表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
〈田舎者の嫁探し〉あるいは〈超越者の創世〉~種族的に嫁が見つからなかったので産んでもらいます~  作者: ナザイ
第1章 〈都会までの道程〉あるいは〈逆向きに最果て攻略〉

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/103

第十三話 レベルアップあるいはステータス説明その二

すいません。更新が遅そくりました。

今回は説明回です。

 

 変態眷属達を追い払って一刻と経たないうちに、山脈の終わりが見えてきた。

 はぁー、変態達にここまで来る時間を割かれたと思うと何とも言えない気持ちになってくる。まあ神輿が速いだけで実際にはそんなに時間は過ぎていないかもしれないが、それでもいい気だけはしない。

 景色でも見て気分を変えよう。


 僕は前方を眺めた。

 僕達の前方はこの領域に来てからずっと、極めて緩やかな下り坂だ。草原でもあり景色がよく見える。


 まず視線を奪うのは、山脈の途切れる場所に存在する巨大な鳥居だ。

 どんなに少なく見積もっても、縦横キロメートル単位の長さはあり、まだかなり離れている筈だがくっきりと見える。

 材質は落ち着いた美しさのある白い石材で、一枚の岩から造られているように視える。千里眼を凝らしても継ぎ目が見当たらないのだ。傷の一つすら無い。


 飾り気は殆ど無いが、此処の景色に飾られ人だけでは生み出せない美しさを放っていた。

 何故かこの鳥居が龍と戦っていたときに結界を張っていたと確信できる。

 恐らくあの鳥居がこの領域の出口、正確には入口なのだろう。


 鳥居を中心として様々な神殿のようなものが鎮座しているが、内側へ行く程人工物は減ってゆく。

 特に鳥居の真下から続く道上には何も無い。多分この道は僕が進もうとしていた道だ。あの森までまっすぐ続いているのだろう。

 実際に道を辿って視ると境界の森へ、そして僕が降りた湖の遺跡にまっすぐ続いていた。道を遮るものは木すら無い。……一体僕は何故迷ってしまったのだろう?


 鳥居の向うはまだはっきりとは視えないが、暗かった。

 景色の色合いが暗い、天気が悪くて暗い、そういう類いの暗さではなく、夜のような暗さだった。

 下に行く程、奥に行く程暗そうだ。

 今の時間帯は真夜中を過ぎているから、恐らく鳥居の外の明るさが正常なのだろう。


 おぞましき光景による爪痕は静かに消えてゆく。

 もうこの景色を引き立てる為の前座にしか思えない。


「いい眺めだね」

「そうですね。元々わたくしの一部だったのに、今初めて美しい光景が在ったと知りましたよ。立場が違うと視える光景は全く違うのですね」

「へ~、そうなんだ。僕達がここに戻って来る時には、この光景がどんなふうに映るんだろうね」

「きっと、素晴らしいものには変りありませんよ」

 コアさんは優しい笑顔で、確信しているように言った。



「そうだ。そろそろ時間も経ったし、サカキとナギを開放する?」

「一応確認して、大丈夫そうでしたら開放しましょう」

 気持ちの入替えに成功した僕達は、思い出したようにそんな話しをした。


 実は今までサカキとナギの二人を無限収納に閉じ込めていたのだ。温泉で一際酷い状態になって僕達の方に近づいて来たから、蔦でぐるぐる巻きにして放り込んで置ていた。

 二人が正常でいたら変態達の相手を任せられたのに、肝心な所で役に立たないどころか、変態そのものになっているいたって……本当に僕の周りにまともな人は居ないのだろうか?


