君の瞳は一万ボルト
そんな表題の歌が大昔にあった。
歌手も出だしも全部忘れたが、
表題のサビだけは覚えている。
そして蓮の瞳を見て思い出す。
蓮の瞳は億万ボルト。
まさに彼だけがこの世で唯一のエンジェルである。
さて。
一万ボルトとはどのくらいの電力か。
電力とは以下の式で表される。
A✕V=W
A:アンペア。電流。一秒間に流れる電子量。
V:ボルト。電圧。電子の流れる勢い。
W:ワット。電力。皆様の毎月の電力会社からの請求書に乗る数値。
電力は、発電所で作られ、変電所を経て街へ送られ、各家庭へ届く。
発電所スタート時には二十~五十万ボルト。
段階を経て電圧を落とす。
おそらく山中のどこかの変電所で一万ボルトになる。
街中の電線では六~七千ボルト。
各家庭に到着する時には百~二百ボルトになる。
なお、かのピカチュウ氏は十万ボルト。
一万ボルトは意外とショボい。
とはいえ電気椅子に使用されているのは二千~五百ボルトなので、
素手で触っていい電圧ではない。
どうしても触らなければならない時には、
気に入らない上司を呼んでくることを、
蓮の瞳の電圧くらいの強さでオススメしておく。
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