金の半分を持って行かれた。


 良い思い出のあまり無い母国だが、それでも日本に攻められたと聞いた時は腹が立った。だがそれよりも、せっかく貯めた金を失った事がより腹立たしかった。


「日本人め……」


 再び李は呟いた。失った金はまた貯めれば良い。李は割り切ってまた一生懸命働いた。しかし日本は今度はその努力を全て無にしてくれたのだった。夢見ていた子供の未来も全て消え去ってしまった。


「いつか同じ目に遭わせてやる」


 母国への想い、親しい者を失った悲しみ、そして李の様な金の恨み。理由は様々だが在米中国人は皆が日本を恨んでいた。


 収容所の日系人らは一人残さず殺されたらしい。白人達に引きずり出されて女子供まで酷い暴行を受けた挙句に虐殺されたという。いい気味だった。中国人もまた襲撃を受けたが武器を手にチャイナタウンに立て籠もり何とか撃退した。


 李らを襲った白人や黒人達はもう居ない。今や持ち主の居なくなったこの地にはインディアンと中国人しか居ないのだ。ここに中国人の新たな国を打ち立て、いずれ日本へ復讐する。それが李ら在米中国人の新たな夢だった。


「必ず滅ぼしてやる」


 決意を口にした李の足元がふらついた。少し熱っぽさも感じる。ここ数日のインディアンサマーのせいで体調を崩したのだろうか。そう思いながら李は食料調達の作業へと戻っていった。




 この頃から、これまで赤死病が発症する事が無いと思われていた黄色人種にも多数の発症者が見られるようになった。


 特に中国や朝鮮では発症者が多かった。この後一年程で両国ではほとんどの国民が死に絶える事となる。生き残ったのは辺境の少数民族や既に日本で成功を収めていた者達くらいであった。


 逆に日本国内や台湾では発症者が比較的少なかった。しかし局所的な集団発症は報告されている。日本放送協会や一部の新聞社、出版社では一時的に業務が不能になる程の発症者が出ていた。


 特高などの一部の者達は発症者が要注意人物に偏っている事に気付いていたが、日本にとっては好ましい事であるため特に深く調査する事はなかった。


 こうして日本は一割程の人口を失った代わりに反乱予備軍と言える者達が一掃される事となった。




――1945年(昭和20年)10月 ビルマ北部 ミイトキーナ


「回収しまス」


「ス?」


「ス」


「……出来ん相談だな。こいつにはまだまだ働いてもらわねばならん」


 そう言って辻は後ろに鎮座する高射砲を振り返った。その横には辻にずっと付き合わされている管理者の少佐が申し訳なさそうな顔で身を小さくしている。


 辻はこの高射砲が大のお気に入りであった。今ではどこへ行くにも連れ回している程である。


 だが連合国が崩壊し実質的に戦争が終結した後、各地に配されていた新型高射砲は不具合があるとの理由で回収が行われていた。海軍艦艇の新装備も同様であるらしい。


 その通達は当然ながらビルマ第三十三軍にも届いていた。しかし辻はそれを握りつぶしていた。それに業を煮やしたのか、とうとう第9陸軍技術研究所とか言う所の技術中尉が直接回収のためにこの地を訪れていた。


「もう不要のはずでス」


「分からん奴だな。出来んと言ったろう。さっさと帰るがいい」


 技術中尉の妙な態度と言葉づかいに、辻政信大佐は苛つきながら答えた。


 実は高射砲が不要という技術中尉の意見は正しい。なにせ敵が居ないのだ。


 まず赤死病が拡がった初期に英印軍が瓦解した。あわせて現地のビルマ人も華僑系を除いて赤死病で死滅してしまったのには日本軍も困ったが、西からの圧力が無くなったおかげで欧米支援の途絶えた中華民国軍から北部ビルマを奪還している。


