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クリーニング2

正直、泣くほど怖かった。

窓をあけた状態でゲージから脱走されたら、

二度と生きては会えないかもしれない。

地球より宇宙より蓮のが大事である。

生き別れになるくらいならこの部屋でふたりでミイラになりたい。

真夜中にゲージ脱走されてベランダへの窓の半月錠をあけられた、

あの時の恐怖が忘れられない。

頼むから脱出しないでくれ。

気が狂うほど祈りながらで招いたクリーニング屋である。


蓮はゲージの中で、クッションかぶって凍っていた。

作業はプロ二人がかりで三時間。

その間ずっと蓮は氷像になっていた。

申し訳ない。

しかしエアコンはやはり奥までカビだらけだった。

ここからの風をゲージてっぺんで至近距離で浴びる蓮の、

体にいいわけがない。

鼻炎には効かなくても掃除して良かった。

『DIAMOND 3』

にゃんこレーシングチームが七時間耐久レースを大爆走!

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小説もヨロシクです。

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