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感謝

ありったけのものを猫に貢いでいる。

あなたんちの猫になりたい、とよく言われる。

お世辞だろうと笑って過ごすが、内心、私なら嫌だと思う。

貧乏でもいい。自由が欲しい。すべてのことを自分で選んで自分で責任とって歩いていきたい。

ほんとは猫たちだって、自由は欲しいだろう。

だけどお外は危険がいっぱい。車、感染症、変質者、飢え、寒さ、空気汚染。猫も歩けないほどこの国を汚したのは人間だ。刺身くらい貢いだっていいじゃないかと思う。


いつも、心のどこかに罪悪感がある。

誰かのためなら人はどこまでも強くなれるから、猫のおかげでここまで逞しく歩いてこれた。

猫は私にたくさんのものをくれたけど、私は猫に、何も返せていない。

ただただ感謝するだけで、今日も一日が終わった。

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