 その後、秋になって中華民国軍も赤死病で壊滅したため今では敵が完全に居なくなっている。技術中尉の言う通り高射砲の出番はもう無いはずだった。


「では帰りまス」


 そう言って技術中尉は後ろを向いて歩きだした。


「ふん。分かればいい……な、何っ!」


 満足した顔で見送ろうとした辻が驚く。技術中尉が歩き出すと同時に背後の高射砲が立ち上がったのだ。そして技術中尉の後をワシャワシャと脚を動かして勝手について行く。


「おい!何をしている!さっさと止めろ!」


 辻が管理者の少佐に叫ぶ。少佐は慌てて板に向かって命令を出すが高射砲は歩みを止めない。


「権限は停止したでス」


 技術中尉が振り向きもせずに言った。


「おい貴様!高射砲を止めろ!」


 辻が腰の拳銃を抜いて技術中尉に向けた。将校用の九四式ではなく大型の南部拳銃である。


「た、大佐殿!さすがにそれは駄目です!」


 少佐が青い顔で辻を止めようとする。しかし遅かった。お気に入りのおもちゃを取られた子供の様に癇癪を起した辻は、少佐の制止も聞かず迷いなく引き金を引いた。


 だが発砲と同時に技術中尉の身体が青白い球体に包まれた。球体表面の銃弾が命中した所に波紋の様なものが現れる。それだけだった。辻の放った銃弾は技術中尉に届く事はなかった。


「抵抗は無意味でス」


 ぐるりと首だけを振り返らせ、技術中尉は無表情の顔で言った。そして銃を構えたまま固まる辻を残して彼は去って行った。




――1945年(昭和20年)10月 皆神山 基地


「敵対勢力の排除は順調でス」


「現地勢力の兵装で現状維持は可能でス」


「供与兵装はすべて回収したでス」


 散布物の効果により敵対勢力は完全に瓦解し個体数を大幅に減らしていた。もう敵対勢力の組織的な攻撃は無いと判断した()()は、日本に支給した兵装の回収を行った。


 一部の部隊が返還に抵抗を示したが現在では全て回収されている。()()は日本に兵器を供給したが資源やエネルギーの在庫が潤沢にある訳では無い。提供した兵器にも一部に貴重が資源が使用されている。


「資源の積極的な収集を開始しまス」


「現地生命体の資源収集技術は非常に未熟でス」


「一部の資源については収集技術を有していないでス」


「収集装置の供給が必要でス」


 ()()は兵器を回収し、代わりに今度は効率よく資源を採掘する機械を日本へと与えた。日本中、そして世界中から()()の必要とする資源を効率よく収集し調査船の建造を進めるためである。


 こうして砲の代わりに採掘アームを備えた奇妙な歩行機械が国内や世界の鉱山へと送り出されていった。




――新世界(ユートピア)の誕生


 ()()は資源収集を促す以外は日本の統治をしごく真っ当に行っていた。


 いや、むしろ真っ当過ぎると言って良かった。現状が維持されていれば十分な()()は、日本の法律や規則を徹頭徹尾、完璧に遵守させたのである。法律に矛盾があれば整合する様に改正は行わせたが、それ以外は元のままであった。


 当初は融通が利かない、堅苦しい等と不平不満を言う者も多かったが、それが支障となる事はなかった。なぜなら強い不満を口にする者は細菌により自然に()()されてしまったからである。


 犯罪もまた大きくその数を減らしていた。細菌が常に一人一人の言動を監視しているのである。日本への敵対意思以外にも法律に大きく違反する言動を行う者は発症した。



 だが自然災害への対応やインフラ整備に()()が関わる事は無かった。その様な些事は放って置いても優秀な官僚団が如才なく粛々とこなしていった。


 むしろ開発に付き物の反対運動やそれを背後で煽る者が次々と居なくなっていくため、従来に比べて非常にスムーズに物事が運ぶようになっていた。



 危機的だった財政についても官僚団は何とか持ち直させる事に成功していた。このため物価上昇率も国民が許容できる範囲内に納まっている。


 なにせ国家予算の半分を占めていた軍事費が大幅に削減されたのだ。この削減には大きな抵抗もあったが、こちらもインフラ整備同様に強硬派が勝手に細菌で自滅していくため支障なくスムーズに進んでいった。


