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〈田舎者の嫁探し〉あるいは〈超越者の創世〉~種族的に嫁が見つからなかったので産んでもらいます~  作者: ナザイ
第3章〈アンミール学園の新入生イベント〉あるいは〈完全縁結びダンジョンの謎〉

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準レギュラー紹介 裸体美術部

大変投稿が遅くなりすみません。

今章ラスト、準レギュラー紹介です。

裸体美術部員達の紹介になります。


クリスマス転生、ボッチ転生、不屈の勇者のように今後書く予定の物語の主人公達でもあります。


 

 《用語解説》

 ・裸体美術部

 イタル=ゴトウが合法的に女子の裸体を見ようと、つまりヌードモデルと言う名目で女子の裸を見ようとアンミール学園で立ち上げた部活。

 部員はイタルの策略に乗った異世界人、異世界の記憶を持つ人々で構成される。


 尚、絵心を始めとした芸術の才能を持つ部員は皆無。しかし女子の裸を目にした場合のみ記録に残す為に驚異的な記録技術や美しく残す為の角度計算など美的センスを発揮する。

 が、邪な思惑を見透かされており、一度も女子のモデルを雇えた事は無い。それでも部活動として残す為に活動している証拠が必要で、血涙を流しながら最低限の裸体美術を自分達をモデルにして作ると言う地獄の活動を行っている。

 しかし本物を目にする為に諦めていない。


 何故か異世界人の中でも異様に強く、癖の強い人材が集まっている。

 特に頑丈さはチートを超えてコメディの域にあり、例え世界を滅ぼす威力を持つ一撃を受けてもアフロになる程度で何故か済む驚異的な頑丈さを持つ部員が大半を占める。

 そして精神力も異様に強くかの勇者の証拠ともされる〈不屈〉を有する者も多い。ただ強靭な精神力の方向性は変人的な要因からの強靭さである。


 また、その異様な精神性から世界神に気に入られている部員も多く、名誉司祭等の肩書を持つ者も多い。

 自分達のリア充化に失敗すると各世界宗教を布教する厄介な存在。

 何気に布教は成功しており、本職に比べても見劣りどころか多少上回る成果を残している。


 そして厄介な部活ではあるが、部員はどちらかと言うと善良な性質を持っている。

 困った人を見れば文句を言いながらも救う。それの困ったが世界規模でも救おうとし、結果的には救ってしまう力を有する真に勇者と言える人材が揃っている。


 しかしリア充になる為なら簡単に仲間を捨てる。

 曰く、部員は仲間では無くリア充になると言う目的の為に手を組んでいるだけ。

 同類だと思われるとリア充が遠のくと一括にされる事も嫌う。それぞれ自分も変人だと言う自覚が薄い。


 活動内容は裸体芸術を作成する事だが、女性モデルが確保出ない為に本来の活動は最低限しかしておらず、普段はリア充を目指して日夜挑戦している。

 その手段は多岐に渡り、孤児院を建て自分を好いてくれる女性を育てようと脚長作戦を行っていたり、ピンチの女性を助けて好感を得ようとパトロールをしていたり、相手も居ないのにデートスポットを建設したりと色々している。

 中でもパトロールはさり気なく世界規模を救済する事も多いとんでも部活。もはや部活の力を結集させれば解決出来ない事象の方が少ない。


 部室は部員総出で造り上げた【空中要塞キャメロット】。

 要塞と言うが外見は空に浮かぶテーマパークにある様な城。城に住んでいると言うアピールポイント獲得の為に、白馬の王子様が住んでいる城と言うイメージで造られた。割と趣味が良い仕上がりになっている。

 そして空中要塞と名の付く様に過剰とも言える防衛機構も完備されている。やろうと思えば世界を一つ支配する事も出来る超兵器。この機能はロマンの為に付けられたオマケ。


 問題を各所で起こす為に敵対組織として風紀委員が存在している。他にも衛兵科や騎士科からも目をつけられているが気にしていない。

 稀にアンミール学園内でなければ歴史に残る程度の戦闘も繰り広げられている。


 そして関連する部活として“裸体美術部から人類の品性を守る会”も存在する。

 こちらの構成人員はアンミール学園に入学前から部員達と親交のある生徒から構成される。例えばイタルを転生させた女神セントニコラ等、いわば仲間達が所属しており、裸体美術部を監視し、事件を未然に防ごうと活動している。

