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蓮
自分が気がふれてるだけだと、
自覚はしているのだが。
今日も、宇宙で一番、美しい。
朝。猫に殴られて目が覚める。
ご褒美としか言いようのない目覚めに感謝して。
猫と一緒にごはんを食べる。
そして猫にお見送りをされて家を出る。
夜。猫に出迎えられて帰宅する。
玄関あけるとそのむこうに、
リビングへのドアがある。
半分すりガラスになったドアに、猫型のシルエット。
共用廊下を歩いてくる足音で、
私の帰宅がわかるのか。
いつも玄関あけると、すでに待機している。
頭の良さも宇宙で一番らしい。
猫とイチャイチャしてると夜が更ける。
猫を抱っこして寝床へ行く。
猫の喉ゴロゴロを聴きながら眠りに落ちる。
人間は、ごはんがなくても空気がなくても生きていけるが、
猫がいないと生きていけない。
今日も一日幸せだったことを猫神様に感謝して、
思う。
猫の神様、大変恐縮なのですが、
収入があと月一万あったらもっと幸せなので、
そっちもヨロシクです。
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