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末期2

ついに絶食開始から三週間目に突入した。

なんだか奇跡を見ている気がする。

動物たちは最後まで生きることを諦めない。

こんなに小さいのに儚いのに、

まっすぐで強くて美しい。


こんなに生命力が残っていたなら。

この二週間のあいだ、通院して点滴して対処療法していれば、

もっと延命できたかも、と。

自分の読みが間違ってたんじゃないかという迷いも生じる。

でも一方で、通院という負担をかけなかったからこそ、

二週以上も命が保てたのかもしれないとも思う。

どれが正解の道だったのかは、たぶん永遠にわからない。

死という最悪の着地点を避けられないのだから、

ベターはあってもベストはない世界かもしれない。

もし少しでも面白いと思っていただけたら、ブックマーク、評価をお願いします。

皆様からの反応が、明日の元気になってます。

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