 何より自分達が同類扱いされない様に必死に活動している。主な活動内容はこちら。

 部員数は裸体美術部よりも多く、その監視網はそこらの世界の諜報機関が一丸となっても及ばない程。


 しかしそんな“裸体美術部から人類の品性を守る会”でも裸体美術部を止めるには至っていない。

 部活動であり世界を簡単に左右出来てしまう力を持つ。そしてその力をモテる為に費やす変人集団。もはや新たな世界勢力になるのではとの噂もある。


 尚、現在も部員一人一人が彼女居ない歴を伸ばし続けている。


 アークは既に気に入っており、是非とも良縁に恵まれて欲しいと思い、行動にも移している。機会がある度に次々と縁結びをする予定。

 しかしリア充を憎み邪魔をする行動を取る部活でもあるので、常に利害が一致している訳ではない。

 両者の行動方針と重なる事が多い為、アンミール学園においてアークと最も接触する可能性のある部活と言える。


 因みに出来たホヤホヤの部活で、現在進行形で部員は増殖中。

 現在登場している部員は以下の通り。





 ・イタル=ゴトウ

 後冬ごとういたる。異世界転生者。リア充を憎む童貞の中の童貞。裸体美術部部長。

 リア充を爆発させる固有スキル〈リア充爆発〉を持つ。尚、転生時に与えられた能力では無く、自力で獲得している超人。


 転生するに到った死因はクリスマスの夜にバカップルのオープンカーに轢かれた為、では無くそれに怒った憤死。地球に居た頃からとてつもない頑丈さを持つ。転生前から車で轢かれた程度では死なない。ミサイルを撃ち込まれても対物ライフルで狙い撃ちされても映画の撮影に巻き込まれたで済まし、アフロになる程度でピンピンしているリアルコメディ存在。

 アーク曰く、一つの宇宙の星々全てに生命が生まれ知的生命体に進化する確率よりも、彼のような存在の生まれる確率が低いと言う逸材。

 本人は認識していないが、地球でも数々の偉業を熟している既に大英雄と呼んでもそこまで間違いではない存在となっている。ただし全てはモテる為と言う動機で、その目論見は全て失敗している。


 英雄の素質を持つ者達が集まるアンミール学園でも屈指の頑丈さを有し、ステータスでも計り知れない力を発揮する。

 更に再生能力、果てには復活能力まで完備しており、死に難さはチート能力を与えられた訳でも無いのにチートを超える。

 尚、頑丈さのあまり、実は再生能力はそんなに使っていない。復活能力は使った事がない。


 リア充爆発能力と頑丈さ不死性を無視しても驚くべきハイスペック超人で、モテる為に限っては何でも天才的な力を発揮する。

 地球ではエロ動画を漁る為のハッキング技術やプログラミング技術から、女性を救う為の創薬技術、リア充を殲滅する為のウイルス開発まで歴史に残る偉人レベルで出来る。

 異世界転生してからは魔術の開発からダンジョン構築を熟し、そして魔術武術スキルの習得もモテる為なら即座に成す超人。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【クリスマス転生~俺のチートは〈リア充爆発〉でした〜】である。




 ・マサフミ=オオタ

 多田おおた倭文まさふみ。勇者召喚によって召喚された異世界転生者。ボッチの中のボッチ。

 ギフト〈空洞〉〈風景同化〉〈超演技〉を持つ。〈空洞〉はそのボッチ力、拒絶力を具現化させ絶対防御を誇る。戦闘スタイルはこの絶対防御を発動しながらの魔術の連発。


 絶対防御以前に、そのボッチ力は凄まじく、召喚時の術式をも捻じ曲げて、集団召喚の中、一人だけ誰も周囲に居ない世界に召喚され、何とか軌道修正した後も世界一の大秘境に召喚された。言い換えればボッチと非常に相性が良過ぎる。

