表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/477

轟音

椛は体が大きいので。

いびきも歯ぎしりも喉ゴロゴロも、音が大きい。

噛み癖もある。

爪も牙も肉球も大きい。

私の膝で手もみしながら指を噛んでることもあり、

爪は腿に食い込むわ指は穴が開くわで、

マジで血が出る。


真夜中にふと目が覚めた。

私の手を枕にして寝ている椛の、

いびきがうるさくて、起きた。

耳元に響く、轟音。


真っ暗な天井を見ながら、

椛が愛しすぎて、泣けた。

狂暴なとこも含めて、この子が好きだ。


今日も世界が、血だらけの幸せに満ちている。

猫の神様、ありがとう。

もし少しでも面白いと思っていただけたら、ブックマーク、評価をお願いします。

読者様からの反応が、明日の糧になってます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