「さて、どれどれ?」

 僕は無限収納の中を覗いた。因みに無限収納は千里眼を使わずに見える範囲内ならば、何処にでも入口を開くことができる。


 見るとサカキとナギの二人はぐるぐる巻きのまま直立し、魔術で道具の整備をしていた。色々な意味で恐ろしく真面目だ。

 正常……二人にとっては正常そうだ。これなら開放しても大丈夫だろう。


「大丈夫そうだね。開放してあげようか?」

「そうですね。変態状態とはまた違った恐ろしさを感じますが、開放しても問題無いでしょう」

 コアさんからも大丈夫だと判断がでたので、早速開放することにした。

 方法は簡単、二人に巻き付いている蔦に消えろと念じるだけだ。念じると蔦は仄かな光りの粒子を出しながら薄くなり、やがて完全に消えた。


「二人共~! 其処から出て来ていいよ~!」

 僕は無限収納の入口から二人に届くように、大きめの声を掛けた。

 無限収納内の何処にでも入口を開くことができるのだが、まだ変態かもしれなくて怖かったので二人から離れた所に入口を開けたのだ。


「「はい、只今!」」

 二人はすぐに僕達の前に現れた。

「「うわっ!」」

 それに対して僕達は驚きの声をあげる。無限収納の入口から出てくるのではなく、どうやってか僕達の前にいきなり現れたからだ。

 少し距離があるとはいえ、正面にあるのだからそこから出て来て欲しい。


「「大丈夫でしょうか? 何かに驚かれた御様子ですが?」」

「……君達に驚いたんだよ。遠くに居た顔が急に目の前に現れたら、誰でも驚くでしょ」

 二人をジト目で見ながらそう言う。

「「それは申し訳御座いません。以後注意致します」」

 二人は素直に謝罪し一礼した。一つ一つの挙動が完璧だ。まさしく出来る人である……また巫女装束だけど……。


「それで御命令の方は?」

「特に無いです。平常業務でもしていて下さい」

「畏まりました。それでは我等は主の御側に控えさせて頂きます」

 そう言うと二人は端に行きそこで直立した。僕達の側近感が溢れ出ている。服装は兎も角……ここ、普通は一番直しやすい欠点だよね。


「さて、二人のことはこれでいいとして、僕達は何をしていようか? 大きな事は鳥居辺りで休憩するなりしてやるのが丁度良いし、其処に着くまで微妙な時間だよね」

「神輿の速度を上げさせますか?」

 コアさんに聞いたつもりだったが、代わりにナギが応えた。


「移動時間を短くするのですか。鳥居での休憩時間も増やせますしいいのでは?」

 コアさんはナギの意見に賛成のようだ。

「そうだね。そうしてもらえる?」

 景色も十分楽しんだし、何も反対する理由はない。疲れた訳ではないが、早く鳥居まで行って休憩にしよう。


「畏まりました。皆さん! 主の御命令です! 神輿の速度を上げて下さい!」

 サカキが直立したまま命令する。

「「「「「はっ!!」」」」」

 それに対して眷属は応える。眷属の人数、生き物一匹居ないこの領域が合わさりその声はとてもよく響き渡った。よく視れば衝撃波が視えそうな程だ。これは期待できる。


「「「「「“わっしょい!! わっしょい!! わっしょい!!”」」」」」

 前言撤回、期待した僕に神撃をくらわせたい。


「「……」」

 僕達は選択を誤ったようだ。

 確かに速度は瞬く間に速くなったが、余計な掛声が追加された。そして何故か暑苦しくなった。すぐさま止めさせよう。


「「ゆっくりで!!」」

 僕達は同時にそう叫んだ。



「さて、気を取り直して何をしようか?」

 掛声も無くなり、再びゆったりとした時間に包まれた神輿で、僕はまた同じ質問をコアさんにした。


「ではマスターのステータス更新の報告でもしましょうか?」

「え、ステータスが更新されたの? 僕のが?」

 思いもよらぬ返答に、僕はコアさんの言うことがすぐには理解出来なかった。


「はい、もう少し時間のある時に報告したかったのですが、実はあの龍との闘いで色々と上がりました」

「やったー! 旅立ち初日でレベルアップだ! それで何が上がったの?」

 理解しきった僕は歓声をあげた。

 当然だ。ステータスの更新等滅多にあるものではない。そしてそれは、目に見える形で自分の成長を迎えられた証である。しかもそれが旅立ち初日の出来事だ。喜ばない訳が無い。