 その強大とすら言えるボッチ力を具現化させる〈空洞〉〈風景同化〉は最大限以上に発揮可能で、これまた世界を捻じ曲げる程の力を発揮する。


 本人は友達を選んでいるだけだと主張し、ボッチである事を否定するが、ボッチと呼ばれるのが嫌なだけで、友達が欲しい訳では無いタイプ。人の名前もろくに覚えていない。が、人を避けている訳でもないボッチ。

 ボッチ故に比較対象が存在せず、何でもないようにとんでもない事をする変人。基本的に何があってもこんなものだろうで納得する。その結果超人にもなっている。割とがっつり勇者でもあるのだが、その自覚も薄い。


 裸体美術部のメンバーに関しては、同類と思われると友達作りどころじゃ無くなりそうなので少し距離を置いている。そして残念なメンバーと一緒にいる事で相対的にモテようと企んでいる。が、完全に外からは同類だと思われている同類。メンバーの事は友達では無く同志として認識している。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【孤高の世界最強~ボッチすぎて【世界最強】(称号だけ)を手に入れた俺は余計ボッチを極める~】である。




 ・エルバン・サマ・グラシェエール。

 金城きんじょう誇流ほこる。自称馬鹿貴族、自称貴公子。神のお詫びによる赤子からの異世界転生者。

 固有スキル〈ショップ〉を持つ。与えられた力は非戦闘系だが、ライトノベル流の魔法修行術が実際に有効だった為に、普通に強い。

 また、〈ショップ〉は魔術すらも購入可能な為、非常に高い変換効率で金属性魔法を扱える。


 自称馬鹿貴族で、楽で贅沢な怠けきった異世界ライフを標榜としているが、生を受けたのは辺境の貧乏貴族家。 

 が、本人はそれに気付かず好き勝手やっている内に前世の知識で領地を大改革し、本物の金満貴族に成り上がった。

 本人は好き勝手やっているだけだが、外から見れば全てを自分の力で手に入れた傑物。


 性格としては金と権力にものを言わす系だが、度胸が無い為に被害者はいない。モテようとそうしているのだが、完全に裏目に出て嫌な奴と思われている。

 中身は前世のままで細かい事を気にしないタイプなので礼儀作法を気にしない為、権力目当て財産目当てのハニトラ令嬢も近付いて来ない。そもそも辺境の低爵位で、魔物を狩って儲けても余計な事に使うので貯金も無い。


 稼ぐ事に関して才能を持つが、それ以上に無駄遣いの天才。問題は結局力で解決する系の脳筋。

 しかしその注ぎ込む先の殆どは領地であり、領地は人が近寄らない程の辺境なのだが、なんだかんだでかなり発展している。

 自分への還元率は最終的に低いが、周りへの恩恵は強い。

 領民からは変な次期領主だと思われつつも、慕われている。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【偽・馬鹿貴族転生〜金と権力を手に入れた俺の馬鹿貴族ライフ〜/真・賢帝奮闘記〜転生したら金も権力もなかったのでこの手で掴む〜】である。




 ・ヴァンリード=ヴォン=アインヘイム

 鈴木すずき太一たいち。厨二病。半吸血鬼ダンピールな異世界転生者。

 ゲームのような世界にキャラメーキングまでして転生した異世界転生者。

 銀髪の半吸血鬼、違う色の瞳はそれぞれ魔眼。顔自体は地球と同じ。


 大罪スキル〈暴食〉を持つ。魔眼とは関係ない。

 血を介して相手のスキルを奪える。生きてる相手からは血の量だけ、死んだ相手からは全てのスキルが奪える。血以外にも植物系の魔物の樹液やゴーレムの燃料でも対象に出来るが、スケルトンやゴースト系などの相手には使えない。


 自称『古の眠りから醒めた光と闇の裁定者、世界の節目に現れる存在』、加えて『俺が現れたから世界の節目となる』と言う設定が存在している。

 そして偶々これに似た伝説が世界に広まっており、予言も成し遂げてしまった事から、その伝説通り、名乗り通りの本物だと思われてしまっている。

 その所為で色々な厄介事に巻き込まれた嘘から出た真系厨ニ転生者。


 もはや厨二発言の大部分を真実としている。

 彼の真実を知っている者からは、言葉を現実にする言霊の力を持っているのかと疑われているが、そんなものは無い。

 尚、英雄街道を走り続けているが、伝説通りでもやはり言動がおかしいのは変わらないので、周りからはしっかり変人扱いされている。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【厨ニ転生〜設定を鵜呑みにされ、後に引けなくなりました〜】である。



