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末期6

さぞ痛いだろう辛いだろうと重い気持ちになりながら、

シーツ交換するついでに隔離室周辺の掃除をする。

すると。

2mほど歩かねば着けないバスルームの排水溝から、

うんちのかけらが見つかる。


物理的に、ありえない。


完全絶食が始まってから二十日程度目。

うんちは出ないだろう。

そもそも生きてないだろう。

私が見ているこの黒い猫は、幻覚か何かか?


ないだろうとは思いつつ。

もしかしたらすべては夢で、私の妄想で、

目が覚めたら腕の中に健康な椛がいたりは、

しないかな。


・・・。


しませんか。そうですか。

全部夢ならよかったのにな。

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