表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
〈田舎者の嫁探し〉あるいは〈超越者の創世〉~種族的に嫁が見つからなかったので産んでもらいます~  作者: ナザイ
第1章 〈都会までの道程〉あるいは〈逆向きに最果て攻略〉

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/103

第1章 登場人物

早く投稿するつもりでしたが遅くなりました。

申し訳ありません。

 

 ・アーク・……・エルガイン・……・レイシャル・……・アンミール・……・ユートピア

 旅立ち二日目で世のラスボス的存在を倒し、覚醒とも言われる種族レベルのアップに成功したユートピア村の少年。

 アークにとって一体一体がダンジョンのように領域の力を持つ原獣は野生動物扱いで、フェンリルやドラゴンなどは動物に劣った何かである。


 やっていることに対しての自己評価が低く、自分がどれ程のことを成し遂げているのか理解していない。大抵の事を田舎だから大したことない、都会だったらもっと凄いで済ましてしまう。

 これは都会に対する憧れが強い為である。一般常識を英雄譚ライトサーガで学んだことによる影響も大きい。


 戦闘能力は天災的に強大だが、今回アークが戦闘と意識し行ったのは階段戦と最後の魔物戦だけである。

 アークからしたら、デーモン戦は武器の実験、原獣戦は道を塞ぐ害獣での肥料作り、最果ての龍戦は気分転換だ。

 原獣戦では雷や槍を駆使していたが、雷は豊穣を呼ぶための力で槍はそれを強化する為のものであり、アークにとって戦闘用のものではない。 

 最果ての龍戦はそれらしく戦闘しているように見えて、実は初めてのそれらしい障害に興奮して勢いでやっていただけだ。


 村から贈られた武器(?)によりその戦闘能力がさらに上昇した。

 因みに自作した椎の銃の事については口では武器と言っているが、本心では玩具だと思っている。バリスタの威力を見たことでその意識は完全なものとなった。都会に出てもハリセン感覚で使い続けるだろう。


 アークがこれから何を成すか、それはまだ誰にも解らない。

 しかし騒動が起きることだけは確かだ。



 名前:アーク以下略

 種族:過超人オーバー・ハイヒューマンLv2

 年齢:12

 能力値アビリティ

 生命力 2400/2400

 魔力 1660/1600

 体力 3000/3000

 力 2

 頑丈 2

 俊敏 2

 器用 2

 知力 2

 運 2400

 豊穣 100

 食事 36



 職業ジョブ:生命師Lv6、時空間魔法師Lv1、フィールドマスターLv50


 権威オーソリティ:農家、大農家、庭師、造園家、植物学者、生命学者、操植士、操植師、創植士、創植師、創植主、豊穣士、豊穣師、豊穣主、生命士、

 大食い家、美食家、料理人、貯蓄家、貯蓄主、食士、食師、食主、

 空間魔術師、時間魔術師、時空間魔術師、空間魔法使い、時間魔法使い、時空間魔法使い、空間魔法士、時間魔法士、時空間魔法士、空間魔法師、時間魔法師、

 ダンジョンマスター


 固有世界ダンジョン:無限収納Lv3、豊穣Lv10


 権能:→理想の豊穣(アーク・ユートピア)Lv1


 魔法:時空間Lv7


 加護:境界の超越者の愛、高原の守り人の加護、超越者の加護


 スキル:

 〈固有スキル〉

 世間知らずLv6

 豊穣Lv10

 創植Lv5

 食事Lv10

 千里眼Lv10

 世界創造クリエイト・ダンジョンLv5


 〈パッシブスキル〉

 貯蓄Lv7

 過食Lv5

 呼吸Lv3

 光合成Lv2


 〈アクティブスキル〉

 操植術Lv7

 生活魔法Lv3

 鑑定Lv10

 料理Lv3

 付与魔法Lv3

 魔法道具作成Lv3

 時空間魔法Lv4

 重力操作Lv3




 ・コセルシア

 アークや周りの人物の性で常識的に見える十分非常識な元ダンジョン《最果て》のダンジョンコア。

 アークの行動を止めたり考え直させたりしようとするが、本人がアークに近い存在の為、最終的にアークの行動に納得してしまう傾向がある。


 実は魔術と比べダンジョン等の領域の力の方が、遥かに強力で万能と言っていい程に使いこなせる。しかし無駄に魔術を乱発し眷属を大量に生み出してしまった。

 これはコセルシアもなんだかんだ自己評価が低くく、都会に合わせようとしている為である。自然崩壊する程人が来ないダンジョンのコアだった自分の力を信用していないのだ。


 武器は持っていないが相応しいものがあるとすると、攻城兵器等の巨大武装である。これは敵と成りうる存在が最低でも城以上の領域にしか存在しない筈だった為だ。

 あまりにも永い時間攻略されなかったことで攻略する側の存在は脅威になり得ないと、本能と呼べるような存在の根本に刻まれている。

 その影響でアークの固有武装(?)は現在、相当強く完成形のイメージがない限り攻城兵器となってしまう。


 ステータスは現在まで登場していないが、これは元ダンジョンコアの為少し仕様が違うからだ。

 アークの固有スキル〈世界創造クリエイト・ダンジョン〉の部分がコセルシアのステータスといえる。Lv10で完全に全盛期の力である。

 つまり滅びかけていたのがアークと出会い一日も経たない間に半分の力を取り戻している。


 基本的に人見知りだが、アークの親族達が現れた時は緊張していない。これは自身が現在アークの力の一部である事と、唯一ダンジョンを荒らして……利用していたのが彼等だからである。

 一方的かもしれないが、彼等はコセルシアの知っている存在なのだ。彼等ぐらいしか来ないのでダンジョン的に優遇までしていた。


 密かに念願だった都会でコセルシアは何を起こすのだろうか。




 ・サカキ

 優秀なのかそうでないのかよくわからない眷属一号。

 理知的な眼鏡に七三分けの真面目そうな男性の姿をしている。

 仕事服は巫女服で普段着はスーツ。アーク達の前では必ず巫女服だ。武器は御幣、神社にあるギザギザの紙が棒の先に付いたあれである。

 アークかコセルシアが喚べば一瞬とも言える時間で現れる。


 戦闘では一番力を引き出せるスーツ姿で、御幣を使って相手を殴る。

 これは彼の出せる最も高威力かつ効率的な戦闘スタイルであって、狂ってストレスの発散をしている訳ではない。

 魔術等の技術よりも、アークとコセルシアに創られた存在そのものの方が強力なのだ。


 アーク達に一から創られた為に、彼等の影響を非常に受けやすい。アークの豊穣の力等を浴びると、落ち着くまで止められない変態と化す。

 真面目そうな顔のまま腰のエクスカリバーを構えている事があるので注意が必要だ。


 アークとコセルシアの為ならば勝手に……自主的に何でもする所存である。




 ・ナギ

 優秀なのかそうでないのかよくわからない眷属二号。

 理知的な眼鏡に長めの髪を後でひと纏めにした真面目そうな女性の姿をしている。

 仕事服は巫女服で普段着はスーツ。アーク達の前では必ず巫女服だ。武器は鈴、神社にあるちゃんとしたあれである。

 アークかコセルシアが喚べば一瞬とも言える時間で現れる。


 戦闘では一番力を引き出せるスーツ姿で、鈴を使って相手を殴る。じゃらじゃら五月蠅い。

 これは彼女の出せる最も高威力かつ効率的な戦闘スタイルであって、狂ってストレスの発散をしている訳ではない。

 魔術等の技術よりも、アークとコセルシアに創られた存在そのものの方が強力なのだ。


 アーク達に一から創られた為に、彼等の影響を非常に受けやすい。アークの豊穣の力等を浴びると、落ち着くまで止められない変態と化す。

 普段隠された巨乳で真面目そうな姿をしているので、変態になった時の痴女感が凄い。


 アークとコセルシアの為ならば勝手に……自主的に何でもする所存である。




 ・ユジーラ

 温泉があれば主を差し置いて入浴し、常に服は身に付けない眷属。通称温泉ジジイ。

 元となった魔術は“浴場造営”と言う、浴場を造る為だけの魔術によって生まれた。同じ魔術で誕生した他の眷属達はバスタオルで作られたバスローブの亜種を着ているのに、彼は常に全裸である。