 ・カナタ=キジョウ

 樹城きじょう奏太かなた。巻き込まれ召喚による異世界転移者。真面目なガリ勉。自称秀才。ダンジョンマスター。

 知識をひけらかすタイプ。暗記は得意だが柔軟では無く頭が固い。想定外の事が起きると取り敢えず魔法をぶっ放す。戦う系ダンジョンマスター。


 一人だけ座標の大きく異なる場所に巻き込まれ召喚され、ステータスの声から異世界に召喚されたと気が付き、無人の地で知識チートによるスロー革命農業生活を目指し活動を開始する。

 そして偶々召喚された場所に落ちていた水晶球ダンジョンコアを用いて広大な農場ダンジョンを生み出す。

 尚、巻き込まれ召喚ではあるが、異世界召喚術式とダンジョンコアの魔物生成機能のタイミングが偶然重なった結果。 


 広大な農場は大量の移民や農場を狙う勢力(肥料)が集まった結果、内部に入った存在からエネルギーを吸収するダンジョンは急成長し、ダンジョンマスターになっていた彼も大きな力を付けた。

 最も新しい“特級ダンジョン”の主。が、自分の開拓した農場がダンジョンで有ると言う認識はなく、ただの畑で自分もただの異世界人だと思い込んでいる。


 普通の異世界転移だと思っていたので冒険者になる事を視野に修行も当初からしており、ダンジョン無しでも強者となっている。

 本人は知識チート系異世界人だと自称しているが、単純出力系チート異世界人。巻き込まれ召喚ではあるがチートとして魔力チートを授けられている。ダンジョンマスターの力は後付で本来の力はこちら。

 知識チートで成功したと思い込んでいる開拓はほぼダンジョンの力で、知識はあまり役に立っていない。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【転生したら農家でした。いえ、ダンジョンマスターです。〜最強ダンジョンは無限農場〜】である。




 ・カリギュレオン・オスカー

 工道くどう創助そうすけ。オカルト科学オタクの異世界転生(てんしょう)者。バッタもん。錬金術発明家。

 固有スキル〈複製〉を持つ。両親が錬金術師であった事もあり、現代知識と固有スキルを存分に活かし、錬金術師として大成している。元々物作りが大好きで思い立ったらすぐ作る派。


 多くの画期的な魔道具を開発し世に出しているが、それは彼の開発した物の一部に過ぎない。

 数撃ちゃ当たる方式で画期的な発明を出したのであって、実用的な物は少ない。彼の作る物の大半が役に立たない変な魔道具である。錬金術師としての才能は有っても、生み出す物のセンスは無い。また作ればそこで満足してしまうので、開発した事を忘れていると言う事例も少なくない。


 使う事はあまり考えておらず、作る事に多くを置いている変人。魔道具の開発で収入は多いが、新たな開発の為に大半を注ぐ。

 それでも予算が足らずに自力で素材を集めていた結果、戦闘職としても強くなっている。

 が、その自覚は無い。素材を集める為だけに魔獣討伐に赴く事が多く、素材を売る必要がない為に冒険者ギルドにも寄らず、他者からも強者だとは知られていない。


 目立つ事を嫌っており、目立つ事を防ぐ為にバッタもんと言う夢の詰まった青いロボットとバイク乗りヒーローの中間のようなヒーロースーツを開発し、人前や目立つ場面では着ている。

 が、正体は知れ渡っている。また変な事をしているなと指摘されないだけである。

 そして目立つ事を嫌う癖にバッタもんスーツの性能を確かめ魔道具の実験をする為、高性能な素材を手に入れる為に強大な魔獣が現れたらすぐに向かう。その結果、子供達や実際に助けられた人々からは本物のヒーローとして扱われている。しかしその他大勢からは奇行が先行しただの変人としか思われていない。


