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【詩集】花の咲く庭

眠れぬ短夜に

作者: につき

月明るく星明かり

闇の天蓋の軽々と広がり

涼し夜の虫は静か

コンビニへ酒を買いゆく


若い男女の自転車二人乗り

笑い合い通り過ぎる

レジの老婦の生きにくさが見える

わたしもそうなんです おばさん

わたしも


チャイコフスキーを聞こう

軽やかな調べ 壮大な広がり

伝承は語り継がれる

きっと失われて欲しくない

繋がりを紡いできた人の歩み


暑すぎる初夏の白さ

なんだかみんな苛立っている

どうしてか乖離する 生活と芸術

昇華しきれぬままに日々は襲い掛かる

耐え続ける握り拳 目を閉じて

それでも諦めきれない夜明けの光


夢とか憧れとかそんなことではなくて

蟻の一匹に健やかであれと願う

小さな明るさ

そんなものも笑い晒される世に

抜きにくい釘の逞しさが欲しい

いびつでありかたくなであり動じないこと

そんなこと

お読み頂いてありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 互いの生きにくさをわかりながらもどうすることもできなくて、あきらめられない自分自身を持て余しつつも前を向こうともがきつづけるしかない。歪さと頑なさが逞しさにつながっていくことに救いを感じまし…
[一言] 今の季節にちょうどぴったりの詩ですね。 真夏のように暑い日中から一転、朝夕はひんやりとして落ち着くような落ち着かないような変な気分です。 なぜだか苛立っている、というところを読んで、まさに…
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