 本人曰く腰に布は邪道だそうだ。


 くすんだ金髪、青い瞳を持ち、鍛えられたと言うよりも健康的と評するに値する肉体を持つ、17~19程の青年の姿をしている。本人曰く鍛えぬかれた肉体だそうだがそんな事はないし、顔も整っているが特別美しい訳ではない。よくありそうな彫刻に似た姿を持つ。

 仕事(入浴)(?)の時の姿は髪の殆どないツルピカな老人である。少しある髪の色はさらにくすみ、瞳もくすんで原型を殆ど残さない別人と化す。言葉遣いも老人のものになる。


 名を与えられたことで種族レベルを上げることに成功した。

 アークとコセルシアはまだ気が付いていないが、初めて名を与えられた魔術の眷属である。

 その為魔術眷属の中では上位の地位に居る。


 能力もかなり高くダンジョン《最果て》:幻界の存在であれば一対一で勝てる。

 特に風呂関係の能力については凄まじく、風呂に特化した存在としては史上最強レベルである。

 温泉郷など一日で国中に知られる程のものを造れる。


 現在は変態達と共にアーク達の策略で隠密部隊に所属している。

 同僚の変態達とも打ち解け、彼等の事を変態だとは全く思っていない。勿論自分の事も、かなり気が合うようだ。


 アークとコセルシアの為ならば勝手に……自主的に何でもする所存である。

 アーク達は彼等が姿を見せなくなったことで、自分達が彼等の暴走を止めにくくなったことに気が付いていない。



 名前:ユジーラ

 称号:温泉ジジイ、アークの眷属、コセルシアの眷属

 種族:眷属魔術人Lv0→Lv1(人種)

 年齢:0歳

 能力値アビリティ:

 生命力 100000/100000→200000/200000

 魔力 100000/100000→200000/200000

 体力 100000/100000→200000/200000

 力 5000→10000

 頑丈 5000→10000

 俊敏 5000→10000

 器用 5000→10000

 知力 5000→10000

 精神力 10000→30000

 運 5000→10000


 職業ジョブ:無し


 権能:浴場造営Lv3→Lv5


 魔法:浴場魔法Lv3→Lv5


 加護:アークの加護、コセルシアの加護、大賢者の加護


 スキル:

 〈固有スキル〉

 浴場造営Lv3→Lv5

 植物身体Lv5→Lv6

 入浴Lv3→Lv4


 〈パッシブスキル〉

 忠誠Lv5→Lv7

 光合成Lv1→Lv2

 再生Lv1→Lv2

 環境適応Lv1→Lv2

 全裸強化Lv2→Lv5


 〈アクティブスキル〉

 密林収納Lv1→Lv2

 浴場魔法Lv1→Lv2

 温泉魔法Lv1→Lv2

 源泉魔法Lv1→Lv2

 土属性魔術Lv7→Lv8

 戦湯Lv1→Lv2

 湯治Lv1→Lv2

 神輿術Lv4→Lv6

 →隠密術Lv3



 ・アンミール

 アークを迎えに規格外の存在達を学生のような扱いで連れて来たアークの高祖母。

 アークと再会しかなり御機嫌で、どう見ても普通の幼女にしか見えない。

 他の家族達とも再会し、さらに久しぶりに撫でまくったことでさらに御機嫌になった。


 この撫で癖は彼女が元々孤児院だった時からの癖で、時折手がうずき学園の者を無差別に撫でる事がある。

 普段は姿を見せず殆どの者が彼女を知らない為、学生にとっては突然幼女に頭を撫でられる珍事であり、学園の七不思議の一つに選出されたことが何度もある。

 因みに彼女に撫でられた学生は色々なものに目覚めるらしい。


 基本的に学生だった者をいつまでも子供扱いするが、実年齢的にも実力的にも彼女にとっては誰でも子供であり生徒である。そんなに間違った事ではない。

 どうやっても彼女を変える事は出来ないので、諦めて受け入れるしかない。抵抗するだけ無駄である。


 アークの為ならば勝手に……自主的に何でもする。




 ・エルガイン

 王者、覇者、英雄。

 誰もがそう評し、それが決して間違いではない存在。王種人間であり根本からそうである圧倒的存在。世で最も力を持つ都市、【最高学都 エル・アンミール】を治めた王である。

 しかし彼が表の支配者でしかない事を知る者からはこう評される。苦労人と。


 知らぬ者がいないほどの知名度を誇る伝説に登場し、実在した事が確実とされている歴史上の英雄。

 伝説になるほど昔の人物だが、世界的危機に陥った時に何度か目撃されており、神となり降臨したのだと救世の英雄神として信仰されている。


 彼の逸話は龍退治や魔王討伐、未開のダンジョン攻略等の大冒険と、英雄譚として語り継がれる事は一通り達成している。

 これ等の殆どが頭部の問題を解決する為の、秘薬の材料採取だと言う事を知る者はほぼ居ない。

 普段は姿を見せないのに世界的危機に現れるのは、周囲に頭部の為に大冒険をしていると悟られない為だ。




 ・レイシャル

 露出卿。

 銀髪の美少年。ただし全裸。

 〈全裸強化〉スキルによって数々の逸話を遺した伝説の聖職者。性職者ではない。


 エルガインの治世よりも古の時代、ある国に封印されていた龍の遺骸がアンデッドとなり瘴気と破壊を振り撒いた。それを全裸になり強化した浄化の力でその厄災を祓ったのが彼である。

 その功績が讃えられ、さらに彼が美少年だった事もあり、国中に彼を描いた絵画や彫刻が溢れ、彼は泣いたと言う。


 彼が泣いた事からも判るように、彼は露出卿であっても露出狂ではない。聖職者である事からも判るようにどちらかと言うと真っ当な存在である。

 しかしアンデッド浄化後も起こった災厄により、彼は服を着る機会が減り、ついには服を着れないという制約と引き換えに強力な力まで得てしまった。


 それからは八つ当たり気味に誰かを自分の立場と同じにしてやろうと度々するようになった。

 彼は全裸の存在をかなり強力に強化する力を持っているので、被害者は増え続けている。

 現在では各地に彼を元とした芸術作品が溢れていて、この行為を止める気はないそうだ。





 《おまけ》

 ・ユートピア村の人々

 純粋な白髪に各々の色が混ざった髪を持ち、各々の色をした瞳を持つ。

 全員この世のものとは決して思えない整った顔立をしているが、そんなに似てはいない。これは各々の愛するもの、アークで言う豊穣によって姿が引っ張られるからである。

 アークの髪に新緑色が混ざったのは〈光合成〉の性ではなく、アークの豊穣の力が高まったからだ。


 服装は最果ての田舎に住んでいる性か特殊で、アークの着物の上にローブのように変な組合せをしている。

 全員に共通するのはネクタイのようなものを締めている事で、これさえあればどんな服装でも良いと言う認識だ。


 村人一人一人にアークの豊穣のような飛び抜けた得意分野があり、その分野に関しては天災的で脅威的な計り知れない力を持つ。

 これは村人全員が異なり、同じものを愛する者は居ない。よって村の生活では完全に分業している。


 そこまで違うと気が合わないと思うかもしれないが、村人同士の仲は非常に良好だ。

 喧嘩をする時の理由は全てどういう形であれ愛が原因である。

 村人一同、アークの為ならば何でもする。


お読み頂き、ありがとうございます。

次回は第2章に入ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