 とても嬉しい。表に自然とそれが溢れ出す。


「はい、おめでとうございます」

「「「「「おめでとうございます」」」」」

「皆、ありがとう」

 皆もお祝いしてくれた。ふふん、鳥居に着いたら僕の作物をご馳走してあげよう。


「では始めに、更新されたステータスを表示しますね」

「うん、お願い」

「“最後の歴史家(ココエラビ)”を使用しますね。まだ完全なステータスは表示出来ないと思いますが御容赦ください」


 そう言ってコアさんは凄まじい量の光の文字を出現させ、必要な情報だけに絞っていく。

 相変わらず名前のところの文字数が膨大だ。一度消滅しかけた宝物を使っているせいか読めないものも多い。僕の鑑定では視れない項目も多々ある。

 そして暫くして主要なステータス項目だけが残った。



 名前:アーク以下略

 種族:過超人オーバー・ハイヒューマンLv1→Lv2

 年齢:12

 能力値アビリティ

 生命力 1200/1200→2400/2400

 魔力 830/830→1660/1600

 体力 1500/1500→3000/3000

 力 1→2

 頑丈 1→2

 俊敏 1→2

 器用 1→2

 知力 1→2

 運 1200→2400

 豊穣 25→100

 食事 12→36


 職業ジョブ:生命士Lv4→Lv100→生命師Lv6、時空間魔法使いLv26→100Lv→ ……→時空間魔法師Lv1、ダンジョンマスターLv1→Lv100→フィールドマスターLv50


 権威オーソリティ:農家、大農家、庭師、造園家、植物学者、生命学者、操植士、操植師、創植士、創植師、創植主、豊穣士、豊穣師、豊穣主、→生命士

 大食い家、美食家、料理人、貯蓄家、貯蓄主、食士、食師、食主、

 空間魔術師、時間魔術師、時空間魔術師、空間魔法使い、時間魔法使い、→時空間魔法使い、→空間魔法士、→時間魔法士、→時空間魔法士、→空間魔法師、→時間魔法師

 →ダンジョンマスター


 固有世界ダンジョン:無限収納Lv1→Lv3、豊穣Lv1→Lv10


 魔法:時空間Lv5→Lv7


 加護:境界の超越者の愛、高原の守り人の加護、超越者の加護


 スキル:

 〈固有スキル〉

 世間知らずLv5→Lv6

 豊穣Lv10

 創植Lv2→Lv5

 食事Lv10

 千里眼Lv1→Lv4

 世界創造クリエイト・ダンジョンLv1→Lv5


 〈パッシブスキル〉

 貯蓄Lv6→Lv7

 過食Lv4→Lv5

 呼吸Lv1→Lv3

 光合成Lv1→Lv2


 〈アクティブスキル〉

 操植術Lv5→Lv7

 生活魔法Lv2→Lv3

 鑑定Lv9→Lv10

 料理Lv2→Lv3

 付与魔法Lv2→Lv3

 魔法道具作成Lv2→Lv3

 時空間魔法Lv3→Lv4

 重力操作Lv2→Lv3



「色々と上がっているね。と言うか上がっていないものの方が少ないね」

 ステータスが上がったのは嬉しいが、困惑せずにはいられない程、ステータスの変化が激しい。

「そうですね。ではステータスについての解説と共に、何故このような成長を遂げたか推測を交えた説明をしましょうか?」

「うん、よろしく」


「まずは職業ジョブとスキルがどうしたら成長するのかどうか御存知ですか?」

「えーと、確かその職業やスキルに関わること続けたり、魔物とかと戦って経験値を手に入れたりすればいいんだよね」

【剣士】だったら剣を扱っていればいいし、【農家】だったら農業に従事していれば良い、魔物との戦闘でも勝てば上がる筈だ。


「大方その通りです。今回は龍との戦闘で経験値を得たことが成長の原因の一つです。しかしそれだけでは今回のような成長はできません」

「そうだよね。龍を倒したぐらいじゃそんなに経験値を貰えそうにないし」

 経験値は別に魔物との戦闘でなくとも得られるらしいが、魔物から得られる経験値が高いらしい。たいして強くもない龍との戦闘ではそんなに貰えそうにない。


「…いえ、経験値量の問題ではありません。いくら莫大な経験値を獲得したところで今回のような成長は出来ません。経験値は殆どが職業ジョブの成長に使われ、経験値獲得時に使用していないスキル等の成長には関係が無いに等しいからです。使用したスキルも、通常に比べて少し早く成長する程度でしかありません」