 二割近くを占めていた国債の利払いも適度なインフレにより解消されつつある(外国債については1942年から利払い停止、日銀でほぼ全量を引き受け済み)。我田引水的な無駄な投資も減っている。国家予算のバランスシートは大幅に改善していた。



 軍縮であぶれた兵士達の受け皿も問題なかった。何しろ世界のほとんどの地が空白となってしまったのである。現地調査や資源文化財の収集、そして入植等、いくらでも働き口が有った。


 だが日本の人口は7000万人程に過ぎない。採掘機械を供与はしているが世界中から資源を収集するには人手が足りなさ過ぎる。その様に()()は考えた。


「資源収集範囲の拡大が必要でス」


「惑星全体に対する現地生命体の再配置が必要でス」


「現地生命体の個体数増加が必要でス」


 多くの資源を世界中から採集するには、人口の減少を防ぎ、逆に増加させなければならない。そこで()()は細菌に宿主の健康維持機能も付加する事にした。


 その結果、日本人は病気に罹る事が少なくなり、怪我も従来より遥かに早く治癒する様になった。死亡率は大きく低下し寿命は倍に伸び、人口が急激に増加に転じていった。


 そうして増大した人口を元に日本人は空白地帯となった世界へと徐々に進出していった。各地に設立された現地政府の中には独立心を強く持つ所もあったが、そういった所では細菌が発症し勝手に壊滅していった。



 戦時中に比べれば物資も豊かになった。犯罪も減った。政治も公明正大に行われている。物価も落ち着いている。不安や不満を煽る新聞やラジオも無い。病気や怪我の恐怖も小さくなった。もう戦争が起こる事もない。


 刺激も変化も無いが、ほぼ日本人だけとなった世界はとても穏やかなものへと変わっていった。



――2039年(昭和114年)1月 皆神山 基地


「全個体の搭乗を確認したでス」


「本惑星上に同化個体は残っていないでス」


 ()()がこの惑星に囚われてから130公転周期の時が経っていた。もっとも()()とっては、さして長くもない時間である。


 障害なく資源の収集が出来た事から、()()の感覚では極めて短期間で調査船の建造に成功していた。


 そしてこの日、最初の5体に加え、同化措置で増えた全ての個体が皆神山地下で建造された調査船に集まっていた。その中には一番最初に同化された桑根井集落の山田留の姿もあった。


「発進準備が整いましたでス」


「サイト上空への転移を行いまス」


 皆神山全体が眩い光に包まれた。だがそれを目にした者は誰も居なかった。町民全員が同化されていた山麓の松代町は無人と化していたからである。


「次の監視対象への移動を開始しまス」


 本来であれば()()はこの惑星で1000公転周期の監視を行う予定であった。だが事故に伴う()()の干渉の結果、その必要性は薄れている。


 上空35,786kmの対地同期軌道に転移した()()の調査船は、木星と土星でスイングバイを行い速度と針路を変更すると次の調査対象の惑星系に向けて静かに太陽系を去っていった。



 後には細菌に監視されながら幸せな生活を送る日本人の星が残された。

細菌の機能解除はしません。

ビバ!ディストピア!\(^q^)/


政府上層部が、ある日突然ごっそり居なくなっても日本人なら大丈夫です。多分。映画で見ました。


次話で最終回エピローグとなります。

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― 新着の感想 ―
下世話な話だが、若くて美人な女だけでも残しておければ…… (白人は好意を持ってた人も全員皆殺しなのはわかっていたとはいえ……)
[気になる点] いやいや兵器を回収したのなら同化措置で増えた全ての個体だけ回収して同化されてた日本人は置いてけよ。 それとも同化を解除することは出来ないのか?
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