 尚、実のところバッタもんスーツを着なくても強さはそんなに変わらず普通に強い。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【バッタもん〜素材集めの結果、世界を救っていた件について〜】である。




 ・トム・ウィルアース・ゴルドムンド・ベリウルス・ベルゼビュート・テテン

 夢道むどうはがね。ロボットオタクな異世界転生(てんしょう)者。途中で記憶を思い出した系。

 フィクションロボットが好きで、工学に詳しい訳ではないが強引に異世界技術でロボットを多数作成している。

 因みにエルフとドワーフのハーフと言うある種奇跡の存在。外見は完全に人族。前世と変わらない。


 ロボット製作の為、エルフの魔法技術とドワーフの鍛冶技術を学ぶ為、それを効率よく運用する為に仲の悪かったエルフとドワーフを一つにまとめ上げる等、ロボットの為ならどんな事でもする。

 結果、他種族の技術を取り入れる為にエルフとドワーフ以外にも接触し、成り行きで多種族が共存する大帝国を建国する。趣味の為に世界を巻き込むエンジニア。

 因みに名前の大部分が建国時に贈られた名で、生まれた時の名はテテンの森のトム。


 尚、ロボットを生み出し動かすのは好きだが、操縦技術そのものには然程興味が無く、飛び抜けて操縦が上手い訳でも無い。

 実はロボットに乗り込まない方が強い。乗り込むとしても、ロボットと言うよりも頑丈な鎧と言うような役割として機能する事が多い。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【異世界で巨大ロボを造り上げました。結果、何故か異種族をまとめ上げ戦乱の世界を統一した賢帝として崇められています。】である。




 ・ナルサス・フォン・フリエンテール

 美代みしろゆう。ナルシストな赤子からの異世界転生者。外見だけは良い。転生時に外見を望んだ。幻術など見せる技術が全般的に得意。フリエンテール伯爵家の嫡男。


 固有スキル〈美〉を持つ。願った力は微妙に思えるが実はかなり強大で、あらゆるものを美に校正出来る。

 例えば自分が傷付けば美しくないと傷は消え、失敗した技は美しく無いと整った大技に変える事が可能。

 裸体美術部の中でも屈指のチート持ち。


 外見だけで無く行動も美しい事を良しとしており、多くの人々を助けている。

 外見を鼻にかける事を気にしなければ見た目まで良い英雄。しかし実際は外見を鼻にかける変人。自分の美しさを強調しようとする奇行が多い。

 元々外見はモテたいが為に望んだものであったが、美しさに固執する変人ぶりと美術の結晶とすら言える過剰な美しさからモテる気配は無い。認識的には別の生き物だと思われている。


 醜さを嫌い、特に腐敗や汚職に対しては容赦がない。

 美しく清い世界を何よりとする。

 彼の転生した世界の最大の脅威はノーライフキングであり、それを美しくないからと言う理由でさり気なく倒していたりもする。

 行動は優雅では無く派手で苛烈なタイプ。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【転生特典に外見を望んだ結果】である。




 ・ノボル=クラシロ

 倉代昂。相対的に自分を良く見せようと企む自称策士。同類。異世界召喚者。曰く知識チート系召喚者。異世界好きのオタクで、万が一召喚された時に備えて知識を準備していた。


 最終的には成功せず強引に力で解決する事の多い脳筋。付与魔法や補助魔法など、火力よりも技に長ける。

 召喚時、与えられた力は数多の伝説に語られるギフト〈不屈〉。

 その力により、召喚術式に隷属効果を付与していた召喚国を呪い返しにより民も貴族も王族も、魔力供給の霊脈と共にある者、即ちその国の人々を一人残らず奴隷にした“不屈の勇者”。


 国中を奴隷化した事により、自分の命令を誰もが聞き、彼自身は奴隷化した自覚が無い為、自分の事をカリスマ性の溢れる天才皇帝、天才為政者だと思っている。

 また国家を本当の意味で総動員できる為、簡単な施策でも驚く程の成功を見せており、知識チート無双しているとも勘違いしている。実際は力技で解決系の豪快な異世界召喚者。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【不屈の勇者の奴隷帝国〜知らずの内に呪い返しで召喚国全体を奴隷化していた勇者は、自在に人を動かすカリスマであると自称する〜】である。




 ・アルデバラン

 伊達だて成哉せいや。異世界転移者。ゲーマー。

 やっていたゲームの世界にプレイキャラのステータスを引き継いで転移してきた異世界転移者。

 ダークエルフだが魔王の翼や魔王の角、魔王の魔眼と言ったオプションを付き。顔自体は地球と同じ。


 大罪スキル〈強欲〉を持つ。魔眼とは関係ない。倒した相手からスキルを奪える。倒した相手なら全て対象だが、戦闘中、生きている相手には使えない。

 デフォルトで魔王のオーラが出ていおり、何も言わなくとも周囲に魔王だと知らしめてしまう為、様々な騒動に絶えず巻き込まれ何時の間にか多くの種族をまとめ名実共の魔王になった。


 本人の気質もやり込む系、成り切る系だった為に演技は上手く誤解だと気付かれる様子は無い。加えて強大な配下達が良かれと思って色々事件を起こすので頭を抱え、偽物だとバレたらヤバいと必死に演技している。

 尚、本物の魔王も存在したが気付かない内に彼自身が倒している。実質的には勇者ななんちゃって魔王。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【転移しても魔王プレイ〜魔王オプションが外れない!〜】である。



 ・アアアア

 央方あらか陰牙いんが。やっていたゲーム世界に転生した異世界転生者。チートゲーマー。ゲームをチート改造していた代償として〈バグ〉を持つ。出力は理を超えたレベルだが、バグによって修正され殆どが確率攻撃になる。


 自身の範囲を越えて〈バグ〉は伝播し、あらゆる事を捻じ曲げる事が可能。しかし制御は出来ない。所持金が無限になっても、バグで買おうとした林檎がたわしに替わる、それを売り手は気付かない等の通常では有り得ない現象を現実に引き起こす、もはやチートなのかも定かでない存在になっている。


 美女を助け、イイ所まで行きそうになっても美女とおっさんが入れ替わり、記憶まで入れ替わっておっさんに好かれる等、バグの範囲はチート部分外まで及び、何をするにしてもバグが発生する可能性を秘めている。

 バグで不便な分、その強さは桁外れで、確率攻撃になる事が殆どだが、防御力も桁外れでこちらは確率では無いので負ける事は無いと言って良い程の力を持つ。


 彼が主人公の物語に題名をつけるならば、【バグ転生〜ゲームのチート改造は絶対に止めよう! ゲーム内に転生したら後悔する事になります〜】である。



最後までお読み頂き、ありがとうございます。

次話は新章になります。


尚、現在ある物語は以下の通りです。

お読み頂ければ幸いです。

最終的にはそれぞれが一先ず完結する事で本作の必要要素になります。ただし、まだ書いていない他の準レギュラーの物語も必要となるので、かなり長くかかりそうです。



【クリスマス転生~俺のチートは〈リア充爆発〉でした~】

略称:【クリスマス転生】 

備考:クリスマスイブ、クリスマス、バレンタイン、ホワイトデーのみ投稿します。

https://ncode.syosetu.com/n0116ff/


【孤高の世界最強~ボッチすぎて【世界最強】(称号だけ)を手に入れた俺は余計ボッチを極める~】

略称:【ボッチ転生】 

備考:基本的に人の動きが変わる祭日のみ投稿します。

https://ncode.syosetu.com/n9389fq/


【不屈の勇者の奴隷帝国〜知らずの内に呪い返しで召喚国全体を奴隷化していた勇者は、自在に人を動かすカリスマであると自称する〜】

略称:【不屈の勇者】

備考:基本的に人の動きが変わる祭日のみ投稿します。

https://ncode.syosetu.com/n8390hc/


ついでに設定集や準レギュラーでは無いモブを主人公とした物語がこちらにあります。


【〈モブ達の物語〉あるいは〈真性の英雄譚〉もしくは〈世界解説〉】

略称:【モブ紹介】

https://ncode.syosetu.com/n0973er/


基本的に全て、書いていない部分が重要な要素です。


それでは、次章からもどうぞよろしくお願いいたします。



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