「じゃあ、龍の経験値は職業ジョブの成長と、それで上がる能力値アビリティの成長にしか関わっていないの?」

 確か職業ジョブとはレベルアップによって能力値アビリティを上げたり、適性や才能を上げるような力であった筈だからそう言う事になる。


「確かにそれは経験値で上がりますが、今回は上げ幅からしてそこまで関係ありません。職業ジョブレベルが上がっても能力値アビリティが全て倍以上になることはないからです。あと……これは置いておきます」

 最後のが気になるが今は無視する。話しがずれては鳥居までに終わらない気がすからだ。


「よってこれらの事から推測すると、マスターのステータスは種族レベルの上昇により急激な成長を遂げたのだと思われます」

 得意気な様子でコアさんが結論を言う。

「種族レベル? えっ、あっ!」

 コアさんに指摘された通りステータスをもう一度見ると、種族レベルが上がっていた。

「あれ? その様子だと知っていましたか? 種族レベルが上がると急激な成長を遂げると」

 まだまだ説明しようとしていたのか、僕が知っている素振りを見せると、コアさんは少しシュンとなった。


「うん、知っているよ。英雄譚ライトサーガによく出てくるからね」

 コアさんには悪いがここは正直に答える。

 話によると種族レベルとは滅多に上がることの無いもので、レベルアップした場合ステータスが著しく成長するものだ。一般的にレベルアップしたことを覚醒又は昇華と呼ぶ程ステータスは大きく変わる。

 英雄と呼ばれる者は必ずこれを体験しており、まさか自分が、しかも旅立初日に至れるとは思いもしなかったので、見逃してしまった。


「ああ、そうでしたね。殆どの英雄譚ライトサーガの中に登場するのを忘れていましたよ。……うぅ、せっかく本来の存在意義を果たせると思ったのに……」

 本人は聞こえない程度の声で言ったのだろうが、最後の方にボソっと悲しい呟きが聞こえてしまった。

 知ってしまったからには放っておけない。少し相手をしてあげよう。その方が豊穣だしね。


「でも何で龍の経験値は関係無いの? 経験値が関係無いのなら、種族レベルはどうやったら上がるの?」

 実は答えを知っているが、それを表にせずに質問をする。

「え、はい! 御説明しますね」

 すると僕の作戦通り、コアさんに元気が戻った。

「ふふふ、よろしくね」


「種族レベルを上げるには偉業を成し遂げる必要があります。どんなに強くても、何事もなく順調に力を上げた者では種族レベルを上げることは出来ません。よっていくら経験値を得られる相手を倒したところで、その者にとって当然といえるものならば上げることは出来ないのです」

 コアさんは実に嬉しそうに語っていく。

 僕の知らないような情報も少し入っており、僕にとってもより有意義な結果となった。このまま話して貰おう。情けは人のためならずと言うやつだね。


「偉業ってどんなの?」

「良くあるのが命懸けで全てを出し切って勝つことですね。それも相手にもよりますが数回達成することが求められます。あとはスキルや職業ジョブレベルのカンスト。これでも可能性が多くあります。英雄譚ライトサーガでは後天的なもの、突如強大な力を手に入れたということ等でも可能性はありますね。結局のところまとめると、英雄譚ライトサーガで言う大きなイベントのようなものを乗り越えることが出来れば、レベルアップの可能性があります」

 なるほど、英雄譚ライトサーガで例えられると解りやすい。つまり物語の主人公のような活躍があればいいと言うことだろう。

 ん? スキルや職業ジョブのカンストでいいの? 僕、権威オーソリティとか沢山あるけど……深くは考えないようにしよう。


「……僕の偉業は何かな?」

「龍退治後に大きく成長したので、龍関係のことだと」

 残念、カンストは関係無かった。もしかして僕はカンストさせてもレベルアップ出来ない体質だったりしないよね?

「龍ってそんなに強かった?」

「いえ、わたくしの知っている存在よりもはるかに弱体化していましたし、強いということは無いと思います」


「じゃあ何が偉業だったのだろう?」

「恐らく史上初めてマスターがあの龍を倒したのではないですか? 偉業には史上初の試みを達成したというものもありますから」

「確かに田舎にしか居ない種だったらそうかもね」

 本当にこれでいいのならば都会に出るまでに何回も、種族レベルを上げられそうだ。

 正確な答えは出そうにないので、今はステータスが成長したことを素直に喜ぼう。





 《用語解説》

 ・職業ジョブ

 成長へと導く力。

 適性や才能をレベルに応じて上げることが出来、レベルによっては能力値アビリティも上げることができる。

 取得には特殊な儀式道具や力が必要である。


 一般的にスキルと比べて有効な範囲が広い。例えば〈剣術〉を【剣士】比較すると、前者は剣術にしかその効力が及ばないのに対して、後者は剣術は勿論のこと武術や身のこなし全般に対しても効力が及ぶ。


 しかしスキルと比べてその力は弱いと言える。

 良い職業ジョブに成れたからといって、これだけではあまり意味が無い。技術自体が強化される訳ではなく、技術の取得が簡単になる力であるからだ。技術やスキルがなければ殆ど意味を成さない。

 尤も大多数の者には正確な力等計り知れないので、職業ジョブは人の力を推し量る基準の一つである。結果的に強力な職の者程強者である確率が高いので、そこまで間違ってはいない。


 尚、レベルを最大の100にする者は殆どいない。途中で上級職へのジョブチェンジが可能となるからだ。そもそも一生懸けても辿り着くか怪しい。

 また、基本的に就ける職業ジョブは一つだけであり、それ以外は効果は残るがレベルが上がらなくなる。



 ・経験値

 自らのものにしやすい力。

 魔物が一番効率が良いが、基本的に何からでも得られる。場所によっては生活しているだけでも職業ジョブレベルを上げられる所もある。

 また若干ながら経験値を獲得しながら技能を高めると、スキルの取得等が早くなる。


 アークの場合は食事をすることの方が魔物の経験値効率よりも良い等、自分のものに出来る経験値量には個人差がある。

 この自分のものに出来る経験値を増やす働きは主に職業ジョブにあり、凄腕の料理人ならば魔物を倒すよりも料理をしていた方がいい等、進めば進む程その道は極まってゆく。



 ・種族レベル

 同じ種族を隔てる大きな壁。上げれば同じ種族とは思えない程の力が手に入る。

 レベルアップには偉業を成し遂げる必要があり、その難易度は計り知れない。レベルアップのことは覚醒や昇華とも呼ばれる。


 偉業に関しては戦闘系のことばかりでは無いので、職人等でも乗り越えることが可能である。

 尚、アークの偉業は初戦闘で最果ての龍を倒したことである。コセルシアの説明通りに格下を倒したところで本来何の意味もないのだが、全てにおいて規格外だった為にレベルアップした。よってアークの場合は何でレベルアップするか判らない。



 ・権威オーソリティ

 レベル100に至った職業ジョブ

 効果は名前の通り、その分野においては他者の干渉をほぼ受け付けない力を持つ。

 真なる強者に至るには必要であり、【剣士】の権威オーソリティを持つ者には【剣聖】の職業ジョブを持つ者でも敗れる可能がある。


 難易度は種族レベルを上げるのと同じ程ある為、良く種族レベルの上昇で権威オーソリティの獲得するのか、それとも逆なのか良く議論になる。その結果、種族が先か権威が先かと言う、卵が先か鶏が先かと同じ意味の言葉がある。

 どちらのことも知らない者が多いので、このことわざの由来で議論になることの方が多いが良く使われる言葉である。

 因みに答えはどちらもトントンくらいの確率で起こっているので出